はじめまして。というか実は『仮面の男』のラストについてごちゃごちゃ書き込ませていただいた者です。丁寧なレスありがとうございます!
他の記事も読ませていただいたら、面白くてためになる記事がいっぱいなので、通りすがりの匿名でなくペンネームを使わせていただこうと思いました。H君というのは子供の頃からのコロンボファンで、私にコロンボの面白さを教えてくれた人です。
私も実はコロンボで初めて倒叙型ミステリというものを知り、犯人の上をいくトリックを使って、鉄壁の守りのどこに穴を開けていくかという面白さにはまりました。よろしくお願いします。
コロンボの原題はことわざのもじりとか、二重の意味が隠されているとか、味わい深いものが多いと思います。この『別れのワイン』も座布団一枚!と叫びたくなる題です。原題は Any Old Port in a Storm ですが、Old を取った Any Port in a Storm は、「どんな(小さい、またはボロな)港でも嵐の際には(安全地帯)」つまり「急場しのぎ」「苦肉の策」という意味らしいです。そこに Old が入ると、英語国民は「ん? 慣用句とちょっと違うけど・・・嵐の際にはどんなに老朽化した港でも??」と思いながらドラマを見始めて、ラストに至って「港」の意味が変わって「嵐にあったらたとえどんな年代物のポートワインでも」・・・台無しになっちゃうっていう意味だったのか!しかも「苦肉の策」が招いた結果!と気づく仕掛けになっているようです。
≫コロンボの原題はことわざのもじりとか、二重の意味が隠されているとか、味わい深いものが多いと思います。
※【Any Old Port in a Storm Port】で(港/「ポート」ワイン)で二重に掛かり、うまくミスリードさせたタイトルなんですね。先に全編を日本語訳のタイトルで見ました。後になってから原題を調べると、お洒落だったりユーモラスなタイトルばかりで、日本語タイトルとは大胆に変えたものも多くびっくりとしました!
≫別れのワイン/Any Old Port in Stormは不朽の名作
犯人視点で進むからこそ、ワインへの情熱を感じ取りながら視聴者はストーリーを感じることができますよね。殺人を犯してまでも守りたかったワイナリー。「全生涯を通じて、わたしが真に愛したのはここだけだった」。ここのセリフも非常に心にきます。
はじめまして。というか実は『仮面の男』のラストについてごちゃごちゃ書き込ませていただいた者です。丁寧なレスありがとうございます!
他の記事も読ませていただいたら、面白くてためになる記事がいっぱいなので、通りすがりの匿名でなくペンネームを使わせていただこうと思いました。H君というのは子供の頃からのコロンボファンで、私にコロンボの面白さを教えてくれた人です。
私も実はコロンボで初めて倒叙型ミステリというものを知り、犯人の上をいくトリックを使って、鉄壁の守りのどこに穴を開けていくかという面白さにはまりました。よろしくお願いします。
コロンボの原題はことわざのもじりとか、二重の意味が隠されているとか、味わい深いものが多いと思います。この『別れのワイン』も座布団一枚!と叫びたくなる題です。原題は Any Old Port in a Storm ですが、Old を取った Any Port in a Storm は、「どんな(小さい、またはボロな)港でも嵐の際には(安全地帯)」つまり「急場しのぎ」「苦肉の策」という意味らしいです。そこに Old が入ると、英語国民は「ん? 慣用句とちょっと違うけど・・・嵐の際にはどんなに老朽化した港でも??」と思いながらドラマを見始めて、ラストに至って「港」の意味が変わって「嵐にあったらたとえどんな年代物のポートワインでも」・・・台無しになっちゃうっていう意味だったのか!しかも「苦肉の策」が招いた結果!と気づく仕掛けになっているようです。
≫私も実はコロンボで初めて倒叙型ミステリというものを知り、犯人の上をいくトリックを使って、鉄壁の守りのどこに穴を開けていくかという面白さにはまりました。
※Hさんと共に長年のファンなのですね!私は2017年のBSで再放送していた、『5時30分の目撃者』『ビデオテープの証言』で刑事コロンボを初めて見まして、その面白さにのめり込みました。まとめブログのようなものを立ち上げましたが、まだまだニワカファンの勉強中です。記事も加筆修正していきます。
≫コロンボの原題はことわざのもじりとか、二重の意味が隠されているとか、味わい深いものが多いと思います。
※【Any Old Port in a Storm Port】で(港/「ポート」ワイン)で二重に掛かり、うまくミスリードさせたタイトルなんですね。先に全編を日本語訳のタイトルで見ました。後になってから原題を調べると、お洒落だったりユーモラスなタイトルばかりで、日本語タイトルとは大胆に変えたものも多くびっくりとしました!
初めましてm(__)m
金ちゃん!と申します。
いつも拝見させて頂いております。
BSPで再放送が始まったので、毎週貴殿の記事を読みながら見ております。
やはり、別れのワイン/Any Old Port in Stormは不朽の名作だと思います。
「よく勉強されましたな」に対して「最高の褒め言葉です」と返すエンディングは
泣きそうになります。
一点だけ「あらすじ」の記述でミスタイプを発見してしまったので、コメントさせて頂きます。
舞台はワイナリーがあるカリフォルニアなので、「帰国すると」ではなく「帰宅すると」が
正しいと思います。
揚げ足をとったようで申し訳ありませんが、気になって仕方なかったので
コメントさせて頂きました。
では失礼します。
金ちゃん!様
コメントありがとうございます!
≫別れのワイン/Any Old Port in Stormは不朽の名作
犯人視点で進むからこそ、ワインへの情熱を感じ取りながら視聴者はストーリーを感じることができますよね。殺人を犯してまでも守りたかったワイナリー。「全生涯を通じて、わたしが真に愛したのはここだけだった」。ここのセリフも非常に心にきます。
≫舞台はワイナリーがあるカリフォルニアなので、「帰国すると」ではなく「帰宅すると」が正しいと思います。
ご指摘ありがとうございます!確かに不適切な表現でした。前後の文章等を変更して『滞在後、空港からワイナリーに戻ると』にしてみました。
お手数をおかけしました。
初めまして。
「別れのワイン」を先日観ながら思ったのですが、犯人が貯蔵庫のスィッチを切るのは
良いのですが、コロンボの調べでは40度近い暑い日がワインを駄目にしたのであれば
遺体の腐乱の度合いも半端ではないのではないでしょうか?
コロンボの登場以前に腐臭で犯行の隠しようが無い様に思うのは私だけですかね?
コロンボ観てると突っ込みどころが結構多く「それを言っちゃ終しまいよ」なのは承知なのですが・・・失礼しました。
スリランカ様
コメントありがとうございます!
≫遺体の腐乱の度合いも半端ではない
その点、コロンボ研究の第一人者「町田暁雄」さんも考察を交えて言及されていました。
『1週間経った上にトンデモなく暑い日があったわけですから、死体はかなり腐敗していて、ウエットスーツを着せられるような状態ではなかったのでは?』(2020年8月9日 Twitterから参照)4ツイート続けて綴られています。
≫コロンボ観てると突っ込みどころが結構多く
トリックや展開などご都合主義なことが結構ありますよね。リアリティーを突き詰めてしまうのもアレですけど。