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	<title>場当たり的犯行</title>
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	<description>『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』など、犯人側から事件が進む倒叙をまとめたいブログ</description>
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	<title>場当たり的犯行</title>
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		<title>名探偵モンク シーズン3-8話『ファイナルアンサー』あらすじと感想</title>
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		<dc:creator><![CDATA[せぷてい]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 26 Dec 2024 10:00:14 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[名探偵モンク]]></category>
		<category><![CDATA[半倒叙]]></category>
		<category><![CDATA[場当たり的犯行]]></category>
		<category><![CDATA[男性犯人]]></category>
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					<description><![CDATA[原題『mr. MONK and the Game Show』（モンク氏とゲームショー）というタイトルです。古畑任三郎をご覧になった方は、『VSクイズ王』を思い出すような舞台設定になっており、生放送中に行われるクイズ番組の [&#8230;]]]></description>
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<p><strong>原題『mr. MONK and the Game Show』</strong>（モンク氏とゲームショー）というタイトルです。<strong>古畑任三郎をご覧になった方は、『VSクイズ王』を思い出すような舞台設定</strong>になっており、生放送中に行われるクイズ番組の司会者が仕掛けるイカサマをどのように見抜くことができるでしょうか？ また、<strong>モンクの亡き妻トゥルーディの両親が初登場</strong>するエピソードでもあります。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">あらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">登場人物・キャスト</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">あらすじ</span></h2>



<p>ハリウッドで人気のクイズ番組「お宝ボックス」の司会者ロディ・ランクマンは、女性アシスタントのリジーから番組内でイカサマをしていると咎められる。プロデューサーに不正を告発すると迫られたため、彼女の車に細工を行い事故死に見せかけて殺害したのである。その後、モンクの亡き妻トゥルーディの父ドワイトが彼のもとに訪れる。ドワイトはクイズ番組のプロデューサーその人であり、連勝を続けている無学な回答者がイカサマをしているはずなのだが見抜けないため力を貸してほしいと捜査を依頼しにきたのだった。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">登場人物・キャスト</span></h2>



<p><strong>今回の犯人：ロディ・ランクマン</strong><br>役者：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%92%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%82%BA">ジョン・マイケル・ヒギンズ</a><br>概要：<strong>クイズ番組『Treasure Chest（お宝ボックス）』</strong>司会者の男性。女性アシスタントのリジーから番組内で行っている不正を告発すると言われたため犯行に及んだ。制作会社を経営しているという一面があるが、借金により自己破産状態に陥っており、司会者としての収入やイカサマによる見返りを断ちたくなかったのであろう。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>今回の被害者：リジー</strong><br>役者：リサ・シェリダン<br>概要：クイズ番組アシスタントの女性。生放送中にロディが行っているイカサマに気が付き、これを番組プロデューサーに告発すると迫った。良い番組を作りたいという思いから、番組からの降板を求めるも自動車事故に偽装され殺害された。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">まとめ</span></h2>



<p><strong>どのように犯人はイカサマをしているのかというシンプルな謎解き、モンクの幸せな過去の結婚生活が分かるエピソード</strong>です。シャローナの両親と実家が初登場し、彼女を失った悲しみをどう乗り越えることができたのか、モンクはどう過去と向き合い前に進んでいく覚悟をもつことができるのか、それらは<strong>彼女が幼少期に書いた日記の言葉で締めくくられるラストカットは切なくも感動的</strong>でした。一方で事件は、クイズ番組の<strong>生放送中にゲーム内の救済措置を使いながら事件を解決する流れも見事</strong>であります。</p>



<p>さて、<strong>本作の大きな特徴</strong>として挙げられるのが、<strong>助手であるシャローナの不在</strong>でしょう。彼女の母親が倒れて看病中のため、<strong>代わりに登場するのがモンクの住む部屋の2階の住人であるケビン・ドーフマン</strong>（役：ジャラッド・ポール）であります<strong>。かなりのお調子者でウザったい絡み方</strong>をしてくるのですが、私としては<strong>憎めない大好きなキャラクター</strong>です。</p>



<p>彼は<strong>シーズン2-10話『こわい女つよい女』で初めて登場</strong>した人物であり、宝くじで高額当選した後が知れるのですが、またしても悪い女性に騙されてお金を盗られてしまったようです。</p>



<p>しかし、その前向きな性格で過去にはクヨクヨしておらず、<strong>ポジティブな助手としての役割</strong>は、モンクのいつまでも過去にしがみつく捉え方とは正反対であり、シャローナの幸せな過去の映像が流れるという<strong>重いテーマが込められた本作の緩衝材として無くてはならない存在</strong>でありました。</p>



<p>以上、名探偵モンク　シーズン3-8話『ファイナルアンサー』でした。</p>
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		<title>名探偵モンク シーズン3-13話『激突』あらすじと感想</title>
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		<dc:creator><![CDATA[せぷてい]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 04 Oct 2024 10:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[名探偵モンク]]></category>
		<category><![CDATA[倒叙形式]]></category>
		<category><![CDATA[場当たり的犯行]]></category>
		<category><![CDATA[男性犯人]]></category>
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					<description><![CDATA[原題『mr. MONK Gets Stuck in Traffic』（モンク氏が渋滞に巻き込まれる）というタイトルになります。邦題『激突』で思い出すのが、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画『激突！』で、大型タンクローリ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong>原題『mr. MONK Gets Stuck in Traffic』</strong>（モンク氏が渋滞に巻き込まれる）というタイトルになります。<strong>邦題『激突』で思い出す</strong>のが、スティーヴン・スピルバーグ監督の<strong>映画『激突！』</strong>で、大型タンクローリーを操縦する謎の追跡者が犯人ではありませんが、大型ダンプカーを操縦する犯人がハイウェイを舞台に事件を引き起こします。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">あらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">登場人物・キャスト</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">本作品の舞台となった国道101号線って？</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">あらすじ</span></h2>



<p>建設会社社長のレイ・ガラルディは、郊外にある建設現場に呼び出した環境保護活動家スティーブ・マリオットに、建設中止の訴訟を取り下げるように迫っていたが話がまとまらず、傍にあった鉄パイプで彼を撲殺する。遺体を車ごとダンプカーに乗せてハイウェイを走行すると、周りに車両がいないカーブで荷台を傾け車ごと転落させ、速度の出し過ぎでスピンした事故のように偽装したのである。これをきっかけにハイウェイでは大渋滞が発生し、フィールドホッケーの試合を観戦した帰り道のモンクたちも足止めを食らうのであった。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">登場人物・キャスト</span></h2>



<p><strong>今回の犯人：レイ・ガラルディ</strong><br>役者：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%B3">ジェイ・アコヴォーン</a><br>概要：ガラルディ建設の社長である男性。郊外にある土地でショッピングモール建設を請け負っていたが、環境保護活動家スティーブから建設中止の訴訟を起こされ、話合いで取り下げには応じなかったことから犯行に及んだ。なお、ガラルディ建設では85人が働いているそうである。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>今回の被害者：スティーブ・マリオット</strong><br>役者：マット・シャンパーニュ<br>概要：NPOの環境保護団体「Environmental Guerilla Group（環境保護ゲリラグループ）」通称EGGの職員である男性。建設工事中のエリアにいる絶滅危惧種を守るために活動しており、裁判所に建設中止の訴訟を出していた。ちなみに工事エリアには、「アラメダ・ムチヘビ」という種類のヘビなどが生息しているそうである。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">本作品の舞台となった国道101号線って？</span></h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="1024" height="652" src="https://mysteript.com/wp-content/uploads/2024/10/d8b786a57c0e176064197e01c96d941c-1024x652.jpg" alt="" class="wp-image-16957" srcset="https://mysteript.com/wp-content/uploads/2024/10/d8b786a57c0e176064197e01c96d941c-1024x652.jpg 1024w, https://mysteript.com/wp-content/uploads/2024/10/d8b786a57c0e176064197e01c96d941c-300x191.jpg 300w, https://mysteript.com/wp-content/uploads/2024/10/d8b786a57c0e176064197e01c96d941c-768x489.jpg 768w, https://mysteript.com/wp-content/uploads/2024/10/d8b786a57c0e176064197e01c96d941c.jpg 1435w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">Googleearth『アメリカ 国道101号線』より引用</figcaption></figure>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p>国道101号線（英: U.S. Route 101）は、アメリカ合衆国の国道の一つ。カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州をアメリカ西海岸に沿って南北に縦断する。カリフォルニア州中南部海岸では古い伝道所とプエブロ集落、砦を結んだ旧街道の経路を踏襲していることから、エル・カミノ・リアル（王の道）とも呼ばれる。『<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%81%93101%E5%8F%B7%E7%B7%9A_(%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD)">Wikipedia</a>』より引用（2024年2月3日閲覧）</p>
</blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">まとめ</span></h2>



<p>大型トラックからの荷物の落下や、車同士の衝突というカーアクションからの渋滞発生シーン。モンクの助手ナタリーがダンプから振り落とされそうになったり、モンクが拳銃を撃つなど<strong>アクションシーンが多い作品</strong>になっております。</p>



<p>さて、今回の犯人は、建設会社を営むガテン系の犯人であり、場当たり的な犯行でしたが、<strong>あの大きなミスがなければ</strong>わざわざ渋滞発生地点まで戻る必要はなく、<strong>完全犯罪が成立していたのかも</strong>知れません。そのミスを取り返すために応援に駆け付けた救急隊員に成り代わるなど、ミスを積み重ねていってしまうのは何とも皮肉なものであります。</p>



<p>それにしても、手首にケガをしたナタリーに対して、<strong>救急隊員に変装した犯人はノリノリで応急処置を引き受けている</strong>のですが、普段とは違う職種になれて嬉しかったのでしょう。こういったところもミスの上塗りでありました。</p>



<p>また、今作のゲストキャラとして登場したのが、<strong>弁護士ギャレット・プライス</strong>（役：ラリー・ミラー）でした。仕事依頼がなく不動産業に転職を考えていたのですが、この<strong>渋滞事故をきっかけに情熱と訴訟依頼の仕事を獲得</strong>し、再び弁護士としての歩むことを決意するのであります。</p>



<p>思えばこの事件の引き金は、環境保護団体が絶滅危惧種を守るために建設中止を求めた訴訟が原因でした。犯人は自らの目的のために次々に人を殺めていき、この事件で終わる人生もあれば、弁護士ギャレットのような<strong>渋滞から脱するかのように始まる人生もある</strong>のだと感じました。</p>



<p>以上、名探偵モンク　シーズン3-13話『激突』でした。</p>
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		<item>
		<title>イップス（ドラマ）9話『ツイてない男の運のツキ』ネタバレなし感想【評価：普通】</title>
		<link>https://mysteript.com/ippusu-09/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[せぷてい]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 10 Jun 2024 12:42:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イップス]]></category>
		<category><![CDATA[場当たり的犯行]]></category>
		<category><![CDATA[男性犯人]]></category>
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					<description><![CDATA[宮永隆一（萩原利久）は「ツイてない」が口癖の男である。起業に失敗して借金を作ると、現在は建設作業員としてその日暮らしの生活を送るが、反社と繋がりのある債権回収人・佐久間康（ラランド・ニシダ）から追いつめられ暴行を受けてし [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>宮永隆一（萩原利久）は「ツイてない」が口癖の男である。起業に失敗して借金を作ると、現在は建設作業員としてその日暮らしの生活を送るが、反社と繋がりのある債権回収人・佐久間康（ラランド・ニシダ）から追いつめられ暴行を受けてしまう。自分の身を守るために落ちていたレンチを振り回すと、打ちどころが悪く佐久間を殺めてしまった。</p>



<p>宮永はその場から離れようと道路に飛び出したところ、配信で活躍するマジシャン・ニンジャ赤影（本田力）が運転する車に撥ねられ気絶してしまう。彼の自宅で目をさますと、「この件は内密にしたい」と多額の治療費を受け取るのだが、テレビの緊急速報で逃亡犯だと気が付かれてしまい、驚いた赤影は足を滑らせて後頭部をテーブルに打ち死んでしまう。</p>



<p>そのうえ赤影に取材に来ていた黒羽ミコ（篠原涼子）と森野徹（バカリズム）に玄関で鉢合わせしてしまい、宮永は被害者のふりをしながらやり過ごすことになるのだった。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-6" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-6">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">データ・スタッフ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">人物紹介（キャスト）</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">その他キャスト</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">古畑任三郎からのオマージュ</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">小ネタ・補足</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">まとめ（評価：普通）</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">参考サイト</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">データ・スタッフ</span></h2>



<p>脚本：中園勇也<br>音楽：野崎美波<br>演出：相沢秀幸<br>プロデュース：宮崎暖<br>制作プロデューサー：熊谷理恵<br>製作：フジテレビ</p>



<p>放送日：2024年6月7日<br>放送時間：46分</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">人物紹介（キャスト）</span></h2>



<p><strong>今回の犯人：宮永隆一</strong>（みやなが・りゅういち）<br>役者：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%A9%E5%8E%9F%E5%88%A9%E4%B9%85">萩原利久</a>（はぎわら・りく）</p>



<p>概要：建設作業員の男性。「ツイてない」が口癖であり、1人目は正当防衛で、2人目は過失致死で人を殺めてしまう。2人目の被害者の自宅から離れようとするが、取材の予定を組んでいた黒羽ミコと森野徹に玄関先で顔を見られたことで被害者になりすますことになる。</p>



<p>以前は実業家として友人・大城俊と『STARDUST SOLUTIONS』という会社を起業したが失敗し200万円ほどの借金を抱えてしまう。友人は新しい事業で成功しており現在も定期的に連絡をくれるのだが、彼の成功をねたみ、失敗し続けている自分を見せたくない虚栄心から接触は避けている様子。</p>



<p>アニメ『不屈のアルデバラン』という作品のファンらしく、自宅アパートにはグッズやTシャツが飾られており、建設現場で勤務する際にもアニメTシャツを着ていた。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>今回の被害者：佐久間康</strong>（さくま・やすし）<br>役者：ニシダ（<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89_(%E3%81%8A%E7%AC%91%E3%81%84%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%93)">ラランド</a>）</p>



<p>概要：債権回収人の男性（30歳）。反社と繋がっている『海老沼ファイナンス』の取り立て人であり、債務者・宮永隆一を追いつめて暴行を加えていたが、相手が振り回したレンチの当たりどころが悪く死亡してしまう。</p>



<p>封筒を見ると、『海老沼ファイナンス』の住所は、〒151-005「東京都渋谷区千駄ヶ谷7ｰ11ｰ2」汐空ビルディング2階にあるようだ。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>今回の被害者：須藤健吾</strong>（すどう・けんご）<br>役者：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%A4%9A%E5%8A%9B">本多力</a>（ほんだ・ちから）</p>



<p>概要：マジシャンの男性。『ニンジャ赤影』名義で活動する配信者であり、飛び出してきた宮永隆一を車で轢いてしまう。「このことを公にしたくない」との理由で気絶した宮永を自宅に連れ込むと、治療費100万円で買収したヤバイ人間である。テレビの緊急速報で彼が殺人犯だと勘付くと、その場から逃げ出そうとするのだが足を滑らせテーブルに後頭部を打ち付け死亡してしまう。</p>



<p>忍者とマジックを融合させたネタが人気のようで、黒羽ミコと森野徹が大ファンであるため事件日にはインタビューを受ける約束を取り付けていた。儲かっているようで大豪邸には和洋折衷なインテリアが飾られていた。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">その他キャスト</span></h2>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><td>役名・概要</td><td>役　者</td></tr><tr><td>大城俊（おおしろ・しゅん）<br>青年実業家で宮永隆一の友人</td><td><a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%B5%A6%E7%8D%A0%E5%A4%AA">三浦獠太</a>（みうら・りょうた）</td></tr><tr><td>久保碧（くぼ・みどり）<br>小説『歪な十字架』の2人目の被害者と同姓同名の人物</td><td><a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%B7%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%A9">祷キララ</a>（いのり・きらら）</td></tr><tr><td rowspan="3">建設作業員（宮永隆一の同僚）</td><td>&nbsp;<a rel="noopener" target="_blank" title="" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%80%E4%B8%9E">堀丞</a>（ほり・じょう）</td></tr><tr><td>小川智弘（おがわ・ともひろ）</td></tr><tr><td><a rel="noopener" target="_blank" title="" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E5%95%93%E4%B9%8B">山本啓之</a>（やまもと・ひろゆき）</td></tr><tr><td>『まじっくアキト』名義でマジック動画を配信している子ども</td><td>松野晃士（まつの・あきと）</td></tr><tr><td>女性アナウンサー</td><td>みずさわさりな</td></tr></tbody></table></figure>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">古畑任三郎からのオマージュ</span></h2>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-toggle-box-1 toggle-wrap toggle-box block-box not-nested-style cocoon-block-toggle"><input id="toggle-checkbox-202503032257330" class="toggle-checkbox" type="checkbox"/><label class="toggle-button" for="toggle-checkbox-202503032257330">ネタバレ注意</label><div class="toggle-content">
<p>○<strong>「ツイていない殺人犯」</strong>がテーマの本作品は、同じく9話で放送された古畑任三郎『<a rel="noopener" target="_blank" href="https://mysteript.com/furuhata-ninzaburo-22/">間違えられた男</a>』から着想を得ていると思われる。ツイてない犯人が2人の男性を殺害し、「犯人は刑事の前で被害者になりすます」のである。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p>「何をやってもついてない日ってありますよね。しかし物は考えようで、一生の間に経験するツキっていうのは分量が決まっているって言います。つまり、大きい所でついている人は、その分細かい所でついてない。</p>



<p>だから決して挫けないようにしてください。ただですね、まれに大きなツキが巡って来る前に人生を終わってしまう、本当についてない人もいるそうで。願わくはあなたがそうでないことを祈って……」</p>
<cite>【古畑任三郎　第2シーズン『間違えられた男』より引用】</cite></blockquote>
</div></div>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">小ネタ・補足</span></h2>



<p>○黒羽ミコは遺体の隠し場所のアイディアとして『人間椅子』を挙げていた。江戸川乱歩の短編小説であり、醜悪な外見にコンプレックスを持つ椅子職人が、外交官の夫を持つ女流作家に当てた罪を告白する手紙から綴られる怪奇小説である。</p>



<p>○1人目の被害者・佐久間康の死因は、転倒時に頭部を地面に打ち付けたことが原因だと思われる。バランスを崩した際に受け身を取れず、太っている体形が災いして致命傷になるほどの過重が加わったのである。そうでなければ、<strong>凶器のレンチはあまりにも細すぎる</strong>だろう。</p>



<p>○犯人・宮永隆一が好きなアニメ『不屈のアルデバラン』は架空の作品である。「アルデバラン（Aldebaran）」とは、おうし座の固有名であり、アラビア語で「追いかける者（後に続くもの）」を意味している。<strong>『先に成功してしまった友人に追いつきたい』という願望</strong>があったのだろう。</p>


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</div>




<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">まとめ（評価：普通）</span></h2>



<p><span style="color: #ff0000;"><strong><mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0)" class="has-inline-color has-cocoon-black-color"><span class="marker-under">連鎖するかのごとく不運に導かれた『ツイていない男』</span>がテーマ</mark></strong></span>の本作品は、刑事の前で犯人が被害者になりすましたばかりに、<strong>とことん振り回されることになる世にも奇妙な1日</strong>といえるでしょう。バレないように逆に挙動不審な動きをしてしまう犯人には同情せずにいられません。</p>



<p>中盤以降、<strong>邸宅内で主要キャラだけのやりとりで物語が進行</strong>するのですが、萩原利久・篠原涼子・バカリズムの好演もあり、シュチュエーション・コメディのような会話劇を楽しむことができ、<strong>バカリズムさんの淡々としたツッコミが光っておりました。</strong></p>



<p>他者になりすましたことで段々と追い込まれていく犯人なのですが、一体どこに遺体を隠したのかというミステリ部分もあるため最後まで楽しむことができます。ちなみに<span class="marker-under">隠された遺体は画面内にちゃんと提示されており、録画した方はぜひ2周目にも注目</span>してみてください。</p>



<p>マイナス部分としては、<strong>トリックを成功させるのには身体的に無理がある</strong>と感じました。まず、車に撥ねられ腰を痛めている設定でしたが、身体が痛めている状態であのトリックを完結させるのは困難でしょう。冒頭の建設現場では、土嚢を運ぶのにもバランスを崩してしまうほどの弱い体力です。</p>



<p>そのうえ、犯人は見知らぬ家で間取りもわからない状態から8分間でトリックを完結させ、着替えまで済ましておりました。これはさすがに超人的な早さで、お前マジシャンみたいだな。</p>



<p>そういった細かい指摘はどうでもいいのですが、<strong><span style="color: #ff0000;">最も残念な箇所は解決場面</span></strong>でした。<strong><span class="marker-under">遺体が教えてくれたヒント=遺体の隠し場所というド直球な答え</span></strong>になっており、探偵が遺体の隠し場所を発見することができたのは、<strong>推理により自力で導き出した結果ではありません</strong>。</p>



<p>（でも、このような偶然性が運のない犯人である由来なのかも知れませんね）</p>



<p>さらに解決編の順番も、最初に遺体の隠し場所を視聴者に提示したうえで、トリック解説に進んで行きます。そのため『最後に明らかになる隠し場所』という意外性の余韻に浸れる時間はありません。</p>



<p>犯人に対して推理を述べ終えてから、最後に遺体の教えてくれたヒントが分かる演出に入るなど、解決シーンと探偵が気づいたヒントの順番を逆にしたほうが、謎解きを聞いた解放感を感じられたのにと思います。</p>



<p>また、<strong><span class="marker-under">演出で視聴者に見せておく部分・逆にそこを隠すのかと思う場面</span>があり</strong>ました。被害者になりすました犯人を揺さぶる小ネタは多いのですが、解決編でトリックに使用した物が突拍子もなく出てきてしまったため、<strong>色々と見せ方と順番が勿体ないエピソードだと感じました。</strong></p>



<p>最後に、債権回収人の被害者を演じたラランドのニシダさんですが、アパートのドアノブをガチャガチャさせながら、リズムよく名前を呼ぶ声がしばらく耳から離れなくなるぐらい好きでした。</p>



<p>以上、イップス｜9話『ツイてない男の運のツキ』ネタバレなし感想【評価：普通】でした。</p>


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          </div>

</div>




<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7">参考サイト</span></h2>



<p>・フジテレビ『イップス　ニュース28』（https://www.fujitv.co.jp/yips/news/index28.html）、2024年6月8日閲覧</p>



<p>・フジテレビ『イップス　ニュース30』（https://www.fujitv.co.jp/yips/news/index30.html）、2024年6月8日閲覧</p>



<p>・Wikipedia『アルデバラン』（https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3）、2024年6月9日閲覧</p>
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		<item>
		<title>イップス（ドラマ）4話『パティシエの甘い偽装工作』ネタバレなし感想｜評価：嫌い</title>
		<link>https://mysteript.com/ippusu-04/</link>
					<comments>https://mysteript.com/ippusu-04/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[せぷてい]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 04 May 2024 02:36:40 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イップス]]></category>
		<category><![CDATA[場当たり的犯行]]></category>
		<category><![CDATA[女性犯人]]></category>
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					<description><![CDATA[パティスリー『Ebahi』でチーフ・パティシエを務める金町環奈（香椎由宇）は、オーナーで恋人・小泉春樹（宮尾俊太郎）の尽力により、フランスのミシュラン店シェフに新作スイーツを試食してもらう機会を得ていた。これが上手く行け [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>パティスリー『Ebahi』でチーフ・パティシエを務める金町環奈（香椎由宇）は、オーナーで恋人・小泉春樹（宮尾俊太郎）の尽力により、フランスのミシュラン店シェフに新作スイーツを試食してもらう機会を得ていた。これが上手く行けば、フランスでパティシエになる夢が叶うのだが、一方で彼と結婚して幸せな家庭を築きたいという思いがあった。</p>



<p>しかし、小泉が元恋人・江原尚子（遊井亮子）と一緒にホテルに入る現場を目撃しており、自分がフランスに渡仏すると、後任には彼女が選出されることが決まっていた。金町は自分を店から追い出し、元恋人と寄りを戻すつもりではないかと口論になると、感情的に小泉を鈍器で撲殺してしまう。そのため、事故死に見せかけるために偽装工作を行い現場を離れたのだった。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-8" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-8">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">データ・スタッフ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">人物紹介（キャスト）</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">小ネタ・補足</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">まとめ（評価：嫌い）</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">参考サイト</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">データ・スタッフ</span></h2>



<p>脚本：オークラ<br>音楽：野崎美波<br>演出：並木道子<br>プロデュース：宮崎暖<br>制作プロデューサー：熊谷理恵<br>製作：フジテレビ</p>



<p>放送日：2024年5月3日<br>放送時間：46分</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">人物紹介（キャスト）</span></h2>



<p><strong>今回の犯人：金町環奈</strong>（かなまち・かんな）<br>役者：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%99%E6%A4%8E%E7%94%B1%E5%AE%87">香椎由宇</a>（かしい・ゆう）</p>



<p>概要：パティスリー『Ebahi』のチーフ・パティシエである女性。ドキュメンタリー番組『情熱新大陸』に出演した際は天才パティシエと称され、フランスのミシュラン店で働くことが夢であると語った。一方、日本でオーナー・小泉春樹と幸せな家庭を築きたい結婚願望があった。</p>



<p>しかし、元恋人・江原尚子とホテルに入る姿を目撃し、さらにフランスにあるミシュラン店オーナーに新作スイーツを試食してもらう機会が設けられる。渡仏した際には後任に江原が選出されることから、自分を店から追い出して彼女と寄りを戻そうとしているのではないかと口論となり、厨房にあったあるモノを使用して撲殺した。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>今回の被害者：小泉春樹</strong>（こいずみ・はるき）<br>役者：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%B0%BE%E4%BF%8A%E5%A4%AA%E9%83%8E">宮尾俊太郎</a>（みやお・しゅんたろう）</p>



<p>概要：パティスリー『Ebahi』のオーナーである男性。同店でチーフ・パティシエを務める金町環奈とは交際関係にあり、フランスにあるミシュラン店オーナーと交渉し、彼女の新作スイーツを試食してもらう機会を作っていた。ケーキ作りなどは店員に任せているが、デコレーションなどのアイディアを出していたようだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">小ネタ・補足</span></h2>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><td><strong>役名</strong></td><td><strong>役者</strong></td><td><strong>概要</strong></td></tr><tr><td>相場</td><td>宮部純子</td><td>第一発見者で噂好きの女性パティシエ</td></tr><tr><td>不明</td><td>高木健</td><td>注文された商品が入荷できずに謝る青果店店員</td></tr><tr><td>ミシェル・エルナンデス</td><td>FranckJ</td><td>『シェ・エルナンデス』のオーナー</td></tr></tbody></table></figure>



<p>○事件現場となったパティスリー『Ebahi（エバイ）』のロケ地は、レストラン「ラ・グランド・メゾン東京」である。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">まとめ（評価：嫌い）</span></h2>



<p>番宣で<strong>『ドロドロの三角関係』</strong>が強調されていましたが、<strong>ドラマ内では上手く表現できていなかった</strong>ように感じました。冒頭で、<strong>被害者と元恋人がホテルに入る逢引き写真を見せる</strong>のですが、その前段階として3人の関係性を示唆するような描写があれば良かったと思います。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>「ミシュラン店オーナーから試食してもらう機会」</li>



<li>「認められて渡仏すれば後任に元恋人が選任される」</li>
</ul>



<p><span style="color: #ff0000;"><strong>これらが物語が始まる前に決まっている状態でした</strong></span>。ここがドラマで描写されていませんでしたので、<strong>犯人の仕事風景</strong>におけるスイーツやオーナーへの思い、元恋人に対する不信感（冷たくあしらうも、その前に憎しみを見せてほしかった）が個人的には不足していたと感じます。</p>



<p>完全な好みですが、犯人が自分を捨てるつもりだというドラマ部分を端的に表現するため、オーナーの元恋人を自分よりも若いパティシエにすれば、番宣で言う<strong>『ドロドロの三角関係』</strong>を視聴者に誘いやすく感情移入しやすかったのではないかと思います。いっそのこと元恋人の出演時間をぐっと減らして、一方的に犯人が決めつけるようなセリフだけで良かったかも？</p>



<p>また、ミステリ部分としては、<strong>『どんな凶器を使ったのか</strong><strong>？</strong>』ですが、犯人がパティシエであり、店内にある近くのモノと考えれば流れで想像しやすく、さりげなく証拠を消しているわけでもありませんでしたので、<strong>堂々と視聴者に提示すれば良かったのではないだろうか</strong>。</p>



<p>このエピソードで<strong>記憶に残った場面は第一発見者を演じた「宮部純子」さんのリアクション</strong>なのでした。その後も噂好きな人物として、黒羽ミコ（篠原涼子）にマグカップに飲み物を注いで渡すなど、ガッツリ話し込む気だなと感じさせる演出も良くとっても印象に残りました。</p>



<p>以上、『イップス（ドラマ）｜4話『パティシエの甘い偽装工作』ネタバレなし感想』でした。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">参考サイト</span></h2>



<p>・フジテレビ『イップス（ニュース16）』（https://www.fujitv.co.jp/yips/news/index16.html）、2024年5月4日閲覧</p>



<p>・株式会社マイターン・エンターテイメント『宮部 純子』（https://www.myturn-ent.com/member04.html）、2024年5月4日閲覧</p>
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		<item>
		<title>イップス（ドラマ）3話『フラワーと完璧だった密室』ネタバレなし感想｜評価：普通</title>
		<link>https://mysteript.com/ippusu-03/</link>
					<comments>https://mysteript.com/ippusu-03/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[せぷてい]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 28 Apr 2024 02:21:45 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イップス]]></category>
		<category><![CDATA[場当たり的犯行]]></category>
		<category><![CDATA[男性犯人]]></category>
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					<description><![CDATA[都議会議員・尾花健一郎（塚本高史）は、父の亡き後に地盤を引き継いだ二世議員である。中身の無い発言を繰り返しており、世間では”フラワー健一郎”と呼ばれているのだが、その性格を利用して今の議員イメージを作り上げたのが、第一秘 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>都議会議員・尾花健一郎（塚本高史）は、父の亡き後に地盤を引き継いだ二世議員である。中身の無い発言を繰り返しており、世間では”フラワー健一郎”と呼ばれているのだが、その性格を利用して今の議員イメージを作り上げたのが、第一秘書・田所万作（平田満）であった。彼は選挙に勝つため、健一郎の行動に口を出しては束縛していたのだ。</p>



<p>ある日、健一郎は密かに進めていた政経セミナー開催を田所に見つかり、中止するように迫られ言い合いになると、居間にあったナイフを手に取り刺殺してしまう。健一郎は自殺に見せかけるために、完璧な密室を作り上げると、遺体の第一発見者として警察に通報したのだった。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-10" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-10">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">データ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">人物紹介（キャスト）</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">小ネタ・補足</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">まとめ（評価：普通）</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">データ</span></h2>



<p>脚本：森ハヤシ<br>トリック監修：能塚祐喜<br>音楽：野崎美波<br>演出：並木道子<br>プロデュース：宮崎暖<br>制作プロデューサー：熊谷理恵<br>製作：フジテレビ</p>



<p>放送日：2024年4月26日<br>放送時間：58分</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">人物紹介（キャスト）</span></h2>



<p><strong>今回の犯人：尾花健一郎</strong>（おばな けんいちろう）<br>役者：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%9A%E6%9C%AC%E9%AB%98%E5%8F%B2">塚本高史</a></p>



<p>都議会議員の男性。第一秘書・田所万作から行動を束縛されており、自分の思うような議員活動が出来ないことから、口論の末にナイフで刺殺すると、完璧な密室を作り上げ犯行を逃れようとした。</p>



<p>４年前に他界した父・総一郎の地盤を引き継いで当選した二世議員であり、妻と息子がいるが作中では実家に帰省中であった。元々の性格もあるが中身の無いコメントを繰り返していたため、「頭がお花畑」に由来して世間では”フラワー総一郎”との愛称が定着していた。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>今回の被害者：田所万作</strong>（たどころ まんさく）<br>役者：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E7%94%B0%E6%BA%80">平田満</a></p>



<p>第一秘書の男性。尾花健一郎の元々の性格や発言を利用し、”フラワー健一郎”の愛称を定着させて知名度アップを図った。そのためスピーチ台本の執筆や、インタビュアーとの内容のすり合わせ、ネクタイの色の指定といった様々な部分で健一郎の行動を束縛していた。</p>



<p>先代議員・尾花総一郎のことを心酔しており、肖像画には一礼をするほどの徹底ぶりである。遺言で健一郎の秘書となったが、彼のことは「ルックス、可愛げ、二世議員だけが取り柄」とキツく評価している。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">小ネタ・補足</span></h2>



<p>○肖像画や回想シーンに登場した先代議員・尾花総一郎を演じたのは、声優『<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E5%B1%B1%E4%BF%AE">白山修</a>』である。</p>



<p>○第二秘書・村井浩平（むらい こうへい）を演じたのは、俳優『渡辺祐太郎』である。</p>



<p>○モデルとなった議員については、『小泉新○郎』だと思われる。「小泉構文」（今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている）等、中身のない発言が多く、国連でのセクシー発言から、ネットでは”セクシー新○郎”と呼ばれることもある。</p>


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          </div>

</div>




<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">まとめ（評価：普通）</span></h2>



<p>ミステリ作家・黒羽ミコ（篠原涼子）は、刑事・森野徹（バカリズム）の密着取材をすることになったため、1話『<a rel="noopener" target="_blank" href="https://mysteript.com/ippusu-01/">電撃ウィッチの魔法</a>』や2話『<a rel="noopener" target="_blank" href="https://mysteript.com/ippusu-02/">悪童の生配信、生殺人</a>』のような、<strong>2人が偶然出会う過程を説明する必要が無くなり事件展開はスムーズ</strong>になりました。</p>



<p>しかし、黒羽は堂々と現場を見学できるようになり、<strong>図々しい行動が見ていて不快</strong>に感じてしまいます。事件現場で「ヤッホー」と挨拶をする、騒ぐなと言われても騒ぐ、密室だと聞いて喜んだかと思えば自殺と聞いて残念がるなど、<strong>森野が「不謹慎」だとツッコミを入れていますがその通り</strong>です。</p>



<p>森野の本来のバディ・樋口一之（矢本悠馬）が一緒に現場で捜査するのですが、非常に安定感がありました。無理にWキャストで篠原涼子さんが演じる黒羽を登場させず、<strong>バカリズムさん一人で事件に臨むドラマを見たかったと感じた</strong>のです。<br><sup id="cite_ref-oricon20240312_5-2" class="reference"></sup></p>



<p>さて、事件としては、<strong>被害者が冒頭から殺してくれと言わんばかりの行動・台詞の応酬</strong>であり、後半の展開に繋げるために、「下げて上げる」、「上げて下げる」など常套手段ですが、そこまで露骨にせずともと思います。</p>



<p>一方で犯人・尾花健一郎の造形は良く、天然キャラで徐々に追いつめられていく人物というサスペンス感が見事にマッチしておりました。</p>



<p>どのように密室を作り上げたのかというミステリ部分ですが、<strong>密室トリックに馴染深くない方にも分かりやすい流れ</strong>だったのではないでしょうか。トリックそのものよりも、それに至る<strong>登場人物たちの背景で魅せる作品</strong>であり、<strong>それを踏まえての展開は良かった</strong>です。</p>



<p>そして、<strong>犯人の些細な行動から決定的証拠に繋がる流れも見事</strong>でありました。さらに言えば、<strong><span style="color: #ff0000;">その部分がしっかりと画面内に映っていればフェアかつ最高</span></strong>だと感じました。</p>



<p>最後になりますが、後半の回想パートでの刺殺シーンは見ていてキツイ。痛そうな場面は苦手なのでマイナスポイントとして締めくくります。</p>



<p>以上、イップス第3話『フラワーと完璧だった密室』でした。</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>名探偵モンク シーズン2-15話『夫婦ごっこ』あらすじと感想</title>
		<link>https://mysteript.com/meitantei-monku-shizun2-15/</link>
					<comments>https://mysteript.com/meitantei-monku-shizun2-15/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[せぷてい]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 05 Apr 2024 10:00:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[名探偵モンク]]></category>
		<category><![CDATA[サスペンス]]></category>
		<category><![CDATA[場当たり的犯行]]></category>
		<category><![CDATA[男性犯人]]></category>
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					<description><![CDATA[原題『mr.MONK Gets Married』（モンクが結婚）というタイトルです。125年間も発見されていない金をめぐるお話であり、金が隠されているとされる屋敷が現在は結婚セラピーとなっていることからモンクがシャローナ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong>原題『mr.MONK Gets Married』</strong>（モンクが結婚）というタイトルです。125年間も発見されていない金をめぐるお話であり、金が隠されているとされる屋敷が現在は結婚セラピーとなっていることからモンクがシャローナと夫婦を装い捜査を始めます。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-12" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-12">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">あらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">登場人物・キャスト</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">あらすじ</span></h2>



<p>骨董品店の経営者レイモンド・トリバーは、仕入れた古い机の引き出しから1枚の紙を見つける。それは、1849年に金脈を掘り当てたガリーという男が書いた日記の1枚であり、『金はどこか？ 答えは日記の中だ』と、金の在りかを示す内容であった。</p>



<p>共同経営者ダルトン・パドロンはこの話を聞くと、金を独り占めするためにレイモンドを殺害したのである。その後、モンクのもとにディッシャー警部補から依頼が入る。母が若い男と結婚するので調査してほしいというのである。その男とはダルトンであった。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">登場人物・キャスト</span></h2>



<p><strong>今回の犯人：ダルトン・パドロン</strong><br>役者：ネストル・カーボネル</p>



<p>概要：『アーバン骨董品店』共同経営者の男性（37歳）。共同経営者のレイモンドから、ガリーが隠した600万ドルもの金についての話を聞き、これを独占するために犯行に及んだ。ガリーの屋敷は、現在は結婚セラピー『ウォーターフォード・クリニック』となっていることから、クリニックで金を探すためにディッシャー警部補の母親と結婚した。女性と共犯となるのを避けたのは分け前を渡す必要が生じるからであろう。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>今回の被害者：レイモンド・トリバー</strong><br>役者：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%B3">マイケル・エンサイン</a></p>



<p>概要：『アーバン骨董品店』共同経営者の男性。19世紀のサテンウッドの机の中から一枚の紙を発見すると、ネットの情報などを探ることで、この紙は<strong>1849年に金脈を掘り当てたガリーの日記の一部であることを突き止める</strong>。さらに、ヒルサイト群にある彼が住んでいた<strong>屋敷の場所も調べ上げた超有能人物</strong>である。なお本人は、ガリーが隠した金の話などは真に受けてはおらず、嘘であろうと考えていたようだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">まとめ</span></h2>



<p>ガリーが密かに隠して125年間も発見されていない600万ドル（2004年1ドル＝106円で9億6000万円）の金を探すエピソードなんですね。いったい<strong>どこに金が隠されているのかがメイン</strong>でありますが、何と言っても<strong>舞台設定が魅力的</strong>な作品であります。</p>



<p>ガリーの屋敷が現在は結婚セラピーのクリニックになっているため、犯人はディッシャー警部補の母親マリアと結婚してクリニックに入りました。そのディッシャー警部補からの依頼で、母の様子を探るためにモンクもクリニックに入る必要があります。そのために、助手のシャローナと<strong>夫婦であると装いながら潜入捜査</strong>するんですね。<strong>2人はまったく波長を合わせずに夫婦として接するところが面白い</strong>です。途中で洞窟に入る場面があるのですが、非常にベタな展開ながらも大好きなのでした。</p>



<p>以上、名探偵モンク シーズン2-15話『夫婦ごっこ』でした。</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>名探偵モンク シーズン2-11話『おかしな兄弟』あらすじと感想</title>
		<link>https://mysteript.com/meitantei-monku-shizun2-11/</link>
					<comments>https://mysteript.com/meitantei-monku-shizun2-11/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[せぷてい]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 22 Mar 2024 10:00:31 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[名探偵モンク]]></category>
		<category><![CDATA[場当たり的犯行]]></category>
		<category><![CDATA[男性犯人]]></category>
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					<description><![CDATA[原題『mr.MONK and the Three Pies』（モンクと3つのパイ）というタイトルです。モンクの弟が登場するエピソードになっており、一癖も二癖もある人物であります。さて、犯人はなぜ執拗にチェリーパイを狙うの [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong>原題『mr.MONK and the Three Pies』</strong>（モンクと3つのパイ）というタイトルです。モンクの弟が登場するエピソードになっており、一癖も二癖もある人物であります。さて、犯人はなぜ執拗にチェリーパイを狙うのかというお話です。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-14" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-14">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">あらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">登場人物・キャスト</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">あらすじ</span></h2>



<p>テュークスベリー百年祭の日、とある男がくじ引き大会の景品であるチェリーパイを狙っていたが、先にドーバン夫人が当選してしまう。彼女はパイを車まで運ぼうとすると、男が歩み寄りパイを奪おうとするが、抵抗されたために殺害して車ごと奪い逃走したのである。翌日、モンクのもとに数年ぶりに弟から電話が掛かってくる。彼の自宅に訪れて話を聞くと、隣人の男が妻を殺したようだと話す。その男はパイを強奪した男パット・バン・ランケンだった。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">登場人物・キャスト</span></h2>



<p><strong>今回の犯人：パット・バン・ランケン</strong><br>役者：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%BC">ホルト・マッキャラニー</a></p>



<p>概要：テュークスベリー百年祭の景品であるチェリーパイを執拗に狙っている退役軍人の男性。くじ引き大会では、4枚で1ドルのクジを大量に購入し、景品のチェリーパイを狙うが物欲センサーに引っかかってしまう。先に当選したドーバン夫人からパイを奪おうとするが抵抗されたために殺害してしまう。リタという妻がおり、隣人でモンクの弟アンブローズによく夕食を作りに行っていたようである。百年祭りの前夜、アンブローズはパット宅から銃声が聞こえたほか、住宅の様子などから彼は妻を殺したのではないかと疑っている。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>今回の被害者：ドーバン夫人</strong><br>役者：マーシャ・アン・バーズ</p>



<p>概要：テュークスベリー百年祭のくじ引き大会において、番号5263でチェリーパイに当選した女性。パット・バン・ランケンが大量のクジを入れていたにも関わらず、クジ1枚だけで見事当選してしまったばかりに殺されてしまうとは夢にも思わなかっただろう。愛車はカセットデッキもない古いオープンカーである。防犯意識が高く、催涙スプレーを常備していたがダメであった。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">まとめ</span></h2>



<p>　ドラマ面としては、<strong>モンクの弟アンブローズ（役：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AD">ジョン・タトゥーロ</a>）が登場</strong>するエピソードなんですね。兄同様に様々なこだわりがあり、広場恐怖症で32年間も自宅に引き籠りながら、色々なカタログを書く仕事をしております。</p>



<p>7.5か国語（0.5は中国語を勉強中のため）を話すことができ、銃声からメーカーや弾丸の口径を判別、ちょっとした手掛かりから場所を特定してしまうなど、その膨大な知識量で自宅から半径10m以内という制約ではありますが、<strong>モンク以上の推理力を披露</strong>してくれました。</p>



<p>しかしながら、兄と弟の間には確執があり長い間連絡も取り合ってはおらず、中々2人は歩み寄ることはできませんが、最後は感動的な展開が待ち受けており、シャローナの優しさが素敵でした。</p>



<p>ちなみにエピソードに沿って弟と表記していますが、<strong>正確にはアンブローズは兄という設定</strong>になっています。<strong>日本語にする際の誤訳が原因</strong>だそうです。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p>『NHK版第2シリーズの初登場以降DVDでも修正されず、長らく「弟」と訳されていた（原語版では永らく&#8221;brother&#8221;との情報しか無く、演じるジョン・タトゥーロはトニー・シャルーブより4年ほど若い故だと思われる）。その後、第6シリーズ第7話「100回目の罠」でエイドリアンゆかりの人物としてVTR出演した際のテロップが「Older Brother」だったのを機に兄に修正された。』<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E6%8E%A2%E5%81%B5%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%AF">Wikipediaより引用</a>（2024.1.27日閲覧）</p>
</blockquote>



<p>　ストーリーとしては、場当たり的な犯行であり、なぜチェリーパイを狙ったという動機解明と消えた奥さんの事件を考えていく展開になっています。また、<strong>モンクがはじめて推理をミスしてしまう</strong>のが特徴的でもありました。最初の夫人殺しは、直接的にはストーリー展開には影響なく、罪に罪を重ねていくのかと思う部分がありました。しかし、この冒頭の犯行シーンにより、パイ1枚のためにそこまでする凶悪な犯人であるという印象を植え付けられました。</p>



<p>以上、名探偵モンク シーズン2-11話『おかしな兄弟』でした。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>名探偵モンク シーズン1-10話『大地震のち殺人』あらすじと感想</title>
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		<dc:creator><![CDATA[せぷてい]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 09 Feb 2024 11:00:14 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[名探偵モンク]]></category>
		<category><![CDATA[倒叙形式]]></category>
		<category><![CDATA[場当たり的犯行]]></category>
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					<description><![CDATA[原題『mr.MONK and the EARTHQUAKE』（モンクと地震）というタイトルです。タイトル通り、作中でマグニチュード6の地震が発生するのですが、一体どのように地震と事件が絡んでくるのでしょう。そして、モンク [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong>原題『mr.MONK and the EARTHQUAKE』</strong>（モンクと地震）というタイトルです。タイトル通り、作中でマグニチュード6の地震が発生するのですが、一体どのように地震と事件が絡んでくるのでしょう。そして、モンクは地震の影響でどうなってしまうのでしょうか？</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-16" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-16">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">あらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">登場人物・キャスト</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">あらすじ</span></h2>



<p>資産家ヘンリー・ラザフォードには、最近結婚したばかりの若い妻クリスティンがいた。だが彼女はヘンリーを愛してはおらず金目当ての結婚であった。ある朝、2人は自宅で過ごしていると大地震が発生する。これをきっかけに、クリスティンは彫像でヘンリーの頭部を強打し、タンスで圧死させる。揺れた棚を支えようとして起きた事故死に見せかけ殺害したのである。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">登場人物・キャスト</span></h2>



<p><strong>今回の犯人：クリスティン・ラザフォード</strong><br>役者：ジャニーヌ・テリオー</p>



<p>概要：ヘンリーの妻である女性。金目当ての結婚であり、<strong>大地震を『神様からの贈り物』と称し</strong>、事故死に見せかけ犯行に及んだ。遺産金は4250万ドル（2002年1ドル＝131円のため55億6750万円）である。ロンドンに兄、シカゴに母がいる様子。最近引っ越してきたばかりで、美術教室などに通っているようだ。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>今回の被害者：ヘンリー・ラザフォード</strong><br>役者：ロス・ペティ</p>



<p>概要：資産家の男性。カトリック教徒で、モンクの相方シャローナとも親交があり教会の建設資金を集めていた。また、博愛主義者として慈善活動に積極的であり、スラム地区のこどもたちに奨学金の提供する良い人である。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">まとめ</span></h2>



<p>大地震（マグニチュード6）が発生したことで事故死に見せかけて殺害するんですね。日本でも度々地震が発生しており、やはり恐ろしいものであります。作中ではこのヘンリー殺しを含めないと、地震により2人の死者が出たようです。</p>



<p>エピソードとしましては、<strong>地震発生後にシャローナはモンクが心配で様子を見に行く</strong>のですが、以外にもとっても冷静なんですね。これにはシャローナも感心したのですが、いざ<strong>モンクが口を開けば何をしゃべってるかまったく分からない</strong>。</p>



<p>おなじみの精神科医に相談すると<strong>地震のショックで解離障害になってしまった</strong>ようなんです。デタラメな言葉になっており、日本語吹き替えの角野卓三さんの発音が面白いです。ちなみに英語の方もデタラメであり、その発音を日本語吹き替えでも用いているようでした。</p>



<p>また、<strong>シャローナの妹ゲイル・フレミング</strong>（演：<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%80%E3%83%AA%E3%82%B9">エイミー・セダリス</a>）が初登場する回です。モンクやシャローナの自宅や被災したため、妹の自宅に泊まるのですが、この姉にして妹ありのサバサバとした性格になっており、一緒に映画や本のタイトルを当てるジェスチャーゲームの場面など好きでした。本ブログでは取り上げませんが、<strong>シーズン2の6話『スター誕生！』にも再登場する</strong>のでぜひ見てみてください。</p>



<p>以上、シーズン1-10話『大地震のち殺人』でした。</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>古畑任三郎 最新作『殺意の湯煙』あらすじと感想</title>
		<link>https://mysteript.com/furuhata-ninzaburo-45/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[せぷてい]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 25 Oct 2021 22:36:33 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[古畑任三郎]]></category>
		<category><![CDATA[倒叙形式]]></category>
		<category><![CDATA[場当たり的犯行]]></category>
		<category><![CDATA[男性犯人]]></category>
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					<description><![CDATA[あの刑事が再び小説となって帰ってきました。前作『一瞬の過ち』をご覧になったファンや私も楽しみにしていた新聞での連載第2作目です。 今年も書いてみました。小説版「古畑任三郎」。何度もネットのニュースになりましたが、田村正和 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>あの刑事が再び小説となって帰ってきました。前作『<a rel="noopener" target="_blank" title="古畑任三郎 最新作『一瞬の過ち』あの刑事が文章で復活" href=" https://mysteript.com/furuhata-ninzaburo-shinsaku/">一瞬の過ち</a>』をご覧になったファンや私も楽しみにしていた新聞での連載第2作目です。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p>今年も書いてみました。小説版「古畑任三郎」。何度もネットのニュースになりましたが、田村正和さん抜きでドラマの新作が作られることはありません。でも小説なら可能。オープニングテーマはながれませんが、古畑と犯人の対決を楽しんでください。</p>
<cite>朝日新聞夕刊『三谷幸喜のありふれた生活1055回』2021年9月30日（木）より引用</cite></blockquote>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-18" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-18">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">あらすじ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">小ネタ・補足</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">刑事コロンボからのオマージュ</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">古畑任三郎が掲載された新聞の発刊日</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">読む方法</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">あらすじ</span></h2>



<p>俳優・シャトー二朗はマルチに活躍する人気俳優である。三谷は、彼がシナリオを執筆する際、箱根にある温泉旅館を訪れることをマネージャーから聞き出すと同じ旅館に宿泊した。偶然を装いシャトーに会うと、アドリブを辞めるように促す。</p>



<p>それを聞いたシャトーは憤慨し立ち去った。深夜、シャトーに再び大浴場で詰め寄るが拒否される。カッとなった三谷は彼を突き飛ばすと、テーブルに頭をぶつけ動かなくなってしまった。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">小ネタ・補足</span></h2>



<p>〇シャトー二郎のモデルは『<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E4%BA%8C%E6%9C%97">佐藤二朗</a>』氏である。第1回が掲載された反応をTwitterで投稿している。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-rich is-provider-twitter wp-block-embed-twitter"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<blockquote class="twitter-tweet" data-width="550" data-dnt="true"><p lang="ja" dir="ltr">三谷氏が新聞連載で小説版「古畑任三郎」を書き始めた。シャトー二朗なる俳優が「アドリブを二度とするな」と詰め寄る三谷氏に殺されるという出だし。M谷K喜に告ぐ。生き返らせろ。次号で。古畑に会わせろ。一言「ファンです」と伝えたい。さもなくば鎌倉殿の13人、一文字残らず全部アドリブにする(冗)</p>&mdash; 佐藤二朗 (@actor_satojiro) <a rel="noopener" target="_blank" href="https://twitter.com/actor_satojiro/status/1443777946544586754?ref_src=twsrc%5Etfw">October 1, 2021</a></blockquote><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>
</div></figure>



<p>〇古畑任三郎シリーズで初の監視カメラが登場するエピソードとなった。</p>



<p>〇『箱根』の高級温泉旅館が物語の舞台である。警視庁の古畑任三郎が旅行中に事件に遭遇したのだろうか？</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">刑事コロンボからのオマージュ</span></h2>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-toggle-box-1 toggle-wrap toggle-box block-box not-nested-style cocoon-block-toggle"><input id="toggle-checkbox-202503032052200" class="toggle-checkbox" type="checkbox"/><label class="toggle-button" for="toggle-checkbox-202503032052200">ネタバレ注意</label><div class="toggle-content">
<p>・起用した犯人からくる先入観<br>・浴衣に着替え直し露天風呂から広がる森を通り旅館へ戻る<br>・監視カメラの時刻<br>・紙飛行機に込められた意味</p>



<p>⇒<span class="marker-under-red"><span class="marker-under">刑事コロンボ37話『<strong><a rel="noopener" target="_blank" href="https://mysteript.com/columbo-37/" data-type="post" data-id="1172">さらば提督</a></strong>』</span></span><br>・起用した犯人からくる先入観（同じ俳優が登場する）<br>・スキューバダイビングの服に着替え海を泳ぎ戻る<br>・通行ゲートの時刻<br>・船に文字を書くために使用する型紙に込められた意味</p>
</div></div>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">古畑任三郎が掲載された新聞の発刊日</span></h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="799" src="https://mysteript.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_E6178-1024x799.jpg" alt="" class="wp-image-16814" srcset="https://mysteript.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_E6178-1024x799.jpg 1024w, https://mysteript.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_E6178-300x234.jpg 300w, https://mysteript.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_E6178-768x599.jpg 768w, https://mysteript.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_E6178-1536x1199.jpg 1536w, https://mysteript.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_E6178-2048x1598.jpg 2048w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>『三谷幸喜のありふれた生活』1055回～1058回に掲載されました。</p>



<p>1回『事件編』：2021年9月30日夕刊<br>2回『対決編①』：2021年10月7日夕刊<br>3回『対決編②』：2021年5月14日夕刊<br>4回『解決編』：2021年5月21日夕刊</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">読む方法</span></h2>



<p>●<strong>朝日新聞『三谷幸喜のありふれた生活』</strong>という枠組みを使用した連作小説でした。前作、『一瞬の過ち』も文庫化の際に収録されていましたので、今作も文庫化の際に収録されると思われます。</p>



<p>⇒2024年4月19日に発売された本に収録されております。</p>


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<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">まとめ</span></h2>



<p>全４回に渡り連載された『古畑任三郎』を今回もあなたは目撃したでしょうか？ 住んでいる地域によって、『<strong>三谷幸喜のありふれた生活』が掲載されず、夕刊の発刊もない所もあるようですが、</strong>わたしの地域も含まれていました……。</p>



<p>前作『一瞬の過ち』は、翌日の朝日新聞に掲載されており、今回も大丈夫だろうと余裕ぶっこいていたら掲載が無かったのです。だから読むために、朝日新聞の夕刊を某フリマアプリで購入しましたとさ、という個人的な購入に至る経緯はお終いにします。</p>



<p>さて、今回の<strong>被害者は</strong><strong>『シャトー二朗』</strong>ということで、俳優や司会者や監督だったり、よく喋るアドリブも多い人物となっている。<strong>モデルになった俳優さんを容易に想像できますね。</strong></p>



<p><strong>犯人は三谷さん</strong>で、書いた脚本にアドリブを入れないように詰め寄りますが拒否され突き飛ばしてしまいます。頭を打った被害者が死ぬと分かった上で応急処置を行わず放置したので『過失致死』とはいかないでしょう。いずれにせよ計画的な殺人ではありませんでした。</p>



<p>その場を完璧に立ち去ったのですが、何と<strong>古畑任三郎シリーズ初『監視カメラ』が登場</strong>しました。私の推理では、誰も気が付かないバッチリ写り込んだ<strong>『犯人だと断言できる証拠映像』</strong>が<strong>事件解決の決め手</strong>になるんじゃないかと思っていたのだが、<strong>そういう使い方でくるのかと見事でした。</strong></p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p>「今回は簡単でしたね。ヒントはありません。古畑任三郎でした」</p>
</blockquote>



<p>って、古畑さんが言ってましたが<strong>難し過ぎる。</strong>満を持して読んだ解決編ですが、意外とあっさり犯人が自供したと思ったら、もう一つ驚愕の事実が待ち受けていました。文字を読み、頭の中で想像していく<strong>小説ならではの大きな仕掛けが隠されていた</strong>のです。</p>



<p><strong>舞台は箱根にある温泉旅館</strong>で、<strong>「なんで警視庁の古畑が！」</strong>とツッコミを入れたくなるのですが、「また旅行中に事件が起こったのかな？」とも考える。でも、もしかしたら……、 と深読みをしちゃうかも知れないエピソード内容でした。</p>



<p>前作を読んだ人ほど今回のエピソードを楽しめたかも知れない。解決編をご覧になった方は大いに驚いてほしい、そして、もう一度最初から読み直してみると、きっとまた楽しい発見がたくさんできる作品でした。</p>



<p>以上、古畑任三郎 小説第2弾『殺意の湯煙』でした。</p>
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		<title>古畑任三郎の原型『やっぱり猫が好き殺人事件』あらすじと感想</title>
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		<dc:creator><![CDATA[せぷてい]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 07 Oct 2021 13:26:17 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[古畑任三郎]]></category>
		<category><![CDATA[倒叙形式]]></category>
		<category><![CDATA[場当たり的犯行]]></category>
		<category><![CDATA[男性犯人]]></category>
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					<description><![CDATA[この記事で紹介する『やっぱり猫が好き殺人事件』は、ドラマ『やっぱり猫が好き』の第一シーズン終了後に撮影された2時間ものであり、『犯人側の犯行から物語が進む倒叙形式』であります。三谷幸喜氏が後に手掛けた『古畑任三郎』の原点 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>この記事で紹介する<strong>『やっぱり猫が好き殺人事件』</strong>は、ドラマ『<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%B1%E3%82%8A%E7%8C%AB%E3%81%8C%E5%A5%BD%E3%81%8D">やっぱり猫が好き</a>』の第一シーズン終了後に撮影された2時間ものであり、『<a rel="noopener" target="_blank" title="倒叙とは？通常のミステリーとの違いについて" href=" https://mysteript.com/tojo-misuteri/">犯人側の犯行から物語が進む倒叙形式</a>』であります。三谷幸喜氏が後に手掛けた『古畑任三郎』の原点とも言える作品なんですね。</p>



<p>『やっぱり猫が好き』に関して、わたしは未視聴であり詳しく述べることはできません。そのため、三谷幸喜氏の著書の中から紹介をさせてください。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p>本作は、1988年10月～91年9月にフジテレビで放送された、イースト制作の30分深夜ドラマ。かや乃（<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%82%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%95%E3%81%93">もたいまさこ</a>）、レイ子（<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%A4%E4%BA%95%E6%BB%8B">室井滋</a>）、きみえ（<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E8%81%A1%E7%BE%8E">小林聡美</a>）の恩田家3姉妹が住むマンションの一室（バブル期に増えたコンクリート打ちっ放しのイメージ）だけで展開する一幕芝居で、毎週繰り広げられる1話完結もの。</p>



<p>登場するのはほとんどの回がその3人のみ（あと、猫）。外出から帰ってきた3姉妹の誰かが、外で起こった出来事を報告するという展開が多い、舞台形式のドラマ。三谷さんが（私も）好きなアメリカの30分コメディドラマ「シットコム」（お客さんの笑い声が入る、舞台的な作りのシュチュエーション・コメディ）に近い形式だった。</p>


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						三谷幸喜 創作を語る					</a>
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					<span>ポチップ</span>
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	<cite>引用：『三谷幸喜 創作を語る』P.19～20</cite></blockquote>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-20" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-20">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">データ</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">あらすじ+人物相関図</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">小ネタ・補足・元ネタ</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">データ</span></h2>



<p>企画：鈴木哲夫<br>プロデューサー：関口静夫<br>脚本：三谷幸喜<br>音楽：石田勝範<br>演出：福本義人<br>制作：共同テレビ/フジテレビ</p>



<p>本編時間：69分43秒<br>公開日：1990年3月29日</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">あらすじ+人物相関図</span></h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="656" src="https://mysteript.com/wp-content/uploads/2021/10/ba5ae804bcb4411371fa236a7493c9d6-1024x656.png" alt="" class="wp-image-16810" srcset="https://mysteript.com/wp-content/uploads/2021/10/ba5ae804bcb4411371fa236a7493c9d6-1024x656.png 1024w, https://mysteript.com/wp-content/uploads/2021/10/ba5ae804bcb4411371fa236a7493c9d6-300x192.png 300w, https://mysteript.com/wp-content/uploads/2021/10/ba5ae804bcb4411371fa236a7493c9d6-768x492.png 768w, https://mysteript.com/wp-content/uploads/2021/10/ba5ae804bcb4411371fa236a7493c9d6.png 1331w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>舞台演出家・水上勇は、演劇プロデューサー・入倉頼子に劇団から降ろすと宣告された。元々は水上が立ち上げた劇団であったが、オーディションでは自分好みの女性を研修生として入団させるなど劇団を私物化していたのだ。それを聞いた水上は思わず彼女を灰皿で撲殺してしまう。</p>



<p>被害者の自宅まで遺体を運び出すと強盗犯に襲われたように偽装する。マンションの隣の住人が送別会をしていることを利用し、車内電話から管理人に苦情の連絡を入れると、犯行時刻には部屋にいたというアリバイを作り上げたのだった。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">小ネタ・補足・元ネタ</span></h2>



<p>〇9分32秒～レンタルビデオショップの店員を『<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%B0%B7%E5%B9%B8%E5%96%9C">三谷幸喜</a>』氏が演じている。</p>



<p>〇18分59秒～事件現場レポーター『<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%BD%E9%83%A8%E7%9C%9F%E4%B8%80">軽部真一</a>』を本人が演じている。</p>



<p>〇64分24秒～遺体安置室の警察官を『<a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E6%9D%91%E3%81%BE%E3%81%95%E5%BD%A6">西村まさ彦</a>』氏が演じている。</p>



<p>〇事件解決方法は、刑事コロンボ27話『<a rel="noopener" target="_blank" title="刑事コロンボ 27話『逆転の構図』写真家のプライドで大失態" href=" https://mysteript.com/post-930/">逆転の構図</a>』のオマージュである。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">まとめ</span></h2>



<p>『やっぱり猫が好き』シリーズは未視聴でしたが、番外編に近いようなストーリーであり未視聴者にも安心でした。</p>



<p>1990年3月29日に放送されたドラマであり、<strong>車内電話を利用するトリックは時代を感じます</strong>。突発的に起こった事件で巧妙な計画殺人が崩れ去る過程というものは重視してはおらず、捜査を行う恩田姉妹と新米刑事・咲坂三郎による冴えた推理が炸裂……もしません。</p>



<p>まず、<strong>古畑任三郎のようなロジカルな作風ではありません</strong>。犯人の軽薄な行動が何かの因果に惹きつけられたように偶然が重なりお騒がせな三姉妹に目をつけられてしまう。振り回され徐々に追いつめられていく犯人といった『サスペンス＋コメディ』な展開なんですね。</p>



<p><strong>荻原流行さん</strong>演じる、スマートでいて時折見せる茶目っ気がある犯人像が良いですね。やっていることは卑劣なのですが、どこか憎めません。映像の倒叙もので面白いのが、ありとあらゆる表情を見ることができることだと思います。</p>



<p>犯行前後の緊迫した目線、ひとまず計画通りに進む安堵感、思わぬ所でつまづいた苛立ち、職場での立ち振る舞い、捜査がなく一人でいる時の素の自分、痛いところを突かれていき弱気になる表情の変化等、その役者さんの喜怒哀楽といったバリエーションを楽しめるのです。</p>



<p>後の古畑任三郎に繋がるような演出もありましたね。冒頭は『<a rel="noopener" target="_blank" title="古畑任三郎 33話『絶対音感殺人事件』あらすじと解説" href="https://mysteript.com/furuhata-ninzaburo-33/">絶対音感殺人事件</a>』。入団テストのダンスは、『<a rel="noopener" target="_blank" title="古畑任三郎 24話『しばしのお別れ』あらすじと解説" href="https://mysteript.com/furuhata-ninzaburo-24/">しばしのお別れ</a>』で今泉が躍る場面を思い出しました。ED曲も良く登場した『サントワ・マミー』が流れるなど、古畑ファンにも嬉しい作品だと思います。</p>


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<p>以上、『やっぱり猫が好き殺人事件』でした。</p>
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