男性犯人

古畑任三郎

古畑任三郎 最新作『殺意の湯煙』あらすじと感想

あの刑事が再び小説となって帰ってきました。前作『一瞬の過ち』をご覧になったファンや私も楽しみにしていた新聞での連載第2作目です。 今年も書いてみました。小説版「古畑任三郎」。何度もネットのニュースになりましたが、田村正和さん抜きでドラマの新...
古畑任三郎

古畑任三郎の原型『やっぱり猫が好き殺人事件』あらすじと感想

この記事で紹介する『やっぱり猫が好き殺人事件』は、ドラマ『やっぱり猫が好き』の第一シーズン終了後に撮影された2時間ものであり、『犯人側の犯行から物語が進む倒叙形式』であります。三谷幸喜氏が後に手掛けた『古畑任三郎』の原点とも言える作品なんで...
実験刑事トトリ

実験刑事トトリ シーズン1-5話『二人の絆〜実験刑事が最後に見たもの』あらすじと感想

実験刑事トトリ第1シーズンの最終回になります。犯人役には『竜雷太』氏を迎え、足を骨折したことを利用して、歩けないフリをすることで周囲を欺き続けた彼は、会社を乗っ取った腹心の部下を殺害します。 データ 脚本:西田征史 製作統括:谷口卓敬 制作...
実験刑事トトリ

実験刑事トトリ シーズン1-4話『僕が傑作を書く時』あらすじと感想

複雑な犯行計画に加え、先が見えない展開による隠された動機探しが魅力的なエピソードです。人間ドラマといいましょうか、徐々に分かってくる犯人の身勝手さと冷酷な行動に呆れ、最後には哀れにも見えてしまう悲しい結末が訪れる。そんなお話。 データ 脚本...
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実験刑事トトリ シーズン1-3話『偽りのメロディー』あらすじと感想

女性犯人が2回続きましたがここで男性犯人が初登場します。遊び相手だった女性に別れを告げ、本命と婚約することを伝えたら「人生をめちゃくちゃにしてやる!」と言われてしまうんですね。 これから先の輝かしい未来のために犯行を決意するのはピアニスト・...
古畑任三郎

古畑任三郎 44話『一瞬の過ち』あの刑事が文章で復活

フジテレビで1994年~2006年まで続いた刑事ドラマ『古畑任三郎』が、朝日新聞のコラム『三谷幸喜のありふれた生活』で短編小説として特別に復活をした。 タイトルは「一瞬の過ち」。全4回にわたり連載され、「事件編」、「対決編」が2回、「解決編...
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古畑任三郎 ファイナル第2弾(#41)『フェアな殺人者』イチローが犯人回

当時現役野球選手のイチロー氏が犯人役で登場するエピソードです。脚本・三谷幸喜氏と、演出・河野圭太氏へのインタビューによると、犯人にするにあたり配慮をしたそうで、アメリカで成功した寿司職人にしようかとも考えていたそうです。 最終的には、向島巡...
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古畑任三郎 ファイナル第1弾(#40)『今、甦る死』シリーズ屈指の知能犯

横溝正史作品で『金田一耕助』を演じていた石坂浩二氏をゲストに迎えています。村に伝わる唄になぞらえて名家が不審な死を遂げるのです。推理小説のようなトリックなど、金田一耕助を意識した設定は物語の期待感が高まる始まり方でした。finalシーズン第...
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古畑任三郎 第5回スペシャル(#39)『すべて閣下の仕業』あらすじと感想

前作からおおよそ5年ぶりとなった本作品は、2時間枠のスペシャル回に相応しいストーリーになっています。犯人の職業も『日本特命全権大使』と、シリーズ中で最も地位のある役職であり、海外を舞台とした日本大使館で起こる殺人事件に繋げることができました...
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古畑任三郎 第3シリーズ10話&11話(最終回)『最後の事件・前編/後編(最も危険なゲーム)』

45分枠での古畑任三郎の最終回です。1つの事件を2週に分けて放送しており、実質的には90分のスペシャルと考えても良いのではないでしょうか。1話完結型で展開してきた型を破り、そのうえで殺人犯ではなく犯罪組織と対決をする異例なシチュエーションで...
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