ドラマ【探偵が早すぎる】7話「制御不能の暴君が狙う密室殺人」

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探偵が早すぎる 7話

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用OLYMPUS DIGITAL CAMERA

【VS.大蛇羅一族】今回の刺客は、大蛇羅一族の1人である『大蛇羅舞輝斗(だいだら まきと)』です。彼が狙うのは密室殺人だと銘打っていますが、どう見ても密室じゃありません!この点に関しては、探偵から突っ込みを入れられたりもしますが……。

さて、このエピソードの季節は8月という真夏であり、汗が気になる季節でもあります。探偵である千曲川光の衣装は相変わらずロングコートという井出立ちであり、やはり暑いのか?首元に汗が見えるのはストーリーにはまったく関係はありません。

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データ

データ:詳しく見る
原作:井上真偽

脚本:藤平久子

監督:本田隆一

チーフプロデューサー :前西和成

制作:読売テレビ

音楽:イケガミキヨシ

本編時間:42分

初回放送日:2018年8月30日

あらすじ+人物相関図

探偵が早すぎる 7話 人物相関図大蛇羅 舞輝斗(だいだら まきと)は、兄である大蛇羅 亜謄蛇(あとうだ)から十川一華の殺害を依頼される。舞輝斗にとって、この殺人を成功させることで、昔から自身を見下してきた大蛇羅朱鳥(あけどり)を見返すことができる。彼はこの依頼を承諾したのだった。

彼の考えた殺人計画とは、密室殺人である。まず、十川一華の自宅にある水道管に傷をつけて水漏れを起こす。そのうえで、水道局の人間に成り済まし、水道工事の名目で自宅を訪れる。そして、水道工事に使用する液体窒素を、密閉した容器に充満させていくのだ。

液体窒素が気体に変化するとき、体積は大幅に膨張する。密閉された容器はそのまま大爆発を起こすのだ。その破壊力は、家を吹き飛ばせるほどの火力である。これで十川一華たちは、自宅にいたままにして殺害することができる。完璧な密室殺人?である……。

人物紹介

探偵が早すぎる 大蛇羅舞輝斗

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:大蛇羅舞輝斗(だいだら まきと)

役者:駒木根隆介(こまきね りゅうすけ)

職業:不明

殺害方法:液体窒素による爆殺

動機:名誉向上のため

概要:詳しく見る
概要:大蛇羅一族の1人で大柄な男性。大蛇羅亜謄蛇の弟らしいが、歳はかなり離れているように見える。大蛇羅朱鳥には幼い頃から見下されており、その子供である壬流古と麻百合からも、「デブ」「ゴミ」「家畜」「バカで恥じ知らず」と散々に言われてきている。朱鳥側は、彼のことを一族と認めておらず、のけ者にしている様子。

そんな彼の元に、亜謄蛇から連絡が入る。十川一華の殺害に関して、自身を頼ってくれたのである。殺害計画が失敗続きの現状、これを成功させれば朱鳥一家より優位に立てる。また、亜謄蛇には幼い頃から味方になってくれたと語っており、その恩返しも兼ねていたのかも知れない。彼は十川一華の殺害を了承したのだった。

殺害計画とは、液体窒素を使用しての爆殺である。大量の液体窒素を密閉された容器に充満する。窒素が気体に変化する際、体積は約700倍にまで膨張。密閉された容器は許容範囲を超えて大爆発を起こす。その破壊力は家を吹き飛ばせる程の火力になる。

これを仕掛けるために、十川一華の自宅庭にある水道管をカッターで穴を開ける。後日、水道局員に成り済まし、水道管の工事を怪しまれることなく実施。工事中は在宅するように促しておき、後は庭で密閉された容器に、工事で使う液体窒素を流し込むだけである。

ちなみに、彼にとって液体窒素は幼少期から馴染み深いものだった様子。子供の頃には色んな物を凍らせて遊んだと語り、バラの花を粉々にしたり、バナナで殴り合いっこしたと振り返っている。よほど朱鳥が嫌いなのか?液体窒素で彼女の写真を凍らせ、粉々に砕いていた。

最期は探偵に計画の全てを見破れる。液体窒素を充満させた容器の鍵を死守するべく、探偵である千曲川光と対峙した。その際、放った拳法が『ムンポウ』である。千曲川もこの拳法の使い手であるとされるが、一切は不明である。おそらく、月(ムーン)のように円を描きながら相手に反撃する護身術の類であり、そこから名前が付いたのではないだろうか?

探偵をムンポウで凌ぎ、車へと戻る。液体窒素の爆発する瞬間を待ちわびていたが、一向に爆発がしない。ふと後方から異音が聞こえ振り返ると、後部座席に液体窒素が膨らんでいた。気づいた時にはすでに遅く、大爆発を起こした。その後の容態は不明である。

「人知れず他人を巻き込まない完璧な方法。一言でいうなら密室殺人ってやつ」と語っていたが、家ごと爆発するため近隣にも被害が被るのではないだろうか?また、色々と窓なども全開であったため、密室とは言い難い殺人計画であった。

非常に汗っかきであり、亜謄蛇と部屋で会話した際にはエアコンの温度を16℃まで下げた。また、探偵から全てを見破られた際には、尋常じゃない量の冷や汗を垂らしていた。

ちなみに探偵である千曲川光の情報は一切知らなかったようで、初めて対峙した際には「だ、誰⁉」と、大いに驚いていた。情報伝達がなっていない。また、水道局員に変装した時の名前は『関東水道局 給水部給水科 細井実』である。


探偵が早すぎる 十川一華

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の被害者:十川一華(そがわ いちか)

役者:広瀬アリス(ひろせ ありす)

職業:大学生

概要:詳しく見る
概要:6話において、恋心を抱いていた城之内翼が、自身を殺害する刺客であったこと。さらに彼が、目の前で駅ビルの屋上から落下する瞬間を目撃。探偵はなぜ自身に彼が犯人であったことを教えてくれなかったのか?そんな不信感が悶々と募っていた。千曲川光のやり方に対し不満がある彼女は、クビにしようとするが、依頼主である橋田政子から拒否されてしまう。

色々とやる気もなくなったのか?水質に問題(犯人の計画により)があるとして、銭湯に入りに行くと橋田に誘われる。「めんどくさー。じゃあいいよ1日ぐらい風呂に入んなくてもさ」と、21歳のうら若き女性にあるまじき発言をしている。まして季節は8月という暑い季節である。さすがにこれには同意できない橋田政子により、結局は銭湯に行くことになった。

城之内翼の見舞いに病院に行った際、彼の妹である城之内早苗と遭遇する。その後、食堂で探偵を交えて食事をした。彼女と別れた際、早苗は何者かにカッターで襲われたと話す。一華は探偵のやり方は嫌いではあるが、腕は確かだとして彼女を自身の家に招いた。もし彼女がまた襲われたとしても、探偵が守ってくれると考えたからである。一応信頼はしているようだ。

水道工事(犯人の計画)のため断水となる。その時、橋田の提案で作った夕食は『サンドウィッチ』である。料理の手際は良く、見た感じでは早苗より上手なようにも思える。しかし、ほうれん草を解凍する際、5分のところを15分に設定してしまい爆発させてしまうというミスをしている。

事件解決の夜。早苗と銭湯に向かう。自宅に戻ると、橋田政子がソファーで傾眠していた。ふと腕を見てみると、そこには引っ掻き傷があった。早苗の言葉を思い出す。カッターで襲われた時、反撃して腕を引っ掻いたと。もしや、彼女を襲った犯人とは橋田政子なのではないか?そう疑いはじめたのだった。

犯行計画

【液体窒素による爆殺】

①大蛇羅舞輝斗は、十川一華の自宅庭に侵入。地面にある水道管にカッターで切り込みを入れる。これにより、水質が落ちる。その後、水を飲んだ人物が味の異変に気が付くことで、水道工事を依頼することになる。

②舞輝斗は水道局員に変装し、十川一華の自宅に入る。そこで、水質チェックをして工事が必要になると説明する。また、工事中は在宅するようにも促す。

③庭に密閉容器を設置する。その中に、液体窒素を充満させる。後は時間がくれば大爆発を起こし、家ごと吹き飛ばせる。これで、彼女たちを殺害できる。

推理と対決(※ネタバレ注意)

推理と犯人のミス
〇十川一華の自宅で、水道水をコップに入れた。その際、『コポコポ』と音が聞こえ、水道水に空気が混じっていることに気が付いた。一般的には、水道工事で入ってしまった空気が集まり、蛇口から出たと考えるのが妥当。しかし、この数週間、近所で水道工事をした履歴はない。だが、明らかに水道水に濁りが生じている。

となると、屋外の水道管が破裂したと考えられる。そうなると、水道局の人間が修理に来る。予想通り家の前には水道局の車が駐車しており、水質チェックを行った。

〇探偵が舞輝斗に対し、「水道局の人間か?」と聞いた。彼はそうだと答えた。しかし、水道工事は、『地面から水道メーターまでが水道局』、『水道メーターから屋外にある蛇口は水道工事会社』の管轄である。水道局が水質チェックするために、住居の中に入り込むなどありえない。

〇工事を行う際、水を止める必要がある。液体窒素を用いて水道管を凍結させる方法は、主に集合住宅など一部の水道を止めるときだけ用いられる。一般家庭において、しかも近くにバルブもあるのに、なぜ液体窒素を用いる必要があるのか?

〇液体窒素は、-196℃で沸騰して気体になる。液体が気体になると、体積は700倍に膨張する。密閉された容器は大爆発を起こす。殺害方法とは、液体窒素を用いた爆殺である。

どのように決着をつけたのか
〇大蛇羅舞輝斗は水道工事に見せかけ、密閉された容器に液体窒素を充満させた。「準備完了」と笑みを浮かべ汗を拭っていると、「お疲れ様!」と突然背後から声がする。振り返ると、水分補給は大事だとペットボトルを渡される。「だ、誰?」と驚く舞輝斗。

探偵は、殺害計画の疑問点とミスを指摘し始める。そして、自身の殺害方法までも見抜いてしまったのだった。言い逃れできない証拠を提示され、唖然とする舞輝斗は冷や汗が止まらない。だが、密閉された容器の鍵は自分が所有している。

舞輝斗は探偵から逃れて車に乗り込む。液体窒素の爆発時間になったのを確認し勝利を確信したのだった。しかし、一向に液体窒素が爆発する様子がない。ふと車の後部座席を確認すると、ペットボトルが膨らんでいるのを発見する。もしや液体窒素……。そう思いをよぎらせると、車内は爆発に包まれたのだった。

三幕構成

探偵が早すぎる 三幕構成 7話

まとめ

液体窒素を使用した殺人ということで、このドラマは気体を使うのが好きですね。3話で『ヘリウムガス』6話で『一酸化炭素』……。と、明確な殺人という方法ではなく、あくまで自殺や事故として事件にするという計画が多いです。

また、今回はメインとなる舞輝斗の殺害計画の他に、3つの謎がありました

①城之内早苗を襲った人物は誰か?
②死亡したと思われた十川一華の母親がいた。
③城之内翼の容態が戻ったが本人が病院から失踪した。

このエピソードの最後では、城之内早苗は襲った犯人に対して、引っ掻き傷をつけたと話しました。なんと、その傷は家政婦である橋田政子の腕に跡がついていたのです。果たして彼女が襲ったのか?どうしていったい……。

という感じで、次回は①早苗を襲ったのは橋田?②十川一華の母親が生きている?といった、2つの謎に迫るストーリーになっております。

以上、第7話「探偵が早すぎるー制御不能の暴君が狙う密室殺人ー」でした。