倒叙形式

刑事コロンボ

刑事コロンボ 29話『歌声の消えた海』汽船という密室が事件現場

【VS.中古車ディーラー】推理小説や探偵の舞台と言えば、「逃げ場のない孤島」「雪山のロッジ」「古い風習の残る村」、そして「豪華客船」ではないでしょうか!?  今回のエピソードは実在する船『サン・プリンセス号』のメキシコクルーズに、スタッフや...
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刑事コロンボ 28話『祝砲の挽歌』犯人の信念とラストの余韻が美しい

【VS.陸軍幼年学校校長】古畑任三郎の脚本家:三谷幸喜さんの1番好きなエピソードです。学校という閉鎖的な舞台のなかで進み、98分間と長編エピソードに属してますが、無駄がありません。 犯人役にはパトリック・マクグーハンで、コロンボ史上最多の4...
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刑事コロンボ 27話『逆転の構図』写真家のプライドで大失態

【VS.写真家】おおよそ抜かりのない完全犯罪です。コロンボ以外の刑事も登場しますが、口をそろえて利用され殺害された人物が犯人と決めつけてしまいます。コロンボ警部以外では犯人を逮捕できなかったでしょう。 犯人は写真家ポール・ガレスコ。悪妻であ...
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刑事コロンボ 26話『自縛の紐』理詰めの決め手

【VS.健康クラブオーナー】コロンボ警部を怒らせた犯人の登場です。コロンボ警部を怒らせたエピソードと言えば、早く解決をしなければ被害者が増えてしまう『溶ける糸』がありました。この犯人もまた、夫人が精神的に追い詰められ死にそうになる。 「他者...
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刑事コロンボ 25話『権力の墓穴』コロンボの上司が犯人として登場

【VS.市警察本部次長】コロンボの直属の上司にあたる人物が犯人として登場します。脚本家はピーター・S・フィッシャーであり、制作総指揮をするローランド・キビ―&ディーン・ハーグローヴが「コロンボの上司が犯人だったら?」という、お題の提示によっ...
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刑事コロンボ 24話『白鳥の歌』カントリーミュージック界の大御所が犯人として登場

【VS.ミュージシャン】犯人視点から進む『倒叙形式』で面白いのが、大物を起用できるということです。通常の推理ミステリーだと、有名人が登場すると、その人が犯人である可能性が高いです。それを避けるためパッとでの人物を犯人にされたら「誰だお前」状...
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刑事コロンボ 23話『愛情の計算』近未来を思わせるSF的舞台! 殺害方法はアナログです

【VS.シンクタンク所長】コロンボのエピソードでもひときわ異彩を放っている作品なんですね。なんとロボットが登場して、犯人はそれを殺人に利用をするのです! この放送年代あたりだと、他作品でも何かとロボットが登場することがあるようで、コロンボに...
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刑事コロンボ 22話『第三の終章』複雑に入り組んだ殺人計画を演出でカバー

【VS.出版社社長】メインとしている人物を共犯者が殺害。その間に自身の鉄壁のアリバイを作り上げる。そのうえで邪魔になった共犯者を葬り罪を擦り付ける。おおよそ抜かりのない殺人計画になっています。 後のコロンボを支える「ピーター・S・フィッシャ...
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刑事コロンボ 21話『意識の下の映像』サブリミナル効果を駆使した斬新なトリック

【VS.心理学者】なぜ犯人は狙って被害者を部屋から出すことができたのか? このトリックが斬新です。犯人は心理学の権威でもあり、人間の意識調査を研究するプロフェッショナルだけあります。 犯人役としては、3回目のロバート・カルプさんの登場です。...
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刑事コロンボ 20話『野望の果て』慌ただしい選挙戦中の殺人

【VS.上院議員候補者】第3シーズンに入り、ドラマ性の高いエピソードが2話続きました。今作は犯人と刑事による対決が重点が傾いております。何といってもコロンボ警部が犯人を追い詰める手数の多さが魅力的! 脚本家が5人体制であり、各々のアイディア...
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