刑事コロンボマニアの3人が週刊現代で語る。

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2019年4月15日に発売された『週刊現代』で『熱討スタジアム』の今週のテーマは、刑事コロンボでした。鼎談(ていだん:3人で語ること)のお相手は、コロンボを語るうえでは外せない方々になっておりました。

ただ、表紙のタイトルには語弊があります。『三谷幸喜『刑事コロンボ』を語り尽くす』というタイトルなのです。記事の内容は3人での鼎談です。三谷氏が1人で語り尽くすわけではありません。

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鼎談の御三方について

脚本家:三谷幸喜氏=『古畑任三郎』の生みの親!舞台作家、映画脚本を多数

推理作家:大倉崇裕氏=倒叙ミステリー小説『福家警部補』や『名探偵コナン』の映画脚本、アニメ脚本などなど多数。テレビドラマ化された小説も多い。

コロンボ研究の第一人者:町田暁雄氏=刑事コロンボに関する書籍はほぼ監修/編集!

データ

データ:詳しく見る
タイトル:週刊現代 2019年4/27日・5月4日合併号

発行人:鈴木崇之

発行所:講談社

発刊日:2019年4月15日

ページ数:174P+グラビアページ
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外観

三谷幸喜『刑事コロンボ』を語り尽くす

142P~145P(4ページ)

新シリーズが残念過ぎて… 町田暁雄氏
倒叙とコロンボの解説。三谷氏、大倉氏の説明。
三谷幸喜氏
新シリーズがまったく残念としか言えなかった。そのため、自分なりの『コロンボ』を書いたのが『古畑』である。
大倉崇裕氏
『コロンボ』も『古畑』も終わり、満足のできる倒叙作品がなくなってしまった。ならば、自分で小説を書こう。
もともとは演劇作品だった 町田暁雄氏
コロンボの始まり、捜査方法について。
三谷幸喜氏
吹き替えの見事さ。初めて見たコロンボのエピソードについて。他の刑事、探偵とは違う魅力とは?
大倉祟裕氏
コロンボのオマージュ、好きな作品について。
謎解きと人間ドラマの両立 町田暁雄氏
配役について。コロンボがなぜ成功したか?
三谷幸喜氏
倒叙は人間ドラマが成立しやすい形式である。
『古畑』を田村正和さんにお願いした経緯について。
大倉祟裕氏
対決シーンの魅力。
『コロンボ』通が選ぶ「この名作」 町田暁雄氏
5時30分の目撃者」「魔術師の幻想」「祝砲の挽歌
三谷幸喜氏
指輪の爪あと」「ビデオテープの証言」「祝砲の挽歌」
大倉祟裕氏
仮面の男」「策謀の結末」「殺しの序曲

泣く泣くカットされた文章

町田暁雄氏によると、講談社の編集担当の方も刑事コロンボがお好きだったようで、マニアックな会話になったそうです。しかし、編集部的にはベーシックに抑えなければならず、構成に悩まされたようです。

また、大倉崇裕氏によると、鼎談は2時間くらいやったそうです。やはり、掲載されているのは、ごくごく一部とのことでした。

カットされた文章に関しては、三谷幸喜氏「殺人を未然に防ごうとする話」大倉崇裕氏「いつから気づいていたんだ?」への究極の回答。後継作品として『コロンボ』を超える部分を、工夫し、生み出している、という話が泣く泣くカットされたようです。是非とも、全文を読んでみたい!

今回の鼎談とは別になりますが、個別にインタビューされた文章については、「刑事コロンボ読本」にも記載されております。こちらも合わせて読んでみると面白いです。

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まとめ

合計4Pと非常にコンパクト……。もとい、もっと読みたかったです。『古畑任三郎』は初めてみた倒叙作品であり、当時は犯人視点からはじめる形式のことを倒叙ということすら知りませんでした。古畑から数10年後、元ネタと噂の『刑事コロンボ』の再放送を見たことで、一気に倒叙の魅力に憑りつかれました。

福家警部補』についても、倒叙小説を見るきっかけになった1冊です。小説ならではの犯人の心理描写、文章で描かれるトリックなどは脱帽です。映像では、犯人の心理描写までセリフがありませんからね。

『和製コロンボ』の古畑任三郎、『女性コロンボ』の福家警部補……。倒叙と言えば『コロンボ』で言い表せるのは、すばらしいご功績だと感じております。2019年で刑事コロンボは50年を迎えました。今なお愛される作品だと改めて思いました。

以上、「週刊現代」のコロンボに関する記事でした。