古畑任三郎 古畑任三郎 最新作『殺意の湯煙』あらすじと感想 あの刑事が再び小説となって帰ってきました。前作『一瞬の過ち』をご覧になったファンや私も楽しみにしていた新聞での連載第2作目です。 今年も書いてみました。小説版「古畑任三郎」。何度もネットのニュースになりましたが、田村正和さん抜きでドラマの新... 2021.10.26 古畑任三郎
古畑任三郎 古畑任三郎の原型『やっぱり猫が好き殺人事件』あらすじと感想 この記事で紹介する『やっぱり猫が好き殺人事件』は、ドラマ『やっぱり猫が好き』の第一シーズン終了後に撮影された2時間ものであり、『犯人側の犯行から物語が進む倒叙形式』であります。三谷幸喜氏が後に手掛けた『古畑任三郎』の原点とも言える作品なんで... 2021.10.07 古畑任三郎
古畑任三郎 古畑任三郎 41話『フェアな殺人者』イチローが犯人回 当時現役野球選手のイチロー氏が犯人役で登場するエピソードである。脚本・三谷幸喜氏と、演出・河野圭太氏へのインタビューによると、犯人にするにあたり配慮をしたそうで、アメリカで成功した寿司職人にしようかとも考えてようである。 最終的には、向島巡... 2021.04.09 古畑任三郎
古畑任三郎 古畑任三郎 39話『すべて閣下の仕業』あらすじと感想 前作からおおよそ5年ぶりとなった本作品は、2時間枠のスペシャル回に相応しいストーリーである。犯人の職業も『日本特命全権大使』と、シリーズ中で最も地位のある役職であり、海外を舞台とした日本大使館で起こる殺人事件に繋げることができた。 データ ... 2020.12.09 古畑任三郎
古畑任三郎 古畑任三郎 36話『雲の中の死』追いつめられて 飛行機内という限定された舞台の事件である。この作品のもう一つの大きな特徴は、古畑任三郎がほぼ捜査に携わっていないことだ。西園寺くんが主体となって犯人を追い詰めていくことになる。また、異色なシーンと言えば、被害者の大胆なキスシーンであった。そ... 2020.12.01 古畑任三郎
古畑任三郎 古畑任三郎 34話『哀しき完全犯罪』ラストで一転する哀しさ 人間ドラマに重心があるエピソードである。古畑任三郎の中でも非常に哀しい話で、見終わった後に胸が痛くなる。最初は束縛される妻が冷血な夫に対しての犯行という目線で進んでいくのだが、ラストでこの価値観が一転する。 データ あらすじ+人物相関図 女... 2020.11.24 古畑任三郎
古畑任三郎 古畑任三郎 33話『絶対音感殺人事件』あらすじと解説 『絶対音感殺人事件』なんて1度聞いたら忘れられない、声に出して読みたい、非常にキャッチーなタイトルである。「絶対音感を持つ指揮者が殺人を起こす」というプロットのアイディアは前々からあったようで、24話『しばしの別れ』29話『忙しすぎる殺人者... 2020.11.20 古畑任三郎
古畑任三郎 古畑任三郎 30話『古畑、風邪をひく』灰色の村 村ぐるみでの事件の隠蔽である。ただ1人の被害者と接触した『今泉慎太郎』であったが、村人全員がそんな人物は知らないと口を揃えて証言するのだ。 果たして被害者である女性は存在したのか。もしかしたら存在しなかったのでは……。それでは自分が会った女... 2020.11.09 古畑任三郎
古畑任三郎 古畑任三郎 27話『黒岩博士の恐怖』腹黒い白衣 ゲストに「緒形拳」氏を迎えた事件である。遺体の肛門におみくじが入っているという猟奇的な事件である。一体何の目的でそのようなことをしたのか動機が一部伏せられた状態で進んでいくのだ。 また、当初は「志村けん」氏を犯人役として想定していたようだ。... 2020.03.28 古畑任三郎
古畑任三郎 古畑任三郎 22話『間違えられた男』間違われた男 落差が見事なエピソードだ。「雪山の山荘」+「糸による密室」と、本格ミステリーを思わせる舞台設定で第1の殺人を完了する。一体どうやって密室トリックに古畑任三郎は挑むのかと思いきや、犯人が帰宅する途中で、車がパンクしてからは急転直下でギャグパー... 2020.02.29 古畑任三郎