計画殺人

古畑任三郎

古畑任三郎 第1シリーズ8話『殺人特急』振り返れば奴がいる

新幹線の車両内だけで完結する事件です。列車という逃げ場のない密室であり、なんといっても、鹿賀丈史氏が演じるどこか憎めない犯人と古畑とのやりとりが魅力的なのです。 天真楼病院の外科部長・中川淳一が犯人であり三谷幸喜ファンならばご存知の『振り返...
古畑任三郎

古畑任三郎 第1シリーズ7話『殺人リハーサル』殺陣で殺人

時代劇撮影所での事件です。殺陣のリハーサル中に殺人事件を起こすという同音異義語が個人的には大好きなネーミング。さて、田村正和氏は時代劇俳優でもりました。本当は時代劇の撮影所のことを知り尽くしているのですが、素人を装って捜査しているという視点...
古畑任三郎

古畑任三郎 第1シリーズ6話『ピアノ・レッスン』はるばる来たぜ殺人犯

音楽院が舞台の事件です。犯人を演じる木の実ナナ氏の犯人像が印象に残るエピソードでありますが、それ以上にどうして事件を引き起こしたのかという動機の面で感動する作品となっています。嫌われ者ではありますが、芯はしっかりとしている気高き女性なのです...
古畑任三郎

古畑任三郎 第1シリーズ4話『殺しのファックス』狂言誘拐偽装殺人

狂言誘拐事件を主軸に置いたトリックであり、ノンストップで進行する物語のテンポの良さと緊迫感、ギャグ描写との塩梅も素晴らしい名作エピソードである。何といっても犯人を演じた笑福亭鶴瓶氏のラストの顔芸は後にも後にも先にもない見どころな演出だ。 デ...
古畑任三郎

古畑任三郎 第1シーズン3話『笑える死体』正当防衛を主張します

精神科医が患者の性格を犯行計画に利用します。第1話「死者からの伝言」と同じく、女性犯人による復讐劇に分類されるのですが、古手川祐子が演じる強い女性というキャラクターが古畑との対決感を生んでいます。 また、後にも先にもないのが『古畑任三郎が喫...
古畑任三郎

古畑任三郎 第1シーズン1話『死者からの伝言』招かれざる客

記念すべき第1作目にあたる作品です。作中にBGMはほぼなく、ラストシーンに少し流れる程度になっています。音は「雨」と「雷」だけで、さらに洋館という舞台だけで繰り広げられる会話劇は、舞台劇作家・三谷幸喜氏の脚本が冴えるエピソードと言えるでしょ...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 68話『奪われた旋律』コンサート中に遠隔殺人

すでに音楽の才能が枯れ果てた作曲家が、ゴーストライターの弟子が書いた曲を自身の名前で公表する。このことを、弟子が暴露すると話したために起こる殺人事件である。音楽のゴーストライターで思い出すのは、2014年に起きた『佐村河内 守』氏の事件であ...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 66話『殺意の切れ味』リアルかみさんと対決

コロンボの身内に犯人がいるという『権力の墓穴』というエピソードを彷彿とさせる。鑑識員パトリック・キンズレーと愛人キャサリンの共犯である。キャサリンには、横暴な夫クリフォードがおり、邪魔な存在となっていた。そこで、夫と対立関係にある人物を殺害...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 65話『奇妙な助っ人』あらすじと感想

【VS.牧場主】2重殺人でもう一方の被害者に罪を擦り付けるエピソードです。犯人グレアム・マクヴェイ氏は、刑事コロンボの犯人の中でもかなりの巨漢な男性です。話の中で、彼は2度変装をするのですが、その巨漢も相まってかなり印象に残ります。 データ...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 63話『4時02分の銃声』可愛い子には旅をさせよ

【VS.ラジオパーソナリティー】38話「ルーサン警部の犯罪」の犯人を演じた、ウィリアム・シャトナー氏が再び登場です!前回のエピソードでは、芝居用の化粧品が現場に残っていたことでコロンボ警部に犯人だと疑われてしまいました。 しかし、今回のエピ...
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