【探偵が早すぎる】キャスト【登場人物情報一覧】

ドラマ『探偵が早すぎる』に登場したキャスト、人物についての情報を記載していきます。主人公である「十川一華」、各エピソードを彩る犯人たちの情報につきましては、各エピソードで個別にまとめた記事と同じ内容になっています。

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十川一華(主人公)

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

名前:十川一華(そがわ いちか)

役者:広瀬アリス(ひろせ ありす)

職業:大学生

1話での概要:詳しく見る
概要:櫻田学院大学に通う21歳の女性。幼いころに母を亡くしており、孤児院にいた彼女を引き取った橋田政子(はしだ まさこ)と貧乏ながらも慎ましい生活を送っている。橋田との関係は親子というよりは、家庭教師と姫様見習いのような主従関係である。本人は非常に前向きな性格であり、そこまで気にしてはいない。

テーブルマナーや言葉遣いなどを厳しく指導されており、その反動か?おてんば気味でもある。しかし、時折テーブルマナーで指導された癖がでてパンケーキを丁寧に食べることもある。

大学からの帰り道に何者か(大蛇羅麻百合)から突き飛ばされて、路上に投げ出される。そのまま車にはねられて右手足を骨折する重傷を負ってしまった。入院生活を送ることになるのだが、その際にも橋田からスプーンではなく、箸で食べるようにと注意を受けている。

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

コンビニで※缶バッチのクジを引くことが日課になっている。1回300円であり、コンビニアルバイトで同じ大学に通う『城之内翼』に会うのも目的の1つである。金銭はアルバイトをして稼いでいるようだが、何のアルバイトをしているかはまだ明言されていない。

(※余談ではあるが、缶バッチのイラストは『星宝転生ジュエルセイバー』という、GREEが配信していたカードゲームアプリのキャラクターである。現在は配信停止されており、フリー素材として利用することが可能になっている。)

物語の終わりに、大企業を束ねる大蛇羅グループに自身が関わりが深いことを知る。母と婚約したのが、大蛇羅瑛(だいだら あきら)であり、数週間前にビジネスジェット機の墜落事故で死去していた。遺書に従い、遺産(5兆円)は全て一華の手に渡ることになった。

一華にとっては初耳ばかりのことであり、瑛が一度も彼女に会いに来なかったのは、一族から結婚を反対されていたためだ。彼女に会いに行くことで危険にさらしたくないという思いがあったのである。5兆円という遺産を手に入れるべく、大蛇羅一族から命を狙われることになっていくのであった。

2話での概要:詳しく見る
1話で大蛇羅麻百合に路上へ突き飛ばされてしまい、右手足の骨折をする。そのため、栄徳総合病院に入院をしていた。前エピソードで退院許可は下りたものの、定期検査で再び病院へ訪れていたのだ。主治医は三田村博であり、奇しくも自身を殺害する刺客となった。

血液検査の結果、微量に小麦アレルギーがあることから、日常的に小麦に接する機会を作り、激しい運動をする。結果として、誘発性アナフィラキシーショックを引き起こさせ殺害されそうになる。小麦成分は、処方された塗り薬『スタデルリン』に入っているようで、毎日塗ることで、皮膚から吸収される経皮感作によって徐々に小麦アレルギーが起こるようである。なお、スタデルリンは架空の薬である。

骨折後のリハビリでは、他患者からガン見されるなど、美人であることが伺える。また、千曲川が知り合った年配の男性「ばんば」さんも、タイプであると語っていた。家でもリハビリと称し、橋田が近所から集めた服を畳むことになってしまう。しかし、橋田からは「畳んだんですか?」と畳み直されてしまう。2.7㎜ずれがあり、左右対称ではなかったらしい。

水泳が得意なようで、2か月後に県のスイミング大会に出場する予定であった。怪我の程度を心配していたが、骨折の経過は良好であり、あと1週間でギブスが外せる予定となっていた。三田村の観察通り、1週間後にはギブスを外し、プールで泳いでも良いという許可が下りる。練習がてら、早速友人である未夏と、『50m無呼吸アプニア』というフィン水泳をしていた。

1話で5兆円の相続権を得る。しかし、大蛇羅一族から命を狙われると分かると、相続権利を破棄してしまう。しかし、5兆円という大金を破棄するという行為の前に、かなりひきつった表情をしていた。また、右手骨折により本調子ではなかったため、左手で書類に記入をした。

千曲川には「もう、あなたはいらないの」と、遺産相続権利放棄を伝える。「じゃあ、もう君に用はないと」彼はその場を立ち去った。いつも千曲川から見守られ(監視)ていたのだが、いなくなってしまうと不安だったようで、しばらくオドオドとしていた。

しかし、大蛇羅一族が病院系列も傘下に収めていることを「Resarch」という検索サイトで知る。これにより、栄徳総合病院で亡くなった母の死が、彼らに関わりがあるのではないかと考える。彼らに真相を聞くべく、遺産相続破棄の書類を破り捨て、戦う決意をしたのであった。

スマホアプリ『TaIking』という、lineのようなアプリを使用している。会話する人物としては、よく一緒にいる「未夏」「律音」であった。『★I.M.R★』という、3人の頭文字を合わせたグループも作っていた。また、『京ゼミ』という大学ゼミに所属しており18人いるようだ。

千曲川から鞄の中を見られる。中身はすごく汚いらしい。小麦アレルギーに微量な反応があったが、その他にも「スギ/ヒノキ/ハンノキ」といった木くずにもアレルギーがあるようだ。城之内翼に惚れているが、別れを告げたはずの千曲川が傍におり、思わず城之内に、口に含んでいたオレンジジュースを吹きかけてしまう。

3話概要:詳しく見る
概要:論文製作のために、図書室で勉強をしていた。しかし、千曲川光に邪魔をされまくり、研究個室に向かう。そこで、好意を持っている城之内翼が現れる。彼がピーター・パンが好きだと分かると、千曲川から押し付けられたピーター・パンの本をわざとらしく咳払いをして見せつける行動をとった。直後、図書室2Fの実験室で爆発が起こり、彼の腕の中に守られ若干良い表情をしていた。

大学では、宇宙物理学教授である西岡京一のゼミに所属していた。文系というよりは理系よりなのかもしれない。図書館では「バリオン」に関する書物を読んでいた。また、西岡から見るようにと勧められた書物にも目を通すなど、非常に勉強熱心である。論文は完成したものの、西岡によると「素粒子論」の爪が甘い様だ。本人もそれを自覚していた。

友人の未夏、律音とお揃いのコーデをすることとなり、橋田からお金を借りようとしたが、300円しかもらえず。翌日には、千曲川に5000円を要求する。最終的には、給料を2倍にするという契約を書類にサインをしてお揃いの衣装を買い揃えた。

大学の敷地内を歩いている際、城之内翼と会話をする。ふと、水素ボンベを運ぶ作業員の姿が目に入り、自身を爆殺するのではないかと考え、彼に「近寄らないで」「私から離れて」と言い放つ。そうしなければ、爆発に巻き込まれてしまうからだ。結果として爆発はしなかったものの、城之内からは一歩距離感を置かれてしまったのだった。

4話概要:詳しく見る
概要:一華のアルバイト先は「夢が丘ファミリーランド」であった。来場者も少なく、閉園寸前の遊園地なのだが、幼い頃に母親から毎月連れて来てもらった、思い出の残る大切な場所である。そのため、5兆円の遺産を相続したら、遊園地に投資をする考えも持っていた。

倉本(大蛇羅貴人)が、遊園地再建のために事務所に訪れる。クラウドファンティングの事を「若いから分かりますよね?」と聞かれると、知っている素振りを見せて適当に話を合わせた。その後、倉本の計画の元、遊園地の清掃や塗装を行う。友人である未夏や律音、城之内も手伝いに来て見事に綺麗な遊園地へと姿を取り戻した。

入場数も増え、一時活気を取り戻した遊園地であった。しかし、事件解決後には経営者夫婦も潮時だと考え、8月12日を持って閉園となった。

5話概要:詳しく見る
概要:4話において、恋心のある城之内翼と町内会の夏祭りに行くことを約束していた。この際は、友人2人も一緒に巡る予定だったのだが、友人は夏祭りの開催側(ボランティア)に参加することになり、城之内と2人っきりのデートをすることになる。なにを話せばいいのやら、緊張で夏祭り前日は家政婦の橋田に対して、「そだねー」としか適当に話を返せないでいた。

夏祭り当日になり、城之内と会話をしていくと徐々に緊張もほぐれて笑顔も多くなっていく。また、乃亜(犯人ではあるが顔写真を見たのは兄の透だけで乃亜は一華を知らない)が、草履のサイズが合わないで靴擦れをしているのを発見すると、鼻緒にテッシュを撒いてサイズ調整してあげた。

物語後半になると、子供(透、乃亜)が犯人であったことを千曲川から教えてもらった。殺害に失敗した2人が始末されると分かると、橋田にもお願いして2人を探し回ったりもしたのだった。

城之内から、射的の景品であるピンク色のウサギの人形を貰った。押すと音が鳴る仕組みである。ちなみに、浴衣は知り合いから借りたようだ。

6話概要:詳しく見る
概要:小学校からの友人が結婚することになり、京都まで向かう予定であった。しかし、探偵である千曲川光が拉致されたことで、結婚式出席は取りやめになるかと思われた。だが、橋田政子は探偵が不在の間、城之内翼に彼女の護衛を任せ、京都行のチケットを手渡したのだった。

だが、今回の犯人は城之内翼であり、品川駅のカフェで睡眠薬入りのシロップが入った物を飲む。そこで、殺害計画に巻き込まれてしまった。その後、城之内はなんやかんやでトリック返しを決められ、自らの意思でビルから地面に身を投じる。その姿を彼女は目撃したのだった。

一華は城之内の容態を気にして、緊急治療室まで様子を見に行っており、結局の所は結婚式には参加しなかったのではないだろうか?ただ、服を着替えなおしており、外の景色も夕方に変貌を遂げていた。新幹線で京都へ移動。出席して友人に祝電披露して戻ってきたとも考えられる。だとすればとんだメンタルである。

メンタル面だけではなく、身体は誠に頑丈である。城之内翼と女性(妹)がフランス料理店に入った際には、悲痛な表情で声をあげた。しかし、探偵の千曲川光が女性は妹であることを推理で導き出し、静かなレストランだというにも関わらず大声で城之内翼に答えを求めた。そして妹であることを教えてもらうと大いにはしゃぎ、千曲川光は十川一華に手を振ったのだった。

そのことに関して恥をかかされた十川一華は、探偵を突き飛ばそうとし、逆に座椅子がある箇所に突き飛ばされた。勢いよく突き飛ばされたのだが、肘を擦りむいただけである。翼が来るとすぐに立ち上がってみせたのである。

しかし、やはり女性である。恋心を抱いていた城之内翼が犯人であった。全てを知っていたのにも関わらず、探偵は自身にそのことを報告しなかった。それに対し不信感が募り、涙を流していたのだった。

7話概要:詳しく見る
概要:6話において、恋心を抱いていた城之内翼が、自身を殺害する刺客であったこと。さらに彼が、目の前で駅ビルの屋上から落下する瞬間を目撃。探偵はなぜ自身に彼が犯人であったことを教えてくれなかったのか?そんな不信感が悶々と募っていた。千曲川光のやり方に対し不満がある彼女は、クビにしようとするが、依頼主である橋田政子から拒否されてしまう。

色々とやる気もなくなったのか?水質に問題(犯人の計画により)があるとして、銭湯に入りに行くと橋田に誘われる。「めんどくさー。じゃあいいよ1日ぐらい風呂に入んなくてもさ」と、21歳のうら若き女性にあるまじき発言をしている。まして季節は8月という暑い季節である。さすがにこれには同意できない橋田政子により、結局は銭湯に行くことになった。

城之内翼の見舞いに病院に行った際、彼の妹である城之内早苗と遭遇する。その後、食堂で探偵を交えて食事をした。彼女と別れた際、早苗は何者かにカッターで襲われたと話す。一華は探偵のやり方は嫌いではあるが、腕は確かだとして彼女を自身の家に招いた。もし彼女がまた襲われたとしても、探偵が守ってくれると考えたからである。一応信頼はしているようだ。

水道工事(犯人の計画)のため断水となる。その時、橋田の提案で作った夕食は『サンドウィッチ』である。料理の手際は良く、見た感じでは早苗より上手なようにも思える。しかし、ほうれん草を解凍する際、5分のところを15分に設定してしまい爆発させてしまうというミスをしている。

事件解決の夜。早苗と銭湯に向かう。自宅に戻ると、橋田政子がソファーで傾眠していた。ふと腕を見てみると、そこには引っ掻き傷があった。早苗の言葉を思い出す。カッターで襲われた時、反撃して腕を引っ掻いたと。もしや、彼女を襲った犯人とは橋田政子なのではないか?そう疑いはじめたのだった。

8話概要:詳しく見る
概要:7話で城之内早苗をカッターで襲撃した犯人は橋田政子と疑っている。その証拠として、早苗が引っ掻いたという傷が、彼女の腕に見られたからだ。一方で、自身の母親の死についても独自に調べていった。

まず、最初に話を聞いたのが母の担当看護師であった池内由美である。死亡原因は心筋梗塞とされるが、死亡直前までの検査では何も異常は見つからなかったという。そして、橋田政子の写真を見せると、よく病院に来ていたと話した。

次に話を聞いたのが、担当医の同期で、心臓外科医の尾崎悟である。当時の担当医は、飲み会の席でこう話したと証言する。「何者かに狙われていたため、救命機器に異常が起きたように見せかけて自分が逃した」と…。そして、よく病院に来ていたという女性に狙われていたという。

病院関係者の話から、もしかしたら母が生きているかも知れない。橋田政子が母を殺したのかも知れないと不信感が募る。そんな時に現れたのが、母親である純華であった。母親との再会に涙し、何とか探偵の監視から逃れる方法を考える。

そこで、探偵の馴染みのバーで、7万7000円分の高級酒をたらふく飲ませて泥酔させる。その後、母との再会を果たしたのだった。しかし、母親との会話の中で違和感を覚える。確かに過去の思い出は一致しているのだが……。

そんな時に、橋田政子が来る。母親は一緒に逃げようと話すが、「あなたはお母さんじゃない」そう言い放ったのである。彼女は僅かな違和感を感じながらも、本当の母親ではないかと思っていたのである。だが、それは違った。自らの言葉で拒絶し、偽の母親であることを見抜いたのだった。

ちなみに、探偵の千曲川光は監視だけではなく、ネット回線や盗聴もしているようである。京都に城之内翼と行くときに、デートに最適な京都のファンタジーに包まれた町やレストランを検索し、そこから徒歩5分圏内のエレガントなバーまで検索。そしてラグジュアリーな高級ホテルをセミダブルで予約していたことを話して聞かせた。また、携帯の位置情報で所在の確認も行える。

9話概要:詳しく見る
概要:遺産相続期限は10日を迫った。父・大蛇羅瑛の百か日の法要を提案し、この法要で自身を殺害するように仕向けた。大蛇羅一族に有利な条件をも飲み込み、戦うことを望んだのだ。遺産を受け取っても命を狙われる。それを止めるには大蛇羅を断つしかない……、そう考えたのだ。

大蛇羅一族の所有する別荘で法要が開かれることになり、食事も用意されていたようなのだが、何か仕込んであるかもしれないと思ったのか?断っていた様子。そのため、自宅から非常食にとカップうどんを持ち込んでいた。

大蛇羅麻百合とワインを飲んだ際には、ワインボトルを何本か空にしていた。結構お酒には強い体質なのかもしれない。また、大学の友人たちには黙って来ていたようで、テレビ通話で答えた際には、親戚の別荘に来ているため休んだと説明している。

最終話:詳しく見る
概要:父・大蛇羅瑛が残した遺産5兆円。それを手に入れようとする、強欲な大蛇羅一族から幾度となく刺客を送り込まれ命を狙われた彼女だった。しかし、家政婦・橋田政子や探偵・千曲川光との出会いから徐々に成長していく。待ち構えてばかりではダメ。今度はこちらが動く番。そう意気込んで、大蛇羅グループ会長・朱鳥との決戦を迎えた。

朱鳥は今までの非礼をわび謝罪を行う。父・瑛の死や、最愛の母・純華の死。他にも大切な人たちを傷つけられてきた。その諸悪の根源が朱鳥である。そんな人物を許せるのか?母との病室での会話を思い出す「一華を1人にはしないからね」である。「顔をあげてください」朱鳥を許したのだ。

最終的に一華は5兆円の遺産金を受け取ったようだ。引っ越しはせず、長年住み慣れた自宅で暮らす決断をする。橋田政子は役目を終えて彼女の元から去る決意を述べるが、一華は橋田の手を取る。「好きなようにするよ。一緒にいてあげてもいいよ」。一華と橋田は再び一緒に生活を共にするのであった。

その後、探偵・千曲川とも会話をする。「また雇ってあげてもいいよ……」だが、探偵はこれを拒否し、彼女から去っていった。一華は涙を流しながら、探偵との別れを惜しんだ。一華が本当に必要としていたのはお金でも恋人でもなく父性だった。 それを千曲川は与えて去っていったのだ。

橋田政子(家政婦)

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

名前:橋田政子(はしだ まさこ)

役者:水野美紀(みずの みき)

関係性:孤児となった一華を引き取った。

1話~2話での概要:詳しく見る
概要:孤児院にいた一華を引き取り、現在まで母親代わりに育て上げてきた女性。元々は大蛇羅瑛の秘書を務めていたようで、彼の指示であろう。母親という関係よりは、一華はお嬢様見習い。徹底して教育する家庭教師といった関係である。「人生は何がきっかけで逆転するかわからない」という教えの元、テーブルマナーをきつく教え込んでいる。

料理に関しては、朝食【ごはん/鮭のムニエル/ブロッコリーとトマトサラダ/野菜スープ】夕食【ごはん/鯖の大根おろし添え/ジャガイモと人参の煮物/ほうれん草と人参のお浸し/胡瓜と大根の漬物/ネギ味噌汁】とヘルシーかつ、手の込んだ料理を作っていた。また、食事中クラシックレコードかけている。

病院に搬送され、右手骨折している一華に対しては手をつねったり、食事中にはスプーンを使わずに箸を使って食べるようになど、ドSな面を存分に醸し出している。几帳面な性格でもあり、一華が缶バッチをショルダーバッグに統一性なく着けているのが目に入ると、綺麗に並べ直していた。

自宅内で服を縫うなどの洋裁をしていた。十川一華のスマホへ千曲川光が、松田優作のコスプレ姿のアイコンが表示された際には、「これは似ていますね」と称賛の声をあげる。その後の一華が「なんじゃこりゃぁぁぁー」と名セリフを口にした際には、「それはジーパン(刑事)」の方ですと、返した。『太陽にほえろ!』を見ていたようだ。

一華の骨折した手のリハビリのために、近所から大量に洗濯物を集めていた。快く受け渡してくれたとのことで、近所付き合いは良好なようだ。ここでも病的なまでの几帳面さがでており、一華が畳んだ服をメジャーで測定。左右対称とし、2.7㎜のズレがあることを指摘して、彼女が畳んだ服を片っ端から畳み直していた。

千曲川光が傍にいない際には、彼に代わり一華を助け出した。市民プールでトロピカルジュースを飲みつつ様子を見て、彼女が溺れているような異変に気付き、衣類を身に着けたまま躊躇なく飛び込み、見事に救出をした。

3話での概要:詳しく見る
十川一華からお金を貸してほしいと頼まれる。しかし、「自分の都合の良い時だけ態度を変える人間は信用できません」「たらればを使う人間はもっと信用できません」「相手を説得して、いかに使うのかを言う。それい見合った金額を渡す」と言い放つ。結果として、服を買いに行きたいという一華に対し300円のみを渡した。

その後は千曲川と、一華が買い物する様子を遠巻きから眺めていた。友人からお金を借りると思ったからである。しかし、千曲川は金を貸してしまう。それに対して、「知人や友人のことを真に考えられる人間であれば、お金を借りようとは思わないはず。親ならともかく、知人や友人にお金を貸してくれと頼んだ時点で彼女の信頼は地に堕ちてしまう。そんなことにならないように私がきたのに、あなたのせいで全てが台無し。守る対象に愛がないのよ、反省しなさい」と、ひどく叱りつけた。

4話:詳しく見る
敏腕社長(大蛇羅瑛)の元秘書でもあり、遊園地の再建をしたいと話す十川一華に対して的確なアドバイスを送っている。「一度錆びた鉄は、いくら塗装しても隠すことはできません。必ず崩れていきます。経営者と従業員を一新する必要があります」と語った。情だけではやっていけないのである。

怖い話を知っているようで、幽霊が嫌いな千曲川に対して落ち武者の話を聞かせる。途中、一華と協力することで、千曲川を気絶させるのに成功している。非常に連携の取れたチームワークである。

自身のことを普通だと思っている。「私のように、頭のてっぺんから足の爪先まで平凡で、何の特徴も個性もない」という彼女に対し、十川は「変人」と呼ぶと、ひどく取り乱した様子を見せた。

その後、十川は彼女と遊園地に向かう。かつて一華は母親の手を引いていた思い出に浸りたかったのだ。義母として育て上げてきた橋田。母親代わりに手を引いてくれたことが嬉しかったのか?その顔には笑顔が見られていた。

5話~6話:詳しく見る
5話:小学校で開かれる、さくらだ町の夏祭りに実行メンバーとして参加している。たこ焼きの出店を担当しており、外はカリカリ、中はフワフワであると千曲川に評価されている。

6話:千曲川と交わした契約書には、一華に遺産が入ってから彼に給料を渡すことにしているようだ。そのため、金銭的に余裕がなくなり、3日間何も食べていない千曲川に対し食堂でかつ丼を奢っている。毎日食事を提供することはせず、3日に1回の食事と定めた。

「ギリギリというのは限度がいっぱいで、それ以上余地がないことを指す」つまり、まだ余地があるとのことから、空腹でギリギリの状態であると答えてしまった千曲川に対する答えである。また、城之内兄弟と食事をした際には、テーブルマナーがなっていないとし、直々に手ほどきをしてみせた。

千曲川光(探偵)

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

名前:千曲川光(ちくまがわ ひかる)

役者:滝藤賢一(たきとう けんいち)

職業:探偵

概要:詳しく見る
概要:橋田政子の依頼により、十川一華の護衛を頼まれた探偵。「何事も早いほうがいい」がモットーであり、事件が発生する前に事件を防いでしまうという、類まれなる推理力をもっている。しかし、あまりにも早く事件を解決してしまうため、一華からちゃんと守るようにと言われてしまうこともある。

服装や装飾品に関しては、ロングコートを好んでいる。登場したコートは/黄褐色(チェック柄)/赤色(チェック柄)/黒色(柄なし)などである。また、サスペンダーと丸眼鏡もトレードマークと言えよう。遠くの物を見る際には、アンティークな単眼鏡を愛用している。2話では1度、葉巻を吸っていたが、すぐにむせ返り合わなかった様子。

彼の代名詞ともいえるのが、トリック返しである。『※やられる前にやり返す』がモットーであり、犯人の殺害計画を完全に読み切ったうえで、そのトリックを相手に返してしまうという技である。成功を確信した際には『※神の子は神の子!カイサルはカイサル!トリック返し』が決め言葉になっている。

※語源になっているのが、旧約聖書の『マタイによる福音書』の中にあるイエスの言葉である。「神のものは神に、カエサルのものはカエサルに返しなさい」ということで、直訳すれば『本来の持ち主に返す』ということである。犯人のトリックは、犯人に返されるべきという信念が彼にはあるのであろう。殺しは美学に反するとのことで、殺害までは実行しない。

※『やられる前にやり返す』余談ではあるが、役者である滝藤賢一氏はドラマ「半沢直樹」での『近藤直弼』役で高い演技力を評価された。このドラマの代名詞ともいえるセリフが、「やられたらやり返す、倍返しだ!」である。ある意味、メタ的なセリフではないだろうか?

1話:詳しく見る
現在は十川一華の護衛がメインになっているが、冒頭では他の犯人に対し、無理やりアルコールを飲ませて急性アルコール中毒にするというトリック返しを決めていた。一応、依頼者はいるようである。しかし、金欠である。行きつけのバーテンダーの話しによると、すでに半年のツケが溜まっているようだ。

犯人である若竹友成のトリックを見破り、柑橘系の臭いが苦手な蜘蛛に対し、車椅子に乗っていた十川一華を押し、無理やり車が通る道路を渡り、恐怖させレモンジュースが入った紙パックを握り潰させて手に付着させた。

ただ、毒蜘蛛に噛まれないといった保障はなく、このことは橋田に対しては「1等のクジをひかせてやりたかったんだ」と語っている。一応、噛まれた時にために、どこからか解毒剤も仕入れていたようだ。

2話:詳しく見る
あらゆることが早く、一華が教えていないはずの『Talking(lineのメールアプリ)』のIDを既に入手していたり、ブロックされたのにも関わらず、別のIDで再登録したりと常軌を逸したスピードを見せた。なお、IDのアイコンはシャーロック・ホームズ/金田一/松田優作のコスプレ姿であった。

整形外科の三田村博が犯人ではないかと疑うと、助走をつけてバランスボールに乗り勢いよく転倒。右肩を脱臼して診察室内部の様子を探るなど、決断力も早い。三田村から、脱臼した肩を嵌め直してもらうと、湿布や痛み止めを断る。リハビリ室ですぐに肩を激しく動かす運動をするなど、痛みの治りも早い。また、すぐに患者の人とも仲良くなっていた。

無駄に時間がかかる事は苛々するらしく、絡まったイヤホンを外そうとした際には、ほどけずに思わずテーブルに叩きつけた。しかし、食事に関しては非常に遅い。かなりゆっくりとした速度であり、様々な人物から突っ込まれている。「これがスタイルなんだ!」と反論している。

嘘か真か?金を稼ぐために、いつものロングコートを着て建築現場で仕事をしたとのこと。木くずまみれになり、その木くずを「いいアクセントになる」とスパゲティーにまぶして食そうとしていた。ただしこれは、一華に対して、ひのき/杉といったアレルギー症状を起こさせるためにした行動であり、その後本当に食べたのかは不明である。

犯人へのトリック返しでは、「アナフィラキシーショック」を引き起こさせた。しかし、噛んでしまい上手く言えず、「あふぇ、あふぃ、あふぇ……」「アフェラナキシー」「アブラヒモビッチ」など適当にごまかしていた。

3話:詳しく見る
宇宙論に詳しいことが分かる。書物も見ずに、宇宙にある「バリオン」という物質の特徴を言って見せた。さらに、音の構造論にも長けており、犯人のトリックを見破るのに一役買っている。「気になることがあれば、とことん調べないと気がすまない性格でね」と語る。

児童書物「ピーター・パン」を、大学内にある図書館で読む。「飛べるかどうか疑った瞬間、飛べなくなっているんだ」と涙を流している。しかし、一華が給料に倍にする見返りに5000円を要求する、「私は人を信じない!紙に書け。今の言葉を紙に書いたら貸してやる!!」と言い放った。

物真似は苦手である。夜間、大学の工事中の研究室に忍びこんだは良いが、暗がりで足元にある工事道具にぶつかり、勢いよく転倒してしまう。異変に気付いた警備員がすぐに駆けつけ、痛みに耐えながらも放った物真似は「に”ぁ”ぁ”お”-ん、げほ!」である。野太い声で後半は咳き込んでいたにも関わらず「なんだ猫か」と警備員はその場を後にした。本人もこれには驚き、「まじかっ!」と思わず声をだした。

橋田政子の事は、「トリニティ」と呼んでいる。今回の衣装は、水模様のコート/茶色のチェックコート/黒のコートであった。図書館になぜ、レコードが流れているのか気になり、大声で知っている人はいないかと騒ぎ立てるなどした。一華からは「もじゃ眼鏡」と呼ばれる。

4話:詳しく見る
遊園地に訪れた際、節電のために消灯した事務室へ向かう。そこで、経営者夫婦が懐中電灯で照らした顔を見て盛大に驚いてしまう。彼は『幽霊』が怖いのであった。

「目に見える物は対処できる。見えない物には対処のしようがない。調べたんだ……、ここは鎌倉時代『処刑場』だったらしい」怖がる千曲川に対し、橋田と一華は怖い話をさせたり、急に驚かしたりして気絶させたのだった。

馬についての造形も深く、主な毛色は14種類であることを説明した。メリーゴーランドに設置する看板製作も務め、短時間で染め終えるなど適格なスピードも持っていた。

大蛇羅一族

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

名前:大蛇羅朱鳥(だいだら あけどり)

役者:片平 なぎさ(かたひら なぎさ)

職業:大蛇羅グループ会長

概要:詳しく見る
概要:大蛇羅一族で58歳の女性。壬流古麻百合は彼女の子供である。夫に関しては作中には登場しておらず不明である。2人からは、ママやマムと呼ばれている。欲深い性格だと自覚しており、十川一華を1番最初に殺害した者が、遺産金5兆円を総取りすることを提案している。

長男である大陀羅亜謄蛇とは折り合いが悪いらしく、ライバル心がある様子。


©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

名前:大蛇羅壬流古(だいだら みるこ)

役者:桐山 (きりやま れん)

関係性:朱鳥の息子

概要:詳しく見る
概要:大蛇羅一族で33歳の男性。1話においては、クラブで1人飲んでいた所、同じ店でホステス嬢と飲んでいた若竹友成の「誰にも気づかれずに毒殺ができる」という話を遠くから聞き興味を示す。金を支払えない若竹の代わりに、飲食費9万8千円をブラックカードで支払った。

2話では、麻百合の話によると海外に取引先があることが判明する。このことから、海外との関係がある仕事を管轄しているようだ。海外から小麦粉成分の入った保湿ローションを取り寄せるなど、計画の一端を担った。


©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

名前:大蛇羅麻百合(だいだら まゆり)

役者:結城モエ(ゆうき もえ)

関係性:朱鳥の娘

概要:詳しく見る
概要:大蛇羅一族の28歳の女性。1話においては、十川一華を路上に突き飛ばして、右半身を骨折させた張本人である。ある意味、一番主人公に危害を加えることに成功した人物といっても過言ではない。2話では主犯を勤め、整形クリニックに通っていた看護師『加藤康子』に殺害計画を依頼した。このことから、仕事内容としては病院系列を管轄しているのかも知れない。

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

名前:大陀羅亜謄蛇(だいだら あとうだ)

役者:神保 悟志(じんぼ さとし)

関係性:大蛇羅家の長男

概要:詳しく見る
概要:大蛇羅一族の52歳の男性。朱鳥に対しては対抗心があり、一緒に協力して十川一華を殺害するのではなく、個別に行動することを提案した。また、ルールの明確化を表明し、一方が殺害実行しようとしている時には手を出さないようにすることとした。

3話においては、一華の大学教授『西岡京一』が、過去に科学ジャーナルCosmologyに掲載した論文『量子学的宇宙論の創始』のデータを改ざんしていたことを黙認する見返りに、十川一華の殺害を依頼した。黙認の他、研究費の出資も打ち切らないとのことから、投資事業が彼の管轄であると考えられる。

犯人たち(1話~10話)

1話犯人:若竹友成

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:若竹友成(わかたけ ともなり)

役者:マギー

職業:コンビニアルバイト

殺害方法:毒殺

動機:報酬金を入手するため

概要:元製薬会社社員の男性。一流大学の薬学部を卒業していたのだが、会社からリストラにあってしまう。年齢は明言されていないが、高校生の娘である知菜(ちなつ)がいることから、40代あたりと考えられる。

この年でコンビニバイトをすることになり、同じ職場にいるバイトからは馬鹿にされている。また、リストラに伴い娘からの評価も著しく低下してしまう。娘は受験勉強に励み、本来なら大学進学を希望していたのだが、金銭面の関係であきらめてしまったようだ。

社会的地位の損失、父としての威厳を失ってしまったストレスを発散するため、キャバクラで酒を飲んでいた。ホステス嬢には、「会社の部長も社長も殺したい」「誰にも気づかれずに毒殺できる」と豪語して聞かせた。キャバクラの会計は計9万8千円であり、持ち合わせがなかったために、ふらつきながらも店から逃げ出そうとしていた。

その際、飲食費を肩代わりしてくれたのが、十川一華の命を狙う、大蛇羅壬流古(だいだらみるこ)である。彼から十川一華の殺害を依頼され報酬は2000万円であった。相手が若い女性でもあり、自問自答をしていたが、彼女が「とんでもない金持ち」という情報を壬流古から言われ、また自身のリストラの件も触れられる。この状況を打破するためにと、殺害を決意した。

用意周到に下調べをし、殺害計画を組み立てていった。「ピンクアラーニャ」を盗み出す際には、アパートの写真を撮る。また、十川一華の行動を探るべく、大学内にある食堂を利用したり、病院にまで後をつけていた。ただ、ジャンパーにバケットハットなど、比較的周りの人よりかは目立ちやすいようにも思える。

元製薬会社の繋がりがあるのか?どういった入手経路かは不明ではあるが、ピンクアラーニャに対する解毒剤を入手していた。ちなみに娘は、JKクラブでおじさんをたぶらかした金で、夜な夜な遊びまわるようになってしまっている。

2話犯人:三田村博&加藤康子

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:三田村博(みたむら ひろし)

職業:池田鉄洋(いけだ てつひろ)

殺害計画:アナフィラキシーショック

動機:口止めの見返り

概要:栄徳総合病院に勤務する整形外科医の男性。1話で車にはねられた、十川一華の主治医でもあった。既婚者であるが、看護師の『木下エリ』とは不倫関係にある。そのことを加藤康子に知られてしまい、妻にばらすと脅される。口止めの見返りに、殺害計画に協力することになってしまった。

当初はどうやって殺害したものかと考えていたが、一華のアレルギー検査結果を見て、僅かに小麦アレルギーがあることを知る。過去に、小麦成分の入った石鹸の使用により、大勢の利用者が小麦アレルギーを発症、死亡した人もいるという新聞記事を思い出した。

翌日には一華に、小麦成分入りの塗り薬を処方する。日常的に小麦に接する機会を作ることで、激しいアレルギー反応を誘発できる 経皮感作(けいひかんさく)という症状に着目したのだ。これに加え激しい運動による、2つの相乗効果での運動誘発アナフィラキシーでの殺害を目論んだのであった。

趣味としては、ランニングらしい。毎朝走って病院に通勤しており、走らないとなんだが気分が乗らないのだそう。診察室内で、木下エリと一緒にいる際には、結婚指輪を外している様子。外を良く走るためか、指輪を外した薬指には日焼けの跡が残っている。

最後は筋肉痛を癒す塗り薬を、千曲川から小麦成分の入った塗り薬と中身を入れ替えられていたようで、知らず知らずのうちに自身が小麦アレルギーを発症していた。朝のジョギングで病院に到着すると、運動性アナフィラキシーを引き起こし、ドクターたちに抱えられて病院内へ退場した。


©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:加藤康子(かとう やすこ)

役者:山田真歩(やまだ まほ)

職業:理学療法士

概要:栄徳総合病院に勤務する理学療法士の女性。容姿に不満があるらしく、昔から苦労してきたのだと話す。整形外科に通っていた所、大蛇羅麻百合から十川一華の殺害を依頼させる。大蛇羅グループの傘下である病院に勤務もしており、都合が良かったのであろう。報酬として提示されたのは、小切手に好きな数字を書いてよい。お望みの容姿に変えることであった。

自身では殺害を計画せず、三田村博が不倫をしていたという情報を口止めする見返りに、彼に殺害を依頼した。喫煙者であり、休憩時間にはタバコを吸っている。ただ、患者や他の看護師からは「タバコ臭い」と嫌がられている節がある。

最後は千曲川に、喫煙者用の禁煙パッチを首筋に塗布されていた。海外製で発売中止された強力な副作用があるらしく、塗布されたことを知らずにタバコを吸い、激しい呼吸困難に陥った。翌日には、まだ本調子ではないのか?車椅子で移動していた。

3話犯人:西岡京一
西岡京一

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:西岡京一(にしおか きょういち)

役者:相島一乃(あいじま かずゆき)

職業:宇宙物理学教授

殺害方法:酸素欠乏による窒息死

動機:不正告発を防ぐため

概要:櫻田大学に勤務する宇宙物理学教授の50歳の男性。かつて、科学ジャーナル「Cosmology」で『量子学的宇宙論の創始』という論文を掲載し、文部科学大臣賞を受賞している。しかし、論文のデータは改ざんしていたものであった。不正していたことを、大蛇羅亜謄蛇により脅され、研究費の出資も打ち切ると言われる。現在の地位の保持のために、十川一華の殺害を計画した。

非常に大胆な計画であり、手始めに大学の敷地内にある図書館2Fの実験室を水素爆発で吹き飛ばした。実験室の真下には研究個室があり、工事中の道具を使用して1Fの天上に穴を開ける。そこから、ヘリウムガスを放出することで、空気濃度を低下させ酸素欠乏症を引き起こし殺害するというものである。部屋にガスが溜まれば、13分で死亡するようだ。

一華はゼミの生徒でもあり、論文製作の助言なども行っていた。2話では「連絡アプリ:talking」を見ると参加人数は(18)と表記されていた。そのため、ゼミ生徒は18名いるようだ。事前に一華の論文製作に役に立つ本を選んでおくなど気が利いている。選んだ本のタイトルは下記である

「一般相対論の世界-重力波と中性子連星-」
「R.A.Sビックバン元素合成からブラックホール誕生まで」
「新説・超新星爆発-星が死ぬときどうなるか」
「完全学習 現代的宇宙論」
「素粒子論から宇宙を観る」である。

最後は、トリック返しを決められ自身がヘリウムガスで酸素欠乏に陥る。声が高くなりながらも、外へ這い出て気を失った。翌日には文部科学大臣賞剥奪の記事が新聞に記載されることになる。事件解決後には、一華から「良い先生だったんだけどなぁ……」と評価されている。服装に関しては、ループタイを身につけていた。

4話犯人:大蛇羅貴人
大蛇羅貴人 前田公輝

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:大蛇羅貴人(だいだら たかひと)

役者:前田公輝(まえだ ごうき)

職業:ニート

殺害方法:焼死

動機:面白そうだから

概要:大蛇羅一族の1人。ずば抜けた頭脳を持っているようで、壬流古によると「じいさん曰く、貴人が力を貸してくれたら、うちのグループにもっと利益を出してくれただろう」と評価されている。しかし、その能力を活かすことはなく、高層マンションの自室で引きこもりゲームをしている。

大蛇羅朱鳥から、十川一華を殺害するということを聞くと、自ら参加の意欲を示す。5兆円という遺産には興味はないが、人の苦しむ姿を見るのは好きとの理由であった。

彼の考えた殺害計画は、一華がアルバイトをしている遊園地での焼死である。発火しやすい衣装素材を身につけてもらい、イルミネーションに紛れさせたテスラコイルで小規模な雷を発生させる。雷により衣装が燃え、そのまま殺害するというものだ。

その状況を作り出すべく、倉本という偽名を使用して潰れかけの遊園地再建のクラウドファンティングを開始する。また計画書も作るなどの徹底ぶりだ。ちなみにクラウドファンティングは、全て自作自演であり、目標金額100万円に向けて数千円~万円単位で自分で入金していた。

遊園地には絶叫系の乗り物がないことから、若者の集客は見込めない。その点から、まずは園内を綺麗に清掃、塗装をし直す。そのうえで、イルミネーションで人を呼び込むという計画を立てた。結果として集客効果はあり、ほとんど客の来なかった園内には人の姿が見られた。

最初の文章に戻るが、「貴人が力を貸してくれたら、うちのグループにもっと利益を出してくれただろう」のセリフから、やはり商売面での才気に溢れていたようである

彼の考えた計画は千曲川により見抜かれ、マイケルジャクソンの「スリラー」の曲に合わせ、自身が感電させられることになる。口封じのためか、壬流古により腹部を銃で撃たれる。その後、忽然と姿を消したようであるが、病院には運ばれていないらしい。果たして、のたれ死んでしまったのか?いったい彼はどこに消えてしまったのだろうか?

探偵が早すぎる 前田公輝

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

自室には一華の父親である瑛と笑顔で写る写真が立て掛けられていた。また、本棚には物理学、電磁気学の書物が並ぶ。冷蔵庫の中身は紅茶の缶だけが入っており、料理は全て出前で頼んでいるのだろうか?居室内は非常に綺麗に整頓されている。

5話犯人:透&乃亜
探偵が早すぎる 透 乃亜

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:(とおる)&乃亜(のあ)

役者:五十嵐陽向(いがらし ひなた)/竹野谷咲(たけのや さき)

職業:児童養護施設の子供

殺害計画:刺殺(ナイフ)

動機:金銭の獲得

概要:児童養護施設から脱走した兄弟、なお苗字は不明である。脱走理由は規則正しい施設生活に嫌気がさしたことが原因である。2人の会話を聞くに、乃愛がゲームを時間を超えてしてしまい怒られたようだ。妹が怒られたことに対し、兄は不満を感じて脱走に至ったようである。

脱走に成功したは良いものの、特に行く当てなどもなく途方に暮れてところ、大蛇羅壬流古から発見され一室に招かれる。そこで、バイキング料理を食べながら談笑をした。透も壬流古に対して、「朝礼嫌い」と話している。

今後の予定もお金もないことから、壬流古からゲームに参加しないかと誘われる。金額は10万円で、おもちゃのナイフで、十川一華を刺すというものであった。ナイフは刃先が引っ込む仕掛けになっており、引っ込むと血のりも噴き出す細工がされていた。妹にひもじい思いはさせたくないとのことから、透はこれを承諾した。しかし、このナイフは本物のナイフとすり替えられ渡されることになる

夏祭りの日には、壬流古が用意した浴衣に着替えをさせてもらっている。当初、透は真面目に一華を探していたものの、乃亜はさまざまな出店に目移りしていく。子供ゆえに、後半からは普通に夏祭りを楽しんでいた。

その後一華を見つけると、ナイフで彼女を突き刺すことに成功する。壬流古は成功を喜んだが、実は探偵により本物のナイフは、おもちゃにすり替えられており殺害計画は失敗に終わった。その後壬流古は、子供含めて一華をプラスチック爆弾で吹き飛ばそうと目論むのだがこちらも失敗に終わった。

事件解決後には、千曲川から軽く説教を受ける。「嫌なことから逃げていけば、時には道を見失う。子供を利用して、悪いことをさせようとする大人もいる。その若さで下手に道を踏み外してはろくなことがないぞ。まっ、心配しなくても君たちは大丈夫だろう。少なくとも孤独ではない」

First Touch4

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

そういって千曲川は、射的の景品で獲得した携帯ゲーム機『First Touch4』を乃亜に渡した。まもなく、児童養護施設の職員がやって来て、2人は施設に戻るのだった。

6話犯人:殺し屋(本名不明)
探偵が早すぎる 殺し屋

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:不明

役者:森下ひさえ

職業:殺し屋

殺害方法:一酸化中毒

動機:報酬の為

概要:殺し屋である女性。なお、名前に関しては不明である(殺し屋なのだから、秘密にしていなけらばならないのは道理である)。殺しの腕前に関しては、大蛇羅亜謄蛇の台詞から一応「その道のプロ」との発言が聞かれ、歴とした犯罪者である。

殺害方法は『一酸化中毒』による殺人である。十川一華が京都にバスまで向かうことを聞き、考えた策である。まず、バスに一緒に乗り込んで停車させる。あらかじめ持ち込んだ炭酸ガスボンベで二酸化炭素を一気に放出させ気絶させる。

事前にバスに穴を開けておいた箇所から、エンジンの一酸化炭素が充満する。時間が来れば中毒死するというものである。なお、この殺害方法のためにバスを丸ごと買収させるという贅沢な殺人である。なお、自身は酸素マスクを装着しているため中毒症状の問題はない。

探偵が早すぎる 6話 殺し屋

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

服装に関しては全身黒ずくめ、オールバックのポニーテールを好んでいた。十川一華を監視するために、大学カフェで野菜ジュース?を飲んだり、茂みに隠れてスピーカーのような収音機で会話を盗聴するなどしていた。

最期は十川一華に変装していた橋田政子に、不意を突かれたとはいえ、首を絞められて気絶させられた。その後、炭酸ガスボンベにより酸素濃度が下がるバス車内で、橋田に説教されつつ再び気絶させらてしまった。

6話犯人:城之内翼
探偵が早すぎる 城之内翼

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:城之内翼(じょうのうち つばさ)

役者:佐藤 寛太(さとう かんた)

職業:大学生

殺害方法:転落死

動機:報酬の為

概要:1話(1話~5話の概要については、まとめ参照)から登場し、十川一華に積極的にアプローチして接近していた人物。十川一華は彼に惚れており、お互いに両想いかに思えた。しかし、今回の刺客の1人として送り込まれていたのであった。

殺害方法は転落死である。ニュースで取り上げられている、連続転落事件の犯行声明を出したのは彼である。

「いちのせようた を ほどうきょう の かいだん

から、つきおとしたのは わたしである。

ひとは ごみである。ごみは ごみばこに

なげるものであり、 そのままに しておくと

せかい は よごれていく。 どんなに なげても(以下画面に映らず)」

転落事件には一切関わっていないが、年に何件もの不慮の転落事故が起きている。そこに目をつけ、架空の転落事件の犯人をでっちあげたのだ。十川一華に睡眠薬入りのシロップを渡し、飲み物を飲ませ眠らせる。そして、改装中の駅ビルの屋上から転落死させる。再び犯行声明を出すことで、捜査をかく乱する計画であった。ニュースによると、5件の犯行声明文を出していたようだ。

探偵が早すぎる 城之内早苗

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

動機は報酬の為である。妹に城之内早苗(じょうのうち さなえ)がおり、医者になりたいという夢を叶えてあげたいからであった。小学生の時、母親が再婚した男がクソみたいな奴で、毎晩2人(翼と早苗)は殴る、蹴るはの暴行を受けていた。幼かった頃に、妹を守れなかったという後悔の念が反映されている。(※ちなみに医者になるための費用を調べると、私大で2000万円~5000万。公立で3000万円は必要になってくるようだ)

そのため、妹の医学部進学の願いだけは叶えてあげたいと思い、殺害を引き受けた。3話において、『ピーターパン』が好きだと語っていたが、それは、家族を守ろうとしたウェンディに共感していたからである。

なお、妹には高級レストランで食事をごちそうしたり、誕生石「アメジスト」のネックレスをプレゼントしていたりと溺愛している。ちなみに、フォークの持ち方が兄、妹そろって行儀の悪い持ち方である。出身地は北海道らしい。

探偵の千曲川光から全てを見破られる。トリック返しとして屋上から落とされることになるのだが、最後は自らの意思で千曲川を蹴り飛ばし、地上へと落下した。意識不明の重体であり、緊急治療室で入院経過観察中である。

7話犯人:大蛇羅舞輝斗
探偵が早すぎる 大蛇羅舞輝斗

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:大蛇羅舞輝斗(だいだら まきと)

役者:駒木根隆介(こまきね りゅうすけ)

職業:不明

殺害方法:液体窒素による爆殺

動機:名誉向上のため

概要:大蛇羅一族の1人で大柄な男性。大蛇羅亜謄蛇の弟らしいが、歳はかなり離れているように見える。大蛇羅朱鳥には幼い頃から見下されており、その子供である壬流古と麻百合からも、「デブ」「ゴミ」「家畜」「バカで恥じ知らず」と散々に言われてきている。朱鳥側は、彼のことを一族と認めておらず、のけ者にしている様子。

そんな彼の元に、亜謄蛇から連絡が入る。十川一華の殺害に関して、自身を頼ってくれたのである。殺害計画が失敗続きの現状、これを成功させれば朱鳥一家より優位に立てる。また、亜謄蛇には幼い頃から味方になってくれたと語っており、その恩返しも兼ねていたのかも知れない。彼は十川一華の殺害を了承したのだった。

殺害計画とは、液体窒素を使用しての爆殺である。大量の液体窒素を密閉された容器に充満する。窒素が気体に変化する際、体積は約700倍にまで膨張。密閉された容器は許容範囲を超えて大爆発を起こす。その破壊力は家を吹き飛ばせる程の火力になる。

これを仕掛けるために、十川一華の自宅庭にある水道管をカッターで穴を開ける。後日、水道局員に成り済まし、水道管の工事を怪しまれることなく実施。工事中は在宅するように促しておき、後は庭で密閉された容器に、工事で使う液体窒素を流し込むだけである。

ちなみに、彼にとって液体窒素は幼少期から馴染み深いものだった様子。子供の頃には色んな物を凍らせて遊んだと語り、バラの花を粉々にしたり、バナナで殴り合いっこしたと振り返っている。よほど朱鳥が嫌いなのか?液体窒素で彼女の写真を凍らせ、粉々に砕いていた。

最期は探偵に計画の全てを見破れる。液体窒素を充満させた容器の鍵を死守するべく、探偵である千曲川光と対峙した。その際、放った拳法が『ムンポウ』である。千曲川もこの拳法の使い手であるとされるが、一切は不明である。おそらく、月(ムーン)のように円を描きながら相手に反撃する護身術の類であり、そこから名前が付いたのではないだろうか?

探偵をムンポウで凌ぎ、車へと戻る。液体窒素の爆発する瞬間を待ちわびていたが、一向に爆発がしない。ふと後方から異音が聞こえ振り返ると、後部座席に液体窒素が膨らんでいた。気づいた時にはすでに遅く、大爆発を起こした。その後の容態は不明である。

「人知れず他人を巻き込まない完璧な方法。一言でいうなら密室殺人ってやつ」と語っていたが、家ごと爆発するため近隣にも被害が被るのではないだろうか?また、色々と窓なども全開であったため、密室とは言い難い殺人計画であった。

非常に汗っかきであり、亜謄蛇と部屋で会話した際にはエアコンの温度を16℃まで下げた。また、探偵から全てを見破られた際には、尋常じゃない量の冷や汗を垂らしていた。

ちなみに探偵である千曲川光の情報は一切知らなかったようで、初めて対峙した際には「だ、誰⁉」と、大いに驚いていた。情報伝達がなっていない。また、水道局員に変装した時の名前は『関東水道局 給水部給水科 細井実』である。

8話犯人:十川純華?
探偵が早すぎる 十川純華

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:????

役者:新山千春(にいやま ちはる)

職業:????

殺害方法:毒殺(植物)

動機:報酬の為

概要:十川一華の母である純華に成り済ましていた女性。夫からDVを受けており、逃げるために美容整形に行く。その際、十川一華殺害の話を持ちかけられ承諾したようだ。顔は美容整形により純華になっている。大がかりな整形のようで、顎はかなり削ったようだ。

彼女の考えた殺害計画とは、『キョウチクトウ』を用いての毒殺である。オレアンドリンという毒を体内に入れることで、心臓麻痺や下痢、痙攣などを引き起こす、死亡例もある毒性の高い植物である。熱により分解しにくい性質があるため、焚火による煙にも毒が混じる。これを、相手に吸い込ませることでの毒殺を狙った。

探偵に全てを見破られており、逆トリックとして煙を吸わされる。しかし、十川一華によって途中で中止させられる。アレルギー症状に対して、解毒剤の注射を橋田から打ってもらい助かっている。母親に成り済ますということで、昔のアルバムを見るなどして過去の記憶を覚え込んでいた。左利きである様子。

9話犯人:大蛇羅壬流古
探偵が早すぎる 9話 大蛇羅壬流古

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:大蛇羅壬流古(だいだら みるこ)

役者:桐山漣(きりやま れん)

職業:大蛇羅一族

殺害方法:圧殺(シャンデリア)

動機:遺産相続阻止

概要:5話において、探偵・千曲川光のトリック返し受ける。花火で全身火傷を負った彼は、顔の傷を隠すために仮面を着用して復活を遂げたのだった。大蛇羅瑛の法要を、一族の所有する別荘で執り行うことになり、シャンデリアを用いた殺人計画を画策した。

会場となる大広間の中央には、大きなシャンデリアが吊り下がっている。これを、焼香台の真上になるように移動した。シャンデリアは電磁石によって吊り下がるように細工しており、十川一華が焼香台の前に立った時、くしゃみを出して廊下にいる部下に合図を送る。

部下が電磁石のスイッチをOFFにすれば、シャンデリアは落下して、事故死に偽装できる寸法である。シャンデリアを移動するにあたり、配線を修復するなど、だいぶ大がかりな工事だったのではないだろうか?

しかし、探偵はこのトリックを見破っており、廊下にあるスイッチは瞬間接着剤により固められていた。そのため、部下はスイッチをOFFにできず失敗に終わる。この際、彼の耳元では探偵の声が聞こえた。幻聴か……、それとも。過去にトリック返しを受けたトラウマが蘇り、法要会場から逃走したのであった。

逃げ込んだ先は、廊下伝いの小部屋である。しかし、そこには既に探偵が先回りしていた。彼は置物でやっつけようとしたが、探偵の『ムンポウ』で返り討ちにあい気絶する。目が覚めたのは30分後であり、それまで、鷹のはく製の羽で鼻を擦り続けられていた。さらに、椅子に縛り付けられているではないか。

探偵は、彼が犯したミスについての説明を受ける。ふと上を見上げると、シャンデリアが設置されていた。探偵はトリック返しを行うつもりらしい……。「やめてくれ!もうこれ以上痛い思いをしたくないんだぁぁぁ‼」と懇願するも、探偵は痛い思いをさせたいのだ。

シャンデリアが落下して、頭から血を流したのだった。しかし、彼は気絶はしなかった。痛みよりも、怒りの感情が勝ったのだ。縛り付けられたロープが解け、彼は復讐を誓う。その晩、十川一華が別邸に現れるのをまった。「もう遺産とかどうでもいいよ。俺のプライドめちゃくちゃにしやがって」。

そういうと、バタフライナイフを取り出した。もはや、事故死に偽装するなどどうでもいい。捕まろうがなりふり構わず殺しにかかったのだ。助けに入った橋田政子と応戦の上、彼女の腹部にナイフを突き刺し敗北をしたのだった。

9話犯人:大蛇羅麻百合
探偵が早すぎる 9話 大蛇羅麻百合

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:大蛇羅麻百合(だいだら まゆり)

役者:結城モエ(ゆうき もえ)

職業:大蛇羅一族

殺害方法:斬殺(ソムリエナイフ)

動機:遺産相続阻止

概要:母である大蛇羅朱鳥の指示で殺害計画を実行した。計画とは、別邸に十川一華を招き、女性たちとワインを飲みながら会話をする。その中で、「死にたい」という言葉を引き出すことが目的であった。これは、殺人を自殺に偽装するために必要な言葉である。

朱鳥の言葉通りにセリフを発するため、耳にはイヤホンを装着していた。「あなたは私が、どんな思いで生きてきたか知ってる。親の決めたレールに乗せられて、自分の意思では何もできない」というセリフがあるのだが、朱鳥によるあてつけのようにも感じる。実際、5話においても麻百合は、壬流古の指示に従いイヤホンで行動をしていた。

作戦が失敗に終わると、誰もいないであろうダイニングへ逃走を図る。しかし、探偵が放置した(故意に置いた?)ファラオのオブジェに足がひっかかり、鼻と頭部から出血してしまう。探偵はそれを見て大いに驚いていたため、まさか出血するとは思っていなかったのだろう。ハンカチを太渡されて、鼻血を拭き取っている。

その後、トリックの全てを見破られると、トリック返しを恐れて再び逃走を図る。しかし、探偵にソムリエナイフで動きを静止される。首元をナイフで切り裂かれるのではないかという恐怖から気絶したのだった。鼻血や頭部からの出血もあったようだし、トリック返しは気絶で終了している。

最終話犯人:大蛇羅亜謄蛇
大陀羅亜謄蛇 最終話

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今回の犯人:大蛇羅亜謄蛇(だいだら あとうだ)

役者:神保悟志(じんぼ さとし)

職業:大蛇羅グループ副会長

殺害方法:焼殺

動機:遺産相続阻止

概要:『9話』において、姉・大蛇羅朱鳥の行動を隠しカメラで録画していた。これは、十川一華と橋田政子を信じ込ませるための殺害計画の一部だったのだ。彼は話があると2人を個室に呼び出した。そこで、遺産相続に関しては一切関与しないと話す。そして、隠しカメラで録画していた朱鳥の姿を見せる。これがあれば、朱鳥が殺害に関与したという証拠になるためである。

その後、部屋から退室する際に、ドアノブを外して密室にする。あとは、太陽光を駆使し、発火しやすい絵画を発火させる。屋敷を全焼させることで逃げ遅れた2人は焼死したという事故死に偽装するのである。

なお、9話においては、屋敷が気に入っていると話していたが、殺害計画は屋敷を燃やすことである。結局燃やすんかい!と突っ込みを入れたい。さらに、姿が見えなくなった大蛇羅壬流古が心配だからと捜索すると嘘をつき、朱鳥の部屋に隠しカメラを設置する。『7話』では大蛇羅舞輝斗を信頼しているといっていたが、計画失敗後は「あんなバカ知るか」と罵っている。2枚舌な性格である。

最終決戦においては、朱鳥が大蛇羅一族が殺害に関与しているという証言を、橋田政子がテープレコーダーで録音していた。その証拠を隠滅するべく、彼女と素手での格闘戦を行っている。橋田は9話で壬流古から腹部でナイフを刺されるというケガをしている手負いの状態であった。そんな状態であったのにも関わらず、彼は普通に敗北をしている。あまりケンカは得意ではないようだ。

ラスボス:大蛇羅朱鳥
大蛇羅朱鳥 

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

今回の犯人:大蛇羅朱鳥(だいだら あけどり)

役者:片平なぎさ(かたひら なぎさ)

職業:大蛇羅グループ会長

殺害方法:圧殺(家屋倒壊)

動機:遺産相続阻止

概要:詳しく見る
概要:大蛇羅遇グループの会長であり、諸悪の根源である女性。「人間じゃない」「悪魔のような女」「はじめて人を憎んだ」と言われるなど散々な言われようである。が、彼女の殺害計画とは他人の犠牲に成り立っている、探偵さえも見破れなかったトリックであった。

探偵の未然に防ぐという完璧な行動を逆に利用する、部下を犠牲して事故死への伏線を作り上げたのだ。方法は屋敷を倒壊させることである。探偵に給湯器を止めさせ、ブレーカーをOFFにさせる。元々床が傾くほどの古い屋敷であり、急に電気や給湯が止まれば、倒壊してもおかしくない状況を作り上げたのだ。

探偵、十川一華、橋田政子の3人を巻き込んで倒壊させれば、殺人だと怪しまれる可能性がある。そのため、弟・亜謄蛇、娘・麻百合すらも犠牲にして殺害しようとした。その損得勘定の強い性格は、遺産狙いで大蛇羅瑛の殺害にも至ったのだろう。

瑛の殺害に関してはハッキリとは描かれてはいないが、失敗続きのマユリに凄んだ際「瑛みたいに原因不明で飛行機が落ちるわよ」 と言い、 千曲川も「甘いな!お前の両親を殺した奴だぞ!」と 一華に言ってたから証拠掴んでたようだ。

彼女の殺害計画は完璧であり、千曲川光もミスを指摘されるまで気が付くことはなかった。さっさと黙って部屋から退室していれば、完全犯罪に成功していたように思える。

十川一華の両親

大蛇羅瑛(父親):詳しく見る

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

名前:大蛇羅瑛(だいだら あきら)

役者:玉置 孝匡(たまき たかまさ)

職業:大蛇羅グループ社長

概要:大蛇羅3兄弟の次男で、DDRインターナショナル社長の男性。十川純華とは結婚をするつもりであったが、大蛇羅一族からの猛反発にあってしまう。彼女の方から別れを切り出され、その後は疎遠になる。だが、純華に子供が生まれたことを知り遺書を書き記す。

会社の金5兆円はすべて娘である一華に受け渡すと。本来ならば、一華に会いに行きたかった。しかし、一族に彼女の存在を知られてしまうと、消されてしまいかねないと考えた彼は、最後まで実際に会うことはなかった。

1970年10月12日~2018年5月15日まで社長を務めていたが、5月15日のビジネスジェット機墜落により死去してしまう。東京都港区の出身らしい。

十川純華(母親):詳しく見る

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引

名前:十川純華(そがわ すみか)

役者:新山千春(にいやま ちはる)

関係性:一華の亡き母

概要:十川一華の母親。大蛇羅瑛と婚約関係にあったが、どのような経緯があったかは不明である。しかし、大蛇羅一族の反対にあったため自ら別れを切り出した。その後、妊娠していたようで、娘である一華を幼少期まで育てる。だが、病状が悪化して死去してしまった。

十川一華の友人たち

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

名前:山崎未夏(やまざき みか)

役者:南乃 彩希(みなみの さき)

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概要:一華と同じ大学に通う21歳の女性。よく、阿部律音の言動に対して突っ込みを入れている。空気が読める性格であり、一華が惚れている城之内翼が、学食のカフェで一緒に食べていいかと聞かれた際には、阿部律音の半ば強引に連れだして、2人きりの状況を作り上げた。

2話では水泳が得意ということが判明する。県大会選手である、十川一華の骨折後のリハビリ相手を担った。3話では、お揃いのコーデ衣装を身に着け、犯人である西岡京一に一華と間違われて、殺害されそうになった。講義中にも平気で電話に出るようである。


©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

名前:阿部律音(あべ りつね)

役者:水島麻理奈(みずしま まりな)

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概要:一華と同じ大学に通う21歳の女性。大柄な体格であり、学食においてはパンケーキ10段/超巨大オムライス/大量の菓子パンなど食事量が多い。2話のプールでは浮き輪に入り、遊泳を楽しんでいた。3話においては、千曲川光が一華のことを監視していることに関して、自分に気があるのではないかと口にしている。

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

名前:城之内翼(じょうのうち つばさ)

役者:佐藤 寛太(さとう かんた)

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概要:一華と同じ大学に通う21歳の男性。コンビニのアルバイトをしている。一華に気があるらしく、大学のカフェでは彼女の友人がいるにも関わらず一緒の席に座った。一華の条件反射により、口に含まれたオレンジジュースを吹きかけられるという場面においては、一度自宅帰りシャワーを浴びてきた様子。人によってはご褒美である。

3話においては図書室内にある研究個室で、他に空いている個室がないとスペースを貸してもらいたいなど、積極性の塊である。図書室2Fの研究室で爆発があった際には、一華をとっさに自分の腕の中に囲い込むなど抜け目がない。また、ピーターパンが好きなようである。

千曲川光が行きつけのbar店員

©井上真偽・講談社/読売テレビ【ドラマ:探偵が早すぎる】より引用

名前:不明

役者:高橋 努(たかはし つとむ)

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概要:千曲川光の行きつけのバーの従業員。半年もツケを貯められており、そろそろ出禁にする算段を立てている。それでも酒を欲しいとねだる千曲川に対しては、食器を洗わせてコップ1杯の酒を恵んでいる。また、千曲川が店内で「どん兵衛」を食べるのを止めていなかったりと、わりと自由にさせているようだ。