刑事コロンボ 第42話「美食の報酬」毒殺!

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【NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン 刑事コロンボ「美食の報酬」より引用】

【VS.料理評論家】世界各国の料理が登場する、「美食」がメインのエピソード。イタリア、中華、フランス、そして日本料理と登場します。コロンボ警部も箸を使ったり、「さよなぁら」と原語版だと話してくれます。

良薬は口に苦かったり、美しい物には棘があったり、美味しい物には毒がある、例えば「フグ」とか……。私はフグを食べたことないんですけどね。

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ココが見どころ‼

〇シリーズ初、毒殺!どうやって毒を混入させたのか?

〇世界各国の料理が登場してコロンボ警部もご満悦。

〇犯人が印象的な首の角度で撮影されていることが多い。

データ

データ:詳しく見る
脚本:ロバート・ヴァン・スコイク

監督:ジョナサン・デミ

制作:リチャード・アラン・シモンズ

音楽:ジョナサン・タニック

本編時間:74分

公開日:アメリカ/1978年1月30日 日本/1978年5月27日

あらすじ+人物相関図

テレビやラジオでも活躍する有名な料理評論家ポール・ジェラードは、その地位を利用して裏では多額の報奨金を受け取っていた。料理店を高く評価することもできれば、逆に店を酷評して潰せるほどの影響力ももっているからだ。

これに不満を感じていた、イタリア料理店経営者ヴィットリオ・ロッシは、この事実を大々的に告発すると彼に伝えた。これが明るみになってしまえば、ポールは現在の地位を失いかねない。ヴィットリオを殺害を計画する。

ポールは自宅で、フグの毒「テトロトドキシン」を抽出すると、ヴィットリオの店で食事をしながら、もう一度話し合いたいと料理の準備をさせた。そして食事の合間にワインを要求する。ヴィットリオはウェイターのマリオにワイン庫から未開封のワインを持ってこさせた。

ワインが到着すると、ポールはすぐに店を後にする。ヴィットリオがワインを開封してグラスに注ぎ、それを飲み乾した。するとしばらくして、ヴィットリオが苦しみ出し中毒死したのだった。

人物紹介

【NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン:刑事コロンボ「美食の報酬」より引用】

今回の犯人:ポール・ジェラードルイ・ジュールダン

吹き替え声優:金内吉男(かなうち よしお)

職業:料理評論家

殺害方法:毒殺(フグ毒)

動機:口封じのため

概要:詳しく見る
概要:テレビやラジオ番組でも活躍しているレストラン評論家協会の会員。授賞式ではスピーチを任せられていた。話しが達者なようで、「世界味自慢」という番組を担当している。世界のレストランや家庭の味を紹介する番組のようである。

今回のエピソードでは、日本料理の紹介をして、生エビの踊り食いを紹介していた。なお箸の使い方はあまり上手くなく、エビを落としていた。「評論家というよりも道化だわ」と中華料理店経営のメアリー・チョーイは評価している。

ラジオ番組でも料理レシピを教えており、コロンボもカーラジオで傾聴していた様子。前回の回ではソース・スービーズ(オニオンソース)の作り方を教えていた。また、雑誌にはコラムを掲載している。

料理評論家としての肩書を利用し、ヴィットリオ・ロッシ、マックス・デュバル、メアリー・チョーイから金銭を受け取る見返りに、その店を評価する不正を働いていた。宣伝方法はテレビ、雑誌、週刊誌、新聞と多岐にわたる。

支払方法は小切手である。入金先はレストラン振興協会と銘打ち、10万ドルを稼いでいた様子。金銭は秘書であるイヴ・プラマーに銀行から引き出させており、アイリーン・デ・マイロという偽名を使うように指示している。1978年1月:1ドル=241円 10万ドル=2千410万円

【NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン:刑事コロンボ「美食の報酬」より引用】

殺害方法はフグの毒である「テトロドトキシン」をワインの中に混入させるというもので、どうやって未開封のワイン瓶の中に毒を混入させることができたのかが、この事件の決め手となる。なお、どう見ても「ハリセンボン」である。

魚市場に注文して、特別に漁師から釣り上げてもらったようだ。魚を包んでいた新聞紙をよく見てみると、どうやら日本の新聞紙を使用している。また、日本人の友人ケンジ・オズがおり、自分で調理したというフグ料理を振る舞った。

トリックを見抜かれた際には、コロンボの毒殺を試みた。コロンボを殺害しようとした犯人は、7話「もう一つの鍵」べス・チャドウィック以来である。「才能は認めるが、人としてはダメ」とコロンボから評価を下された。


【NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン:刑事コロンボ「美食の報酬」より引用】

今回の被害者:ヴィットリオ・ロッシ(マイケル・V・ガッツォ)

吹き替え声優:藤岡重慶(ふじおか じゅうけい)

職業:料理店経営

概要:詳しく見る
概要:イタリア料理店を経営するオーナー。従業員として、英語を練習中の甥マリオ。シェフのアルバートが在籍していた。多くの同業者に慕われており、コロンボが各々に聞き込みに行く際には、必ず犯人を逮捕してほしいと料理を振る舞ってもらっていた。フランス料理店経営のマックス・デュバルとは、スイスの料理学校で一緒に勉強した古くからの友人であった。

【NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン:刑事コロンボ「美食の報酬」より引用】

レストラン振興協会は、会長がメアリー・チョーイ。副会長がマックス・デュバル、会計係がヴィットリオであった。ポールへの貢金は、パシフィック・コースタル銀行に預金。支店長から銀行に来るたび、好物のコーヒーケーキを振る舞ってもらっていた

毎年開催されているレストラン評論家協会の授賞式は、過去3年間彼の店でとり行った。しかし、今年はマックスの店での開催となる。本年度の受賞はヴィットリオの店だったからである。ポールも推薦したようだが、協会員は他にも大勢いたため、彼の実力だったと考えられる。なお受賞は、ポール曰く数週間前から決まっていた様子。
非表示の

犯行計画

ポール・ジェラードによる、ヴィットリオ・ロッシ殺し。

①ポール・ジェラードは、フグから「テトロドトキシン」という毒を抽出する。

②ヴィットリオ・ロッシの店で会う約束をして、食事を用意してほしいと促す。

③ヴィットリオとポールは食事をする。ポールはワインを要求する。

④ウェイターのマリオがワイン室から、未開封のワインを持ってくる。ワインを飲まず、ポールは店を後にした。

⑤ヴィットリオがワインを開封し、グラスに注ぐ。飲み干すと、しばらくして中毒死した。

※どのように殺害したのかが伏せられたエピソードになります。どう未開封のワインの中に毒を入れることができたのかが、この事件の決め手です。

コロンボの捜査と推理

ネタバレ注意!
〇被害者の手帳には16時に、メアリー・チョーイ、マックス・デュバルと約束をしていた。そこには「!!!」と強調するようにビックリマークが3つもついていた。また、20時にはポール・ジェラードとも会う約束をしており、矢印で連結させるように書き込んでいた。こちらにも「!!!」と強調していた。何か、言いたいことがあったのだろうか?

〇被害者は倒れる前に、厨房の引き出しを勢いよく閉めていった。三段目のタンスは特に勢いをつけて閉めたようで、中には「レストラン振興協会」への支払小切手が入っていた。合わせて10万ドルは振り込んでいたようだ。

〇被害者の葬儀で、参列者に「レストラン振興協会」の小切手を渡していってもらうと、反応したのは、メアリーとマックスの2名だった。レストラン振興協会はメアリーとマックス、ヴィットリオの3人が会員であり、被害者は会計係だった。

〇ポールの秘書イヴ・プラマーは明日ヨーロッパに旅行すると話した。被害者が入金をしていた銀行に行くと、アイリーン・デ・マイロという人がすでに銀行を凍結していた。10万ドルを銀行小切手で引き落としたが、3000ドルだけは旅行用小切手で引き落とした。イヴを引っかけてデ・マイロの名を聞くと返事をした。

〇ケンジ・オズはポールの車の中で、刑事映画を見たことを話したといっていた。ケンジが乗ってきた飛行機で映画が見れる便は20時55分着のみである。被害者との食事会は20時であり、ポールは最初から早々に引き上げるつもりであった。

三幕構成

まとめ

コロンボ警部が能力が向上しているエピソードでもあります。イタリア語が堪能であったり、犯人から、「あんたは警察じゃなくて、料理人になるべきだった」と、犯人から高く評価を受けました。この時作った料理が、牛肉の炒めになります。作る順番と材料を言ってくれており、今度作ってみたいと画策しております。ケンジ・オズ役の日本人俳優の方ですが、「マコ岩松」さんです。

以上、42話「美食の報酬」でした。