名探偵モンク シーズン2-8話『密室殺人と美女軍団』あらすじと感想

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原題『mr.MONK MEETS the PLAYBOY』(モンクとプレイボーイの出会い)というタイトルです。犯人は一見すると軽薄な男ですが、巧妙かつ見事な密室殺人を行いました。モンクはどのように事件を解決するのでしょうか?

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あらすじ

 男性向け雑誌の編集長デクスター・ラーセンは、豪邸で毎日のようにモデルたちと豪遊していた。ある日、出版社の財務責任者エリオット・デスーザは、雑誌が赤字続きであることから廃刊することを伝える。

翌日、エリオットがマンションで日課のトレーニングをしていると、デクスターから電話が掛かってきた。「もう一度考え直さないか」、決断は覆らないことを伝えると、エリオットが持ち上げていたバーベルが首に落下して窒息死した。扉は内側から鍵が掛かっており現場は完全な密室であった。

登場人物・キャスト

今回の犯人:デクスター・ラーセン
役者:ゲイリー・コール

概要:男性向け雑誌『サファイア』の編集長である男性。豪邸でモデルたちと日々豪遊しているが、雑誌が赤字続きであったため廃刊を告げられる。そのため、現在の生活を維持するため犯行に及んだ。当初は電子工学雑誌『POPULAR CIRCUITRY』を手掛けていたがまったく売れなかったが、女性のヌード写真を載せることで大ヒットしたようだ。その後、誌名と内容を刷新し出版界に男性雑誌としての歴史を築いたそうである。


今回の被害者:エリオット・デスーザ
役者:マーク・ティムチシン

概要:ダーマン出版の最高財務責任者の男性。男性雑誌『サファイア』が赤字続きであり、デクスターの豪邸の管理費用もバカにならないことから廃刊を決断した。毎日夜は12時までに寝て、朝は7時に起きて35分間の筋トレに励む規則正しい生活を心掛けている。ルーデンという女性秘書がおり、エリオットとデクスターには確執があったことから、謀殺されたのではないかと思いモンクに捜査を依頼したようだ。

まとめ

完全な密室殺人で起きる事件です。犯行現場となるトレーニングルームには内側から鍵がかかっており、部屋に通じるエレベーターもロックされているのです。いったいどのようにバーベルを落下させることができたのかというトリックを解明していきます。

非常に狡猾な犯人であり、モンクの助手であるシャローナの過去の秘密を握っているのです。「バラされたくなければ捜査から身を引くように」と、シリーズ中で初めて脅しかけてくる人物でもあります。モンクさんもこれに応じずに捜査を続けるのかと思いきや、あっさりと脅しに屈しちゃうあたりが憎めません。可愛い。

シャローナは己の過去とどう向き合うのか、そういったドラマ面での精神的強さが素敵なエピソードでもありました。それにしても、殺人により廃刊を免れても、雑誌が赤字続きなのは変わりません。結局は廃刊になる運命なのかも知れませんね。

以上、名探偵モンク シーズン2-8話『密室殺人と美女軍団』でした。

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