男性犯人

古畑任三郎

古畑任三郎 第1シリーズ4話『殺しのファックス』狂言誘拐偽装殺人

狂言誘拐事件を主軸に置いたトリックであり、ノンストップで進行する物語のテンポの良さと緊迫感、ギャグ描写との塩梅も素晴らしい名作エピソードである。何といっても犯人を演じた笑福亭鶴瓶氏のラストの顔芸は後にも後にも先にもない見どころな演出だ。デー...
古畑任三郎

古畑任三郎 第1シーズン2話『動く死体』よ、中村屋!

歌舞伎俳優が犯人であり、楽屋と劇場内が舞台となる事件であります。犯人役は堺正章さんであり、ミスター隠し芸の面目躍如の活躍で歌舞伎のシーンを見事に演じきっているのが素晴らしいです。古畑との丁々発止のやりとり、やや演技ががった台詞や動作などは思...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 68話『奪われた旋律』コンサート中に遠隔殺人

すでに音楽の才能が枯れ果てた作曲家が、ゴーストライターの弟子が書いた曲を自身の名前で公表する。このことを、弟子が暴露すると話したために起こる殺人事件である。音楽のゴーストライターで思い出すのは、2014年に起きた『佐村河内 守』氏の事件であ...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 67話『復讐を抱いて眠れ』究極の死体なき殺人

派手な演出、ドロドロとした人間関係。そんな展開が多い新刑事コロンボシリーズだが、ここにきて再び『パトリック・マクグーハン』が犯人として再登場する。さらに、彼は監督も務め、旧コロンボシリーズのような『刑事VS犯人』というスタンダードな倒叙形式...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 65話『奇妙な助っ人』あらすじと感想

【VS.牧場主】2重殺人でもう一方の被害者に罪を擦り付けるエピソードです。犯人グレアム・マクヴェイ氏は、刑事コロンボの犯人の中でもかなりの巨漢な男性です。話の中で、彼は2度変装をするのですが、その巨漢も相まってかなり印象に残ります。データ脚...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 63話『4時02分の銃声』可愛い子には旅をさせよ

【VS.ラジオパーソナリティー】38話「ルーサン警部の犯罪」の犯人を演じた、ウィリアム・シャトナー氏が再び登場です!前回のエピソードでは、芝居用の化粧品が現場に残っていたことでコロンボ警部に犯人だと疑われてしまいました。しかし、今回のエピソ...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 60話『初夜に消えた花嫁』破られた形式

【VS.????】精神異常者、変態性欲者等の起こす事件。いわゆる、サイコ・サスペンスになっています。『刑事コロンボ完全捜査ブック』によると、エド・マクベインの≪87分署≫シリーズの1作『命果てるまで』が原作で、それを映像化したエピソードにな...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 57話『犯罪警報』ユーモアのある原題

【VS.番組司会者】原題『Caution : Murder Can be Hazardous to Your Health』➡『殺人はあなたの健康に危険を及ぼす可能性があります』という、日本語訳になります。今回の殺人事件は、タバコを用いた殺...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 54話『華麗なる罠』歯科医師が仕組んだ巧妙なトリック

【VS.歯科医】なるべくお世話になりたくないのが、病院ではないでしょうか?独特な匂いや、暖房によって一定の温度に保たれた微妙な暖かさ。待ち時間の長さ……。挙げるときりがありません。特に歯医者となると、「また来てくださいね」と勝手に次回予約さ...
刑事コロンボ

刑事コロンボ 52話『完全犯罪の誤算』旧シリーズテイストの1本

【VS.弁護士】パトリック・マクグーハンが犯人と監督を務める、旧シリーズのような感覚で見られる正統派の倒叙作品です。マクグーハンは、「祝砲の挽歌」「仮面の男」の犯人役の方です。新シリーズでは犯人側のドラマが展開されるエピソードが多いのですが...
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