【探偵が早すぎる】5話「夏祭りの惨劇・刺客は子ども!?」

探偵が早すぎる 5話

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

【VS.子供】夏だ!祭りだ!ということで、今回舞台となるのが『夏祭り会場』になります。様々な出店や、不特定多数の客やひしめき合う夏の風物詩ともいえますね。さて、犯人はなんと『子供』になります。子供は無邪気ゆえにたちが悪いとは良く言ったものでございます

その無邪気さに加え、大人のずる賢さが添加されるとどうなるでしょうか?とても良くないことになってしまうんですね。子供にとって大人という存在は仰ぎ見る位置にいます。信じてしまうんですね、悪いことでも。それが無邪気というもので……。

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データ

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原作:井上真偽

脚本:藤平久子

監督:湯浅弘章

チーフプロデューサー :前西和成

制作:読売テレビ

音楽:イケガミキヨシ

本編時間:42分

初回放送日:2018年8月16日

あらすじ+人物相関図

探偵が早すぎる 5話 人物相関図児童養護施設で暮らしている透(とおる)と乃亜(のあ)は、規則が厳しい施設生活に嫌気がさし脱走をした。行く当てもなく途方に暮れていると、そこに大蛇羅壬流古が通りかかり、2人から話を聞いたのだった。

壬流古は、2人が養護施設から脱走したと話を聞くと、お金に困っているだろうと話す。そして、ゲームに参加しないかと持ち掛けた。それは、おもちゃのナイフで大お姉さんをビックリさせてほしいというものだ。ナイフは刃先が引っ込む仕掛けになっており、血のりもでる細工がされていた。

金銭に困っていた透はこれを承諾した。夏祭りの日、透と乃亜は浴衣姿に着替えさせられた。そして、壬流古からおもちゃのナイフを渡される。これで、お姉ちゃんを刺せばお金を貰える。しかし実は、おもちゃのナイフは本物とすり替えられており、刺せば致命傷は避けられない。卑劣にも壬流古は、子供たちを刺客として送り込んだのだった。

人物紹介

探偵が早すぎる 透 乃亜

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:(とおる)&乃亜(のあ)

役者:五十嵐陽向(いがらし ひなた)/竹野谷咲(たけのや さき)

職業:児童養護施設の子供

殺害計画:刺殺(ナイフ)

動機:金銭の獲得

概要:詳しく見る
概要:児童養護施設から脱走した兄弟、なお苗字は不明である。脱走理由は規則正しい施設生活に嫌気がさしたことが原因である。2人の会話を聞くに、乃愛がゲームを時間を超えてしてしまい怒られたようだ。妹が怒られたことに対し、兄は不満を感じて脱走に至ったようである。

脱走に成功したは良いものの、特に行く当てなどもなく途方に暮れてところ、大蛇羅壬流古から発見され一室に招かれる。そこで、バイキング料理を食べながら談笑をした。透も壬流古に対して、「朝礼嫌い」と話している。

今後の予定もお金もないことから、壬流古からゲームに参加しないかと誘われる。金額は10万円で、おもちゃのナイフで、十川一華を刺すというものであった。ナイフは刃先が引っ込む仕掛けになっており、引っ込むと血のりも噴き出す細工がされていた。妹にひもじい思いはさせたくないとのことから、透はこれを承諾した。しかし、このナイフは本物のナイフとすり替えられ渡されることになる

夏祭りの日には、壬流古が用意した浴衣に着替えをさせてもらっている。当初、透は真面目に一華を探していたものの、乃亜はさまざまな出店に目移りしていく。子供ゆえに、後半からは普通に夏祭りを楽しんでいた。

その後一華を見つけると、ナイフで彼女を突き刺すことに成功する。壬流古は成功を喜んだが、実は探偵により本物のナイフは、おもちゃにすり替えられており殺害計画は失敗に終わった。その後壬流古は、子供含めて一華をプラスチック爆弾で吹き飛ばそうと目論むのだがこちらも失敗に終わった。

事件解決後には、千曲川から軽く説教を受ける。「嫌なことから逃げていけば、時には道を見失う。子供を利用して、悪いことをさせようとする大人もいる。その若さで下手に道を踏み外してはろくなことがないぞ。まっ、心配しなくても君たちは大丈夫だろう。少なくとも孤独ではない」

First Touch4

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

そういって千曲川は、射的の景品で獲得した携帯ゲーム機『First Touch4』を乃亜に渡した。まもなく、児童養護施設の職員がやって来て、2人は施設に戻るのだった。


探偵が早すぎる 5話 十川一華

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の被害者:十川一華(そがわ いちか)

役者:広瀬アリス(ひろせ ありす)

職業:大学生

概要:詳しく見る
概要:4話において、恋心のある城之内翼と町内会の夏祭りに行くことを約束していた。この際は、友人2人も一緒に巡る予定だったのだが、友人は夏祭りの開催側(ボランティア)に参加することになり、城之内と2人っきりのデートをすることになる。なにを話せばいいのやら、緊張で夏祭り前日は家政婦の橋田に対して、「そだねー」としか適当に話を返せないでいた。

夏祭り当日になり、城之内と会話をしていくと徐々に緊張もほぐれて笑顔も多くなっていく。また、乃亜(犯人ではあるが顔写真を見たのは兄の透だけで乃亜は一華を知らない)が、草履のサイズが合わないで靴擦れをしているのを発見すると、鼻緒にテッシュを撒いてサイズ調整してあげた。

物語後半になると、子供(透、乃亜)が犯人であったことを千曲川から教えてもらった。殺害に失敗した2人が始末されると分かると、橋田にもお願いして2人を探し回ったりもしたのだった。

城之内から、射的の景品であるピンク色のウサギの人形を貰った。押すと音が鳴る仕組みである。ちなみに、浴衣は知り合いから借りたようだ。

犯行計画

【ゲームと称しておもちゃのナイフで刺すように指示。実は本物のナイフにすり替えられている】

①大蛇羅壬流古は、おもちゃのナイフで使用人を刺す。そうすることで、透と乃亜はおもちゃのナイフの存在を確認する。壬流古は、十川一華を驚かせる名目で、おもちゃのナイフで刺してくれないかと10万円の報酬金を提示して誘った。これを、透は承諾する。

②透と乃亜に浴衣姿に着替えさせる。おもちゃのナイフは、本物のナイフとすり替えてわたした。そして、夏祭りに参加させたのだった。後は、ナイフで心臓を刺してくれればお終いである。

【キャンディーBOXの中に爆弾を仕掛ける。これを運ばせ、子供もろとも吹き飛ばす】

①透と乃亜は、おもちゃのナイフで刺すことに成功して壬流古の所に向かう。そこで壬流古は、驚かせたお詫びにと、一華にキャンディーの入った箱を渡してほしいと頼んだ。箱の中身は『プラスチック爆弾』が入っており、透と乃亜、一華をまとめて吹き飛ばせる。

②爆発後は、海外の犯罪組織に犯行声明を出させことで捜査の目をくらませる。また、自分(壬流古)の存在を知っている子供も消せる。

推理と対決(※ネタバレ注意)

犯人のミスと推理
〇妹(乃亜)は、城之内から綿菓子を貰った。兄(透)に綿菓子を渡した際、彼は右手で左袖を抑えていた。食べる際にも抑えており、何かを隠しているようだ。千曲川はピエロに変装して、お菓子を渡した際に、袖口からナイフを取り出し、おもちゃとすり替えて置いた。

〇妹の草履は他人の自分が見ても大きすぎて危険であった。そこで疑問が生じる。幼い我が子が危険と承知で家から送り出した。さらに、2人は新品の浴衣と草履を身に着けているにも関わらず、綿菓子1つ買うことができない。つまり、子供に無関心な何者かが、夏祭りを楽しませる以外の目的で2人を送り込んだのではないか?

〇壬流古は夏祭りの会場から離れた小屋に隠れていた。なぜ、探偵が隠れた場所を知ることができたのか?乃亜に水ヨーヨーを渡した。そのヨーヨーには小さな穴を開けており、石灰を混ぜた水がこぼれて道しるべになった。

どのように決着をつけたのか
〇壬流古は探偵から自分の顔を見られ、子供を使っての殺害計画も見抜かれてしまった。しかし、彼の計画とは、ナイフを使っての殺人だけではなかった。ポケットからリモコンを取り出す。それは、探偵が来る前に子供たちに持っていかせたキャンディの箱に仕掛けていた、『プラスチック爆弾』を作動させるものであった。

壬流古は、子供たちもろとも、一華を爆死させるつもりだったのだ。「押しちゃおっかな?やーめよかな?押しちゃおっかな……」探偵の表情を楽しむかのように焦らす。おもむろに探偵もズボンに手を突っ込むと、何かを取り出した。

それは、『プラスチック爆弾』であった。探偵は建物の中に入る前に、子供たちと会っていたのだ。そして、キャンディの箱の中から爆弾を回収していた。驚いてリモコンから手を放す壬流古。探偵は、ナイフで彼の服と椅子を繋ぎとめた。

探偵がリモコンを手に取ると、「押しちゃおっかな?やーめよかな?押しちゃおっかな……」先程の壬流古のマネをし返すのであった。探偵が建物の外に出ると、一華や橋田。子供たちも到着する。

探偵がリモコンのボタンを押すと、建物が光に包まれ花火が炸裂した。探偵はリモコンのスイッチを、花火の起動ボタンにもすり替えていたのだった。夜空に上がる無数の花火を見て、子供たちはひと夏の思い出を楽しんだのであった。一方の壬流古は、全身やけどを負い入院中である……。

三幕構成

三幕構成 探偵が早すぎる 5話

 

まとめ

今回の主犯は『大蛇羅壬流古』であり、探偵の千曲川光はトリック返しで懲らしめました。これにより、千曲川光の存在が、ついに大蛇羅一族に知られることになります。

『今まで気づかなかったのかよ‼』と突っ込みたくなりますが、大蛇羅一族は殺害計画に失敗した犯人たちから情報を聞き出さずに契約を打ち切ったりするので、探偵の正体は知らなかったのでしょうね。『報・連・相』及び、『多職種連携』がなされていません。大蛇羅グループはワンマン経営なのだと勝手に思ってしまうエピソードでした。

以上、5話「探偵が早すぎる」でした。