ドラマ【探偵が早すぎる】8話「予期せぬ再会と裏切りの結末」

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探偵が早すぎる 8話

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

【VS.????】今回のエピソードは、犯人が分かった状態で進む倒叙形式ではなく、ミステリー形式になっています。最後あたりまで犯人や殺害計画が提示されていません。さらに、今回は死亡したと思われる十川一華の母親が登場します!果たして本当に母親なのか?

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データ

データ:詳しく見る
原作:井上真偽

脚本:学田学

監督:瑠東東一郎

チーフプロデューサー :前西和成

制作:読売テレビ

音楽:イケガミキヨシ

本編時間:42分

初回放送日:2019年9月6日

あらすじ+人物相関図

十川一華は、家政婦である橋田政子の腕に引っ掻き傷があるのを発見した。これは、城之内早苗が襲われた時、反撃のために腕を引っ掻いたと証言した傷跡と酷似していた。また、一華は母親の死の真相を探るべく、病院関係者に話を聞いていくと意外な事実を掴んでいくのであった。

母親である純華は、何者かに命を狙われていたようだ。そして、その犯人から逃げるべく、病院では死亡したように見せかけて今も生きているのではないかという。さらに、母を狙う犯人とは、橋田政子だと言うのだ。

十川一華は、次第に橋田政子に対しての不信感が募り、彼女から離れようとする。そんな時に女児から、電話番号が書かれた紙を渡される。その宛名とは、亡くなったと思われた母の純華であった。一華はすぐにその番号に電話を掛け、声に従い振り返る。そこには、母が立っていたのだった。

人物紹介

探偵が早すぎる 十川純華

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:????

役者:新山千春(にいやま ちはる)

職業:????

殺害方法:毒殺(植物)

動機:報酬の為

概要:詳しく見る
概要:十川一華の母である純華に成り済ましていた女性。夫からDVを受けており、逃げるために美容整形に行く。その際、十川一華殺害の話を持ちかけられ承諾したようだ。顔は美容整形により純華になっている。大がかりな整形のようで、顎はかなり削ったようだ。

彼女の考えた殺害計画とは、『キョウチクトウ』を用いての毒殺である。オレアンドリンという毒を体内に入れることで、心臓麻痺や下痢、痙攣などを引き起こす、死亡例もある毒性の高い植物である。熱により分解しにくい性質があるため、焚火による煙にも毒が混じる。これを、相手に吸い込ませることでの毒殺を狙った。

探偵に全てを見破られており、逆トリックとして煙を吸わされる。しかし、十川一華によって途中で中止させられる。アレルギー症状に対して、解毒剤の注射を橋田から打ってもらい助かっている。母親に成り済ますということで、昔のアルバムを見るなどして過去の記憶を覚え込んでいた。左利きである様子。


探偵が早すぎる 十川一華 8話

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の被害者:十川一華(そがわ いちか)

役者:広瀬アリス(ひろせ ありす)

職業:大学生

概要:詳しく見る
概要:7話で城之内早苗をカッターで襲撃した犯人は橋田政子と疑っている。その証拠として、早苗が引っ掻いたという傷が、彼女の腕に見られたからだ。一方で、自身の母親の死についても独自に調べていった。

まず、最初に話を聞いたのが母の担当看護師であった池内由美である。死亡原因は心筋梗塞とされるが、死亡直前までの検査では何も異常は見つからなかったという。そして、橋田政子の写真を見せると、よく病院に来ていたと話した。

次に話を聞いたのが、担当医の同期で、心臓外科医の尾崎悟である。当時の担当医は、飲み会の席でこう話したと証言する。「何者かに狙われていたため、救命機器に異常が起きたように見せかけて自分が逃した」と…。そして、よく病院に来ていたという女性に狙われていたという。

病院関係者の話から、もしかしたら母が生きているかも知れない。橋田政子が母を殺したのかも知れないと不信感が募る。そんな時に現れたのが、母親である純華であった。母親との再会に涙し、何とか探偵の監視から逃れる方法を考える。

そこで、探偵の馴染みのバーで、7万7000円分の高級酒をたらふく飲ませて泥酔させる。その後、母との再会を果たしたのだった。しかし、母親との会話の中で違和感を覚える。確かに過去の思い出は一致しているのだが……。

そんな時に、橋田政子が来る。母親は一緒に逃げようと話すが、「あなたはお母さんじゃない」そう言い放ったのである。彼女は僅かな違和感を感じながらも、本当の母親ではないかと思っていたのである。だが、それは違った。自らの言葉で拒絶し、偽の母親であることを見抜いたのだった。

ちなみに、探偵の千曲川光は監視だけではなく、ネット回線や盗聴もしているようである。京都に城之内翼と行くときに、デートに最適な京都のファンタジーに包まれた町やレストランを検索し、そこから徒歩5分圏内のエレガントなバーまで検索。そしてラグジュアリーな高級ホテルをセミダブルで予約していたことを話して聞かせた。また、携帯の位置情報で所在の確認も行える。

犯行計画

ネタバレ注意!
【毒をもった植物を燃焼させ煙を吸わせることでの毒殺】

①夫のDVから逃れるために美容整形外科に行く。その際、大蛇羅麻百合から十川一華の殺害を持ちかけられて承諾する。一華の母親である純華の顔に整形し、アルバムを見るなどして過去の思い出を語れるようにする。

②十川一華は、母親の死に関して独自に調査をしている。また、橋田政子に対しての不信感がある。大蛇羅朱鳥はこれを利用して、病院関係者に嘘の情報を流すように指示する。一華は、母親は何者かに命を狙われており、死亡したように見せかけていた。犯人は写真の女性(橋田政子)であると、証言させた。

③大学で十川一華に、女児を通して電話番号が書かれたメモ紙を渡してもらう。一華が電話を掛けると姿を現し、母親が生きているように見せる。探偵に見つからないように、23時にフィルム工場跡に来るように促した。また、橋田政子に対しても、23時過ぎにフィルム工場跡に来るように促した。

④フィルム工場跡で十川一華と会話。過去の思い出話を聞かせ、本物の母親のように思わせる。その際、橋田政子がフィルム工場跡に到着する。一華と偽母は逃走する。河川では、あらかじめ用意していたキョウチクトウを燃やして焚き木した。この煙を吸わせて毒殺をする。

推理と対決(※ネタバレ注意)

犯人のミスと推理
〇フィルム工場跡から逃げ出す際、偽母は左手で自分の手を握って走った。手をとった時に違和感を感じ、左利きなのではないかと思った。母親は右利きなので怪しい。また、生きていたのに、どうして迎えに来なかったのかを聞いた時、彼女は答えをはぐらかした。(十川一華の疑問点)

〇偽母の首と手が荒れており、何かに触れたときの炎症だと考えられる。香水、化粧品、金属製のネックレス、腕時計は身に着けており、これらのアレルギー症状ではない。洗剤や衣類、家庭用化学薬品も、アレルギーが出る物は以前から分かっているはずだから避けるはず。つまり、普段は接触するはずのない物に触れてしまったと考えられる。

〇毒をもった植物に触った可能性がある。河原のキョウチクトウの枝が不自然に折られており、この植物は熱によって分解しにくい性質がある。この河原に誘導し、焚火をしたのは偽母である。

〇偽母には顎の腫れがあった。整形して顎を削ったことにより、知覚神経が麻痺する症状がある。彼女は痛くも痒くもなかった。

どのように決着をつけたのか
〇犯人は一華の母親に成り済まし、彼女に近づいた。いよいよキョウチクトウを使用しての毒殺を実行する時、橋田政子が現れる。橋田は自分の元へ来るように促す。偽母は、自分のところに来るように促した。一華の出した答えとは、「あなたはお母さんじゃない」。自身の成り済ましを気づかれたのである。

その場を離れようとする一華を取り押さえようとする。しかし、橋田政子により制止された。すると、煙が顔を覆いキョウチクトウの毒が回る。顔を上げると、そこには探偵である千曲川光が団扇で仰いでいたのだった。

探偵と橋田は、自身のミスについてを指摘する。そして、トリック返しをしようとした時、「もうやめて」と一華は焚き火をペットボトルの水で消化したのだった。探偵は言う「彼女は君を殺そうとしたんだぞ」。一華は探偵に解毒剤を要求し、それを橋田政子は偽母に注射して一命を取り留めた。

偽母は、自身のいきさつについてを語る。裏には大蛇羅一族が絡んでいたのだ。そして、一冊のアルバムを手渡した。「そこにあなたのことがたくさん書いてあって…」、一華はこう返す「すべて忘れます。このまま去ってください。早く行って!」。「ごめんなさい…」偽母はか細い声で、その場を後にしたのだった。

三幕構成

まとめ

3幕構成でいう第1幕の演出が1番好きなエピソードでした。役者のオーバーな演技に加え、画面演出と音楽が見事にマッチしています。前半部分にある、長渕剛に扮する探偵とのやり取りは笑ってしまいましたwww

推理パートが面白いだけではなく、逆パートが面白いミステリーは良いですよね。十川一華と千曲川光とのやり取り、顔芸は非常に大胆でした。また終盤にかけては、橋田政子さんが屈指に可愛らしい回であります。

次回は、いよいよ大蛇羅一族との直接対決です。虎穴に入らずんば虎子を得ず。相手のテリトリー内で、いかにして事件を未然に防ぐのか?

以上、第8話「探偵が早すぎるー予期せぬ再会と裏切りの結末ー」でした。