ドラマ【探偵が早すぎる】9話「最終決戦」

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探偵が早すぎる 9話

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

【VS.大蛇羅一族】いよいよ物語も大詰めになります。主人公である『十川一華』は、今まで受身で大蛇羅一族から刺客を送り込まれていました。しかし、自身が殺害される状況になったのは、元はと言えば大蛇羅のせいです。

その悪の根源をぶっ潰すべく、探偵・千曲川光、家政婦・橋田政子とともに、相手が優位となるテリトリー内での、遺産を巡る最終決戦に臨みます!!

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データ

データ:詳しく見る
原作:井上真偽

脚本:学田学

監督:湯浅弘章

チーフプロデューサー :前西和成

制作:読売テレビ

音楽:イケガミキヨシ

本編時間:42分

初回放送日:2018年9月13日

あらすじ+人物相関図

探偵が早すぎる 9話 人物相関図大蛇羅グループの業績は低下していた。この負債の穴埋めをするには、十川一華の亡き父である大蛇羅瑛(あきら)が残した、莫大な遺産を手に入れる必要があった。残り期間は10日。期日になれば、十川一華が遺産を正式に受け取ってしまうのだ。大蛇羅一族にとって、何とかして彼女を亡き者にする必要があった。

そんな時、会議室に乗り込んできたのは、渦中の人物である十川一華と橋田政子であった。そして一華は、大蛇羅一族に向かってこう言い放った。「父である瑛の百か日にあたる9日後に法要を行いたい」と。さらに、場所と費用は全てそちらが指定するように促した。

大蛇羅一族にとっても、これは彼女との最終決戦であることを理解する。一族も条件の1つとして、法要は大々的に2日間かけて執り行うようにすると言い、一華からの了承を得た。彼女を殺害するチャンスはこの2日だけである。

そして一族が選んだ場所とは、代々受け継がれてきたという古い別荘であった。完全にアウェイな状況で、探偵・千曲川光は十川一華を守りきることができるのか?莫大な遺産を巡る最後の戦いが、今まさに始まろうとしているのだった。

人物紹介

探偵が早すぎる 9話 大蛇羅壬流古

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:大蛇羅壬流古(だいだら みるこ)

役者:桐山漣(きりやま れん)

職業:大蛇羅一族

殺害方法:圧殺(シャンデリア)

動機:遺産相続阻止

概要:詳しく見る
概要:5話において、探偵・千曲川光のトリック返し受ける。花火で全身火傷を負った彼は、顔の傷を隠すために仮面を着用して復活を遂げたのだった。大蛇羅瑛の法要を、一族の所有する別荘で執り行うことになり、シャンデリアを用いた殺人計画を画策した。

会場となる大広間の中央には、大きなシャンデリアが吊り下がっている。これを、焼香台の真上になるように移動した。シャンデリアは電磁石によって吊り下がるように細工しており、十川一華が焼香台の前に立った時、くしゃみを出して廊下にいる部下に合図を送る。

部下が電磁石のスイッチをOFFにすれば、シャンデリアは落下して、事故死に偽装できる寸法である。シャンデリアを移動するにあたり、配線を修復するなど、だいぶ大がかりな工事だったのではないだろうか?

しかし、探偵はこのトリックを見破っており、廊下にあるスイッチは瞬間接着剤により固められていた。そのため、部下はスイッチをOFFにできず失敗に終わる。この際、彼の耳元では探偵の声が聞こえた。幻聴か……、それとも。過去にトリック返しを受けたトラウマが蘇り、法要会場から逃走したのであった。

逃げ込んだ先は、廊下伝いの小部屋である。しかし、そこには既に探偵が先回りしていた。彼は置物でやっつけようとしたが、探偵の『ムンポウ』で返り討ちにあい気絶する。目が覚めたのは30分後であり、それまで、鷹のはく製の羽で鼻を擦り続けられていた。さらに、椅子に縛り付けられているではないか。

探偵は、彼が犯したミスについての説明を受ける。ふと上を見上げると、シャンデリアが設置されていた。探偵はトリック返しを行うつもりらしい……。「やめてくれ!もうこれ以上痛い思いをしたくないんだぁぁぁ‼」と懇願するも、探偵は痛い思いをさせたいのだ。

シャンデリアが落下して、頭から血を流したのだった。しかし、彼は気絶はしなかった。痛みよりも、怒りの感情が勝ったのだ。縛り付けられたロープが解け、彼は復讐を誓う。その晩、十川一華が別邸に現れるのをまった。「もう遺産とかどうでもいいよ。俺のプライドめちゃくちゃにしやがって」。

そういうと、バタフライナイフを取り出した。もはや、事故死に偽装するなどどうでもいい。捕まろうがなりふり構わず殺しにかかったのだ。助けに入った橋田政子と応戦の上、彼女の腹部にナイフを突き刺し敗北をしたのだった。


探偵が早すぎる 9話 大蛇羅麻百合

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:大蛇羅麻百合(だいだら まゆり)

役者:結城モエ(ゆうき もえ)

職業:大蛇羅一族

殺害方法:斬殺(ソムリエナイフ)

動機:遺産相続阻止

概要:詳しく見る
概要:母である大蛇羅朱鳥の指示で殺害計画を実行した。計画とは、別邸に十川一華を招き、女性たちとワインを飲みながら会話をする。その中で、「死にたい」という言葉を引き出すことが目的であった。これは、殺人を自殺に偽装するために必要な言葉である。

朱鳥の言葉通りにセリフを発するため、耳にはイヤホンを装着していた。「あなたは私が、どんな思いで生きてきたか知ってる。親の決めたレールに乗せられて、自分の意思では何もできない」というセリフがあるのだが、朱鳥によるあてつけのようにも感じる。実際、5話においても麻百合は、壬流古の指示に従いイヤホンで行動をしていた。

作戦が失敗に終わると、誰もいないであろうダイニングへ逃走を図る。しかし、探偵が放置した(故意に置いた?)ファラオのオブジェに足がひっかかり、鼻と頭部から出血してしまう。探偵はそれを見て大いに驚いていたため、まさか出血するとは思っていなかったのだろう。ハンカチを太渡されて、鼻血を拭き取っている。

その後、トリックの全てを見破られると、トリック返しを恐れて再び逃走を図る。しかし、探偵にソムリエナイフで動きを静止される。首元をナイフで切り裂かれるのではないかという恐怖から気絶したのだった。鼻血や頭部からの出血もあったようだし、トリック返しは気絶で終了している。


探偵が早すぎる 9話 十川一華

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の被害者:十川一華(そがわ いちか)

役者:広瀬アリス(ひろせ ありす)

職業:大学生

概要:詳しく見る
概要:遺産相続期限は10日を迫った。父・大蛇羅瑛の百か日の法要を提案し、この法要で自身を殺害するように仕向けた。大蛇羅一族に有利な条件をも飲み込み、戦うことを望んだのだ。遺産を受け取っても命を狙われる。それを止めるには大蛇羅を断つしかない……、そう考えたのだ。

大蛇羅一族の所有する別荘で法要が開かれることになり、食事も用意されていたようなのだが、何か仕込んであるかもしれないと思ったのか?断っていた様子。そのため、自宅から非常食にとカップうどんを持ち込んでいた。

大蛇羅麻百合とワインを飲んだ際には、ワインボトルを何本か空にしていた。結構お酒には強い体質なのかもしれない。また、大学の友人たちには黙って来ていたようで、テレビ通話で答えた際には、親戚の別荘に来ているため休んだと説明している。

犯行計画

【焼香台の前に立った際、シャンデリアが落下した事故死に偽装】
①法要を行う大部屋の中央にはシャンデリアが吊り下がっている。それを、祭壇の上に移動する。十川一華が焼香台の前に立った時、壬流古は咳き込みをして、廊下にいる部下に合図を送る。

②シャンデリアは電磁石で吊り下げるタイプに変更しており、合図を聞いた部下は廊下にあるスイッチをOFFにする。電磁力がなくなったシャンデリアを落下させ殺害。運悪く押しつぶされたという事故死に偽装する。

【十川一華の自殺に偽装】
①大蛇羅麻百合は十川一華に対し、他の皆ともっと話をしないかと別邸に誘い出す。別邸では、他の女性と共にワインを飲みながら話をする。その様子をスマホで録画する。

②麻百合は耳にイヤホンを装着しており、朱鳥の指示通りに言葉を話す。
麻百合「こんな一族……。入らないほうがいいわ。自由がないのよ。あなた見てると、羨ましい」
一華「あたしがどんな思いで生きてきたか知らないでしょう」
麻百合「あなたは私が、どんな思いで生きてきたか知ってる。親の決めたレールに乗せられて、自分の意思では何もできない。私は何度も死にたいと思った。リセットしたいって。あなたは一度でも、死にたいって思ったことある?」
一華「あるよ」
麻百合「そう。あなたも苦しんでるのね」

③麻百合は酔ってしまったと話し、一華にワインを持ってきて欲しいと伝える。そして、箱に入っているワインを出してほしいとソムリエナイフを渡して、ワインセラーに入る姿を録画しておく。

④ワインセラーには部下が潜んでおり、ソムリエナイフで首を切り殺害する。警察が到着したら、スマホで録画した動画を見せる。直前に「死にたいと思うときがある」と証言していることた、ワインセラーには一華しか入っていないという動画も残されていることから、思い悩み自殺したように見せかける。

推理と対決(※ネタバレ注意)

壬流古のミスと推理
○天井を見ると、配線があった箇所は修復されていたが、照明で焼けた跡が残っていた。何十年も大きなシャンデリアを吊っていたようである。なぜ、シャンデリアを祭壇の上に移動する必要があったのか。焼香台の前に立った際、上から落として落下事故に見せるためではないか?

○廊下には真新しいスイッチがあった。古いスイッチは電気を消すものであり、新しいスイッチは何なのか?そう考えた時に、電磁石ではないかと考えた。シャンデリアは固定していたわけではなく、電磁石を金属板につけていた。電気を流すことで磁力を得るため、電気を切れば落下する。

○壬流古は、十川一華が焼香台の前に立ったとき、咳き込みをした。その後もわざとらしく咳き込みをしており、これは廊下にいる部下に送る合図である。そして、探偵の声が耳元で聞こえると、取り乱したように大部屋から逃げ出していった。彼が犯人である。

壬流古:どのように決着をつけたのか
〇十川一華が焼香台の前に立った、壬流古は咳で合図を送った。これで、シャンデリアは落下して、彼女は圧殺される。しかし、いくら合図を送ってもシャンデリアは落下しない。壬流古の耳元で幻聴なのか?探偵の声が聞こえ、過去のトラウマが蘇る。トリック返しを恐れた彼は、式場から逃げ出したのだった。

逃げ出した先の小部屋には、すでに探偵が待ち構えていた。置物でやっつけようとも試みたが、逆にやられてしまった。目を覚ますと、壬流古は椅子に縛り付けられていた。探偵は、彼のミスと殺害計画を説明する。全てを見抜かれていたのだ。

なぜ、スイッチが作動しなかったのか?探偵はスイッチを瞬間接着剤で固めていたのだ。説明を終えた探偵はトリック返しの準備を進める。「やめてくれ!もうこれ以上痛い思いをしたくないんだぁぁぁ‼」「私は痛い思いをさせたいんだぁぁー!あっはっは‼」

探偵はティッシュ先端を細め、鼻をこすりくしゃみを出そうとする。くしゃみはシャンデリアが落下する合図である。「心配するな。これぐらいの照明なら、頭がパクっと割れて、血がピュっと噴き出す程度で済む」と終始楽し気に話している。「狂ってやがる」

「神のものは神に!カエサルの…くしゅん」。壬流古の頭にシャンデリアが落下した。血が流れ出る壬流古であったが、「こうなったら……。殺してやる」。その後彼は、なりふり構わない行動に至るのだった。

麻百合のミスと推理
○探偵はダイニングでカップ麺にお湯を注いでいると、タンスに気になる点を見つけた。高級ワインが入っているのにもかかわらず、ワイングラスの数が少なすぎた。つまり、ワイングラスをどこかに持っていったと考えられる。そうなると、別の場所に何かを仕掛けていると思われる。ワイングラスとなると場所は絞り込める。この屋敷でワインセラーがあるのは、別邸だけである。

○別邸では、十川一華と会話している様子をスマホで録画していた。なぜ、動画として保存する必要があったのか?誰も被害者に手を出していないという客観的な証拠が必要だったからである。また、

麻百合「あなたは一度でも死にたいって思ったことある?」
一華「…あるよ」と彼女は返答した。この証言で、事故ではなく自殺に見せかけることが出来る。

○あとはワインセラーに忍ばせておいた刺客に殺害させる。この動画を警察に見せれば、不幸な家に育った娘が、思い悩み自殺したという筋書きが完成する。

麻百合:どのように決着をつけたのか
〇ワインセラーに入った十川一華の悲鳴が聞こえた。中にいる刺客が彼女を殺害したのだろう。計画完了をほくそ笑む麻百合だった。しかし、一華はワインセラーから出てきた。悲鳴を上げたのは、ワインをこぼしてしまったからだという。

作戦が失敗した麻百合は、ダイニングまで逃げ出した。すると、床に転がっていたファラオの置物(探偵が置いてた)に転び、額と鼻から血がでてしまった。今からミスを指摘しようとした探偵だったが、彼女が血まみれになっているのに驚いた。

「うわぁぁぁーー‼怖い―!電気ー!電気どこー電気つけてー‼どうしたー?」
「頭をぶつけて」
「そうなの?ちょっと拭いて……(ハンカチを渡す)。そのままじゃ怖くて続けられないから……いい?続けていい」

そして探偵は犯人のミスを指摘し、殺害計画も見抜いたのだった。また、麻百合の背後には、大蛇羅グループの会長・朱鳥の存在をいることも知っていたのだ。朱鳥は聞く、別邸の様子を探偵が見ていたならば、どうやってワインセラーの刺客を防いだのか?

「君たちは実行犯を雇うから、私も雇ったんだよ。ワインセラーにいたのは彼だ」。探偵が雇った人物とは、病院から失踪していた城之内翼であった。

探偵は説明を終え、麻百合にトリック返しをしようとする。逃げ出した麻百合に対し、ナイフを投げて制止する。「君がやろうとしたことをしたほうがよさそうだな」と、彼女の首元にナイフを近づける。「ママ……」そう呟くと、麻百合は気絶したのだった。

三幕構成

探偵が早すぎる 9話 三幕構成

まとめ

失踪したと思われた城ノ内翼くんが、白馬の王子様よろしく、十川一華を助け(千曲川光の指示で)に来てくれました!昨日の敵は今日の友、前に敵だったキャラが助けに来てくれるとベタですが好きな展開です。

また、4話に登場した犯人・大蛇羅貴人もチラッとだけ登場していました。果たして、最終話では何か活躍するのでしょうか?また、大蛇羅亜謄蛇にも何か不審な動きがありました。協力するとしていた姉・朱鳥の部屋に隠しカメラを設置して、動向を探っているではありませんか。それぞれの人物が、何かしらの思惑をもって行動しています。

それに、なりふり構わずナイフで殺害しようとした壬流古を阻止した橋田。なんと腹部を刺されてしまいました。一体全体どうなってしまうのか!っといったところで、最終話に続きます。

以上、9話『探偵が早すぎるー最終決戦ー』でした。