古畑任三郎

古畑任三郎 第1シリーズ5話『汚れた王将』ヘボ将棋 王より飛車を可愛がる

名探偵コナンでは巻末に『名探偵図鑑』と題して、古今東西の探偵や刑事を紹介するミニコーナーがあります。名探偵コナン23巻では『古畑任三郎』が取り上げられ、作者・青山剛昌氏が好きなエピソードとして、本作品『汚れた王将』を挙げられています。データ...
古畑任三郎

古畑任三郎 第1シリーズ4話『殺しのファックス』狂言誘拐偽装殺人

狂言誘拐事件を主軸に置いたトリックであり、ノンストップで進行する物語のテンポの良さと緊迫感、ギャグ描写との塩梅も素晴らしい名作エピソードである。何といっても犯人を演じた笑福亭鶴瓶氏のラストの顔芸は後にも後にも先にもない見どころな演出だ。デー...
古畑任三郎

古畑任三郎 第1シーズン3話『笑える死体』正当防衛を主張します

精神科医が患者の性格を犯行計画に利用します。第1話「死者からの伝言」と同じく、女性犯人による復讐劇になるのですが、古手川祐子が演じる強い女性というキャラクターが古畑との対決感を生んでいます。また、後にも先にもないのが『古畑任三郎が喫煙者』と...
古畑任三郎

古畑任三郎 第1シーズン2話『動く死体』よ、中村屋!

歌舞伎俳優が犯人であり、楽屋と劇場内が舞台となる事件であります。犯人役は堺正章さんであり、ミスター隠し芸の面目躍如の活躍で歌舞伎のシーンを見事に演じきっているのが素晴らしいです。古畑との丁々発止のやりとり、やや演技ががった台詞や動作などは思...
古畑任三郎

古畑任三郎 第1シーズン1話『死者からの伝言』招かれざる客

記念すべき第1作目にあたる作品です。作中にBGMはほぼなく、ラストシーンに少し流れる程度になっています。音は「雨」と「雷」だけで、さらに洋館という舞台だけで繰り広げられる会話劇は、舞台劇作家・三谷幸喜氏の脚本が冴えるエピソードと言えるでしょ...
アニメ/ゲーム

『刑事おじゃるンボ』質の高いパロディ

【VS.子鬼トリオ】NHKのEテレで放送された、「おじゃる丸」第9シーズン28話(748話)のエピソードになります。こちらは、タイトルからご察しがついた方がおりますでしょうか?過去、同じくNHKが放送をしていた「刑事コロンボ」のパロディにな...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 作品一覧(全69エピソード)【あらすじ】

1968年~2003年まで放送された、刑事コロンボのエピソード69作品の一覧になります。45話までを『旧コロンボ』45話以降は『新コロンボ』と、ファンの間では分けられております。ここでは、邦題と原題を記載し、原題に関しては日本語訳も表記して...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 69話『殺意のナイトクラブ』虚飾のオープニングナイト

これで見納めな最終話である。ラストの事件は男女共犯によるもので、36年前に放送された、記念すべき第1作『殺人処方箋』も男女の共犯であったと振り返る。どちらも女性は女優業だ。シリーズ有終の美を飾る演出は、いつもの刑事コロンボとは異なる雰囲気が...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 68話『奪われた旋律』コンサート中に遠隔殺人

すでに音楽の才能が枯れ果てた作曲家が、ゴーストライターの弟子が書いた曲を自身の名前で公表する。このことを、弟子が暴露すると話したために起こる殺人事件である。音楽のゴーストライターで思い出すのは、2014年に起きた『佐村河内 守』氏の事件であ...
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刑事コロンボ 67話『復讐を抱いて眠れ』究極の死体なき殺人

派手な演出、ドロドロとした人間関係。そんな展開が多い新刑事コロンボシリーズだが、ここにきて再び『パトリック・マクグーハン』が犯人として再登場する。さらに、彼は監督も務め、旧コロンボシリーズのような『刑事VS犯人』というスタンダードな倒叙形式...
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