名探偵モンク シーズン2-15話『夫婦ごっこ』あらすじと感想

原題『mr.MONK Gets Married』(モンクが結婚)というタイトルです。125年間も発見されていない金をめぐるお話であり、金が隠されているとされる屋敷が現在は結婚セラピーとなっていることからモンクがシャローナと夫婦を装い捜査を始めます。

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あらすじ

骨董品店の経営者レイモンド・トリバーは、仕入れた古い机の引き出しから1枚の紙を見つける。それは、1849年に金脈を掘り当てたガリーという男が書いた日記の1枚であり、『金はどこか? 答えは日記の中だ』と、金の在りかを示す内容であった。

共同経営者ダルトン・パドロンはこの話を聞くと、金を独り占めするためにレイモンドを殺害したのである。その後、モンクのもとにディッシャー警部補から依頼が入る。母が若い男と結婚するので調査してほしいというのである。その男とはダルトンであった。

登場人物・キャスト

今回の犯人:ダルトン・パドロン
役者:ネストル・カーボネル

概要:『アーバン骨董品店』共同経営者の男性(37歳)。共同経営者のレイモンドから、ガリーが隠した600万ドルもの金についての話を聞き、これを独占するために犯行に及んだ。ガリーの屋敷は、現在は結婚セラピー『ウォーターフォード・クリニック』となっていることから、クリニックで金を探すためにディッシャー警部補の母親と結婚した。女性と共犯となるのを避けたのは分け前を渡す必要が生じるからであろう。


今回の被害者:レイモンド・トリバー
役者:マイケル・エンサイン

概要:『アーバン骨董品店』共同経営者の男性。19世紀のサテンウッドの机の中から一枚の紙を発見すると、ネットの情報などを探ることで、この紙は1849年に金脈を掘り当てたガリーの日記の一部であることを突き止める。さらに、ヒルサイト群にある彼が住んでいた屋敷の場所も調べ上げた超有能人物である。なお本人は、ガリーが隠した金の話などは真に受けてはおらず、嘘であろうと考えていたようだ。

まとめ

ガリーが密かに隠して125年間も発見されていない600万ドル(2004年1ドル=106円で9億6000万円)の金を探すエピソードなんですね。いったいどこに金が隠されているのかがメインでありますが、何と言っても舞台設定が魅力的な作品であります。

ガリーの屋敷が現在は結婚セラピーのクリニックになっているため、犯人はディッシャー警部補の母親マリアと結婚してクリニックに入りました。そのディッシャー警部補からの依頼で、母の様子を探るためにモンクもクリニックに入る必要があります。そのために、助手のシャローナと夫婦であると装いながら潜入捜査するんですね。2人はまったく波長を合わせずに夫婦として接するところが面白いです。途中で洞窟に入る場面があるのですが、非常にベタな展開ながらも大好きなのでした。

以上、名探偵モンク シーズン2-15話『夫婦ごっこ』でした。

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