女性犯人

実験刑事トトリ

実験刑事トトリ 第2話『女はドレスに罪を隠す』あらすじと感想

「鮮やかさは人を惹きつけ、色はアイデンティティを明確にする」 『ジョルジオ・アルマーニ 帝王の美学』124pより引用 華やかなファッション業界で起こる殺人事件になります。見た目のインパクトがある、『ピタゴラスイッチ』を用いたトリックはNHK...
実験刑事トトリ

実験刑事トトリ 第1話『完全犯罪のレシピ』あらすじと感想

NHKで2012年11月3日〜12月1日に全5回放送された、実験刑事トトリの記念すべき1回目にあたる作品です。「古畑任三郎」や「刑事コロンボ」のように犯人と犯行が分かった状態で進む倒叙形式になります。 主人公は、動物生態学の学者だった経歴が...
古畑任三郎

古畑任三郎 42話『ラスト・ダンス』シリーズ最終回

古畑任三郎ファイナルシーズンのトリを飾るのは『松嶋菜々子』氏である。双子の脚本家として一人二役を演じきっているのだ。 演出を担当した河野圭太さんのインタビューによると、定点観測カメラを用いて重ね撮りをしたそうで、撮影に大変苦労したとのこと。...
古畑任三郎

古畑任三郎 34話『哀しき完全犯罪』ラストで一転する哀しさ

人間ドラマに重心があるエピソードである。古畑任三郎の中でも非常に哀しい話で、見終わった後に胸が痛くなる。最初は束縛される妻が冷血な夫に対しての犯行という目線で進んでいくのだが、ラストでこの価値観が一転する。 データ あらすじ+人物相関図 女...
古畑任三郎

古畑任三郎 31話『アリバイの死角』古畑、歯医者へ行く

トリックと推理パートが惜しいエピソードである。歯科医師による事件なのだが、アリバイ作りのため、古畑任三郎の治療を助手に入れ替わらせる。 さすがに「痛かったら手を挙げてくださーい」「終わったので水でうがいをお願いします」ぐらいの会話があるはず...
古畑任三郎

古畑任三郎 24話『しばしのお別れ』あらすじと解説

トリック当てがメインのスペシャル回である。非常に演出が丁寧に描かれた過ぎており、視聴者が肝心の『トリック』に勘づきやすいかも知れない。 今泉慎太郎とのやりとりで、事件解決のヒントを掴むシーンがあるのだが、古畑の観察眼ならば序盤に気付くことも...
古畑任三郎

古畑任三郎 23話『ニューヨークでの出来事』安楽椅子探偵

シーズン2の最終話である。舞台はニューヨークであるが、物語は夜行バスの車内で繰り広げられる。事件も「鈴木保奈美」氏が演じるのり子・ケンドールの口から語られる会話劇となっている。エンドロールでは、朝靄の中に『世界貿易センタービル』が映し出され...
古畑任三郎

古畑任三郎 18話『偽善の報酬』凶器を探せ

凶器探しがメインプロット作品である。「絵沢萠子」氏と「加藤治子」氏の口喧嘩から始まる。犯人のチャーミングで意地悪な演技が見事である。なんといってもタイトルがカッコいいではないか。『偽善の報酬』なんて洒落ている。 データ あらすじ+人物相関図...
古畑任三郎

古畑任三郎 15話『笑わない女』がんじがらめの殺人

宗教が母体となっている学園内で起きる事件である。犯人・宇佐美ヨリエは学園内にある厳しい戒律を遵守する人物として描かれており、この幾つもある戒律を破らないようにしながら計画を進めていくのだ。最もサイコパスな動機の犯人でもある。 データ あらす...
古畑任三郎

古畑任三郎 11話『さよなら、DJ』あらすじと解説

深夜ラジオの生放送中に起きる事件である。桃井かおり氏が演じるどこか気だるい雰囲気の犯人であるが、犯行計画のためにラジオ局内を全力疾走するのが見どころである。古畑の部下・今泉も全力疾走する羽目になるのが面白い。後に度々話がでる『赤い洗面器の男...