【VS.超能力者】ここから、新シリーズとして刑事コロンボが再開します。前作から11年後……、通称「新・コロンボ」の始まりです。開幕エピソードはインチキ超能力者が復讐のために殺人を犯します。ギロチンを使用しての殺害という、今までにない残忍な殺害方法です。
データ
あらすじ
自称超能力者エリオット・ブレイクは、恋人のアネマン心霊研究所所長ポーラ・ハルとグルになり、インチキで超能力テストの成績をあげていた。超能力を軍事目的に利用したい国防省フレデリック・ハローは、「超能力者キラー」の異名をもつマックス・ダイソンに真贋を依頼する。
だがエリオットとマックスはすでにグルだった。用意された超能力テストをトリックで突破したエリオットは、国防省から本物の超能力者であると認められた。その晩、マックスの作業部屋にエリオットが復讐のために現れる。
過去に2人は刑務所で脱獄を企てた同胞だったが、マックスは刑期を軽くしてもらう見返りに、エリオットの脱獄を密告していたのだ。マックスを作業部屋にあったギロチンで殺害すると、手品のトリックで部屋を密室にしてその場を後にしたのだった。
人物紹介(キャスト/吹き替え声優)
今回の犯人:エリオット・ブレイク
吹き替え声優:野沢那智(のざわ なち)
職業:超能力者(自称)
殺害方法:ギロチン
動機:復讐
今回の被害者:マックス・ダイソン
役者:アンソニー・ザーブ
吹き替え声優:阪脩(さか おさむ)
職業:手品師
まとめ
新コロンボとして、はじまりました。コロンボ警部がお年を召されたことで風格がでています。これによってコロンボの魅力である、「一見すると冴えない風貌で庶民臭い凡庸な人物」が少し薄らいでしまったように思います。
また、コロンボの吹き替え声優が「小池朝雄」さん→「石田太郎」さんになっています。このエピソードに限りは、なんだかコロンボが「オネエキャラ」っぽくなっています。特にその後のエピソードでは違和感はありません。
今回のエピソードは、日本のドラマ「TRICK」のように、インチキ超常現象を暴いていくみたいに、犯人は自称インチキ超能力者ということで、個人的には好きな設定のキャラクターです。
以上、46話「汚れた超能力」でした。
この回で疑問に思ってしまうのは、やはり地図を使ったトリックがバレずにすまないんじゃということです。
最初観たときは、おおーと感心したのですがよく考えるとマルつけたとして右ページにつけたか左ページにつけたか自分でわかるはず。
するとつけてない方のページに丸があったら、おやってなると思うんですよね。
三人いたと思ったのでバレない確率八分の1しかありません。
(自分なんかだと底意地悪いので一枚捲った右上端に丸つけそうだし)
また、インクの出ないペンと出るペンでは、書いた感じとか紙に擦れる音とかインクの匂いとかから敏感な人なら気づきそうです。
後は輪ゴムで止めただけだと他のページ覗きそうだしうまくいく確率が数%しかなさそうに思えます。
(某サングラスの地図好き有名人みたいな人がいたら一発でバレそう)
ガガンボ様
コメントありがとうございます。
>>やはり地図を使ったトリック
超能力者キラーとして実績のあるマックス・ダイソンですが、国防省が彼を信頼し過ぎな面がありますよね。もう少し身辺調査や、使用する道具のチェックを行い、公正公平性を確保するべきだと思います。