刑事コロンボの全69作品レビュー本『刑事の記録』紹介と感想

 今回紹介するレビュー本は、2024年1月14日にありました『文学フリマ京都8』で出品された本になります。映画ライターのさとこ・ゴリラさんが手掛けた本で、刑事コロンボ(全69作品)の感想が書かれています。この度、通信販売(BOOTH!)で購入させていただきました。

ドラマ「刑事コロンボ」シリーズ 全69作品レビュー本 ネタバレ無しで、各作品・コロンボの魅力とみどころをレビューしています。 コロンボを知らない、どこから観たら良いのか分からない、という方も是非! 【BOOTH!商品販売ページ】より引用

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本の外観

本の詳細

購入先:『刑事の記録 – さとこ・ゴリラ – BOOTH』1冊800円+送料370円=1170円での販売です。

サイズ:A5(148mm×210mm)
ページ:72ページ

初版について:さとこ・ゴリラさんのTwitterやBOOTH!にて、初版の記載内容に間違いがある箇所があることが報告されています。正誤表がHP上で公開されているほか、2025年1月16日購入以降の方には正誤表が同封されるようです。※第二版以降は修正されるとのこと。

DL版:2024年1月28日に販売開始となりました。訂正箇所は修正されております。

以外とない全69作品のレビュー本 

刑事コロンボの感想などが見れる本や電子書籍は、旧シリーズ(45作品)のみだと以下になります。

マーク・ダヴィッドジアク氏『レインコートの中のすべて』角川書店、1999年
山口雅也さん『刑事コロンボの帰還』二見書房、2020年
田野倉達弘さん『推理と対決』Kindle、2020年(ブログ掲載は2005年)
¥2,090 (2024/06/24 10:44時点 | Amazon調べ)

新シリーズ(24作)を含む全69作品を解説した本としては以下になります。

町田暁雄さん『刑事コロンボ 完全捜査ブック』宝島社、2015年

¥919 (2024/06/23 15:13時点 | Amazon調べ)

まとめ

 刑事コロンボ全69作品のレビュー本になります。私は1月15日に購入しましたので、誤字があったことは後から連絡をいただきました。そのため、「どこに誤字があるのか正誤表を見る前に発見するぜ!」と意気込んでいたのですが、ほとんど発見できませんでした。誤字があることを教えてもらってこのザマですので、いやー校正を職業にする人って改めてスゴいなと感じます。 

 さて、さとこ・ゴリラさんの『刑事の記録』は、旧シリーズ(45作品)だけではなく、取り上げられることが少ない新シリーズ(24作品)も含んだ全69作品がネタバレなしで紹介されている、非常に貴重なレビュー本になっております。表紙を飾る、コロンボ警部の愛犬『ドッグ』が可愛いですね。

 各エピソードの「あらすじ」&「みどころ」が、1ページにまとめられており、です・ます口調のやさしい文体になっているためスラスラと読み進めることができました。また、役者さんが他に演じた映画作品も紹介されており、ぜひとも見てみようと思いました。

 まだ、刑事コロンボをご覧になったことがないあなた、久しぶりに見直してみようかと思うあなたも、安心して読むことができる、おススメの1冊です。

以上、『刑事の記録』でした。

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