男性犯人

古畑任三郎

古畑任三郎 第1シリーズ10話『矛盾だらけの死体』あらすじと感想

コメディアン・小堺 一機氏が慌てふためくエピソードです。小堺さんが役者として出演する作品を見るのは初めてでしたが、作品の傾向上、まるでコントを見ているかのような印象を受けました。疑心暗鬼に陥ってしまう犯人像が見事に描かれる面白さがあります。...
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古畑任三郎 第1シリーズ9話『殺人公開放送』生放送中に事件を解決

超能力者が犯人であり、生放送中に自身が殺害した遺体を行方不明者の探索隊に発見させます。結果的に古畑任三郎は犯行現場に立ち入ることなく、生放送があるテレビ局内だけで事件が完結してしまう流れは秀悦です。VTRの映像だけで事件を推理していく安楽椅...
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古畑任三郎 第1シリーズ8話『殺人特急』振り返れば奴がいる

新幹線の車両内だけで完結する事件です。列車という逃げ場のない密室であり、なんといっても、鹿賀丈史氏が演じるどこか憎めない犯人と古畑とのやりとりが魅力的なのです。 天真楼病院の外科部長・中川淳一が犯人であり三谷幸喜ファンならばご存知の『振り返...
古畑任三郎

古畑任三郎 第1シリーズ7話『殺人リハーサル』殺陣で殺人

時代劇撮影所での事件です。殺陣のリハーサル中に殺人事件を起こすという同音異義語が個人的には大好きなネーミング。さて、田村正和氏は時代劇俳優でもりました。本当は時代劇の撮影所のことを知り尽くしているのですが、素人を装って捜査しているという視点...
古畑任三郎

古畑任三郎 第1シリーズ5話『汚れた王将』ヘボ将棋 王より飛車を可愛がる

名探偵コナンでは巻末に『名探偵図鑑』と題して、古今東西の探偵や刑事を紹介するミニコーナーがあります。名探偵コナン23巻では『古畑任三郎』が取り上げられ、作者・青山剛昌氏が好きなエピソードとして、本作品『汚れた王将』を挙げられています。 デー...
古畑任三郎

古畑任三郎 第1シリーズ4話『殺しのファックス』狂言誘拐偽装殺人

狂言誘拐事件を主軸に置いたトリックであり、ノンストップで進行する物語のテンポの良さと緊迫感、ギャグ描写との塩梅も素晴らしい名作エピソードである。何といっても犯人を演じた笑福亭鶴瓶氏のラストの顔芸は後にも後にも先にもない見どころな演出だ。 デ...
古畑任三郎

古畑任三郎 第1シーズン2話『動く死体』よ、中村屋!

歌舞伎俳優が犯人であり、楽屋と劇場内が舞台となる事件であります。犯人役は堺正章さんであり、ミスター隠し芸の面目躍如の活躍で歌舞伎のシーンを見事に演じきっているのが素晴らしいです。古畑との丁々発止のやりとり、やや演技ががった台詞や動作などは思...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 68話『奪われた旋律』コンサート中に遠隔殺人

すでに音楽の才能が枯れ果てた作曲家が、ゴーストライターの弟子が書いた曲を自身の名前で公表する。このことを、弟子が暴露すると話したために起こる殺人事件である。音楽のゴーストライターで思い出すのは、2014年に起きた『佐村河内 守』氏の事件であ...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 67話『復讐を抱いて眠れ』究極の死体なき殺人

派手な演出、ドロドロとした人間関係。そんな展開が多い新刑事コロンボシリーズだが、ここにきて再び『パトリック・マクグーハン』が犯人として再登場する。さらに、彼は監督も務め、旧コロンボシリーズのような『刑事VS犯人』というスタンダードな倒叙形式...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 65話『奇妙な助っ人』あらすじと感想

【VS.牧場主】2重殺人でもう一方の被害者に罪を擦り付けるエピソードです。犯人グレアム・マクヴェイ氏は、刑事コロンボの犯人の中でもかなりの巨漢な男性です。話の中で、彼は2度変装をするのですが、その巨漢も相まってかなり印象に残ります。 データ...
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