倒叙形式

古畑任三郎

古畑任三郎 ファイナル第2弾(#41)『フェアな殺人者』イチローが犯人回

当時現役野球選手のイチロー氏が犯人役で登場するエピソードです。脚本・三谷幸喜氏と、演出・河野圭太氏へのインタビューによると、犯人にするにあたり配慮をしたそうで、アメリカで成功した寿司職人にしようかとも考えていたそうです。 最終的には、向島巡...
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古畑任三郎 ファイナル第1弾(#40)『今、甦る死』シリーズ屈指の知能犯

横溝正史作品で『金田一耕助』を演じていた石坂浩二氏をゲストに迎えています。村に伝わる唄になぞらえて名家が不審な死を遂げるのです。推理小説のようなトリックなど、金田一耕助を意識した設定は物語の期待感が高まる始まり方でした。finalシーズン第...
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古畑任三郎 第3シーズン9話(#36)『雲の中の死(追いつめられて)』あらすじと感想

第36回|あらすじ:西洋美術研究家・臺修三(玉置浩二)は、不倫相手の女性・市川由美子(川合千春)と飛行機内のトイレで密会中、乱気流で機体が揺れたことで彼女は壁に頭を打ちつけ死んでしまう。誰かに話せば、妻に不倫していたことがバレてしまうため、その場を立ち去ろうとするが少年に目撃されてしまう。
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古畑任三郎 第3シーズン8話(#35)『完全すぎた殺人(頭でっかちの殺人)』あらすじと感想

第35回|化学研究員・堀井岳(福山雅治)は、事故により車椅子生活を余儀なくされていた。それを機に恋人・片桐恵(戸田菜穂)が自分から離れて、同僚の等々力(板尾創路)と婚約することを知ると双方に復讐を計画する。それは犯行現場に一歩も立ち入ることのない完璧な遠隔殺人であった。
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古畑任三郎 第3シリーズ7話(#34)『哀しき完全犯罪』ラストで一転する哀しさ

人間ドラマに重心があるエピソードです。古畑任三郎の中でも非常に哀しい話で、見終わった後に胸が痛くなります。最初は束縛される妻が冷血な夫に対しての犯行という目線で進んでいくのですが、ラストでこの価値観が一転します。 データ 脚本:三谷幸喜監督...
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古畑任三郎 第3シリーズ6話(#33)『絶対音感殺人事件』あらすじと解説

『絶対音感殺人事件』なんて1度聞いたら忘れられない、声に出して読みたい、非常にキャッチーなタイトルです。「絶対音感を持つ指揮者が殺人を起こす」というプロットのアイディアは前々からあったようで、#24『しばしの別れ』や#29『忙しすぎる殺人者...
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古畑任三郎 第3シリーズ4話(#31)『アリバイの死角(古畑、歯医者へ行く)』感想とあらすじ

トリックと推理パートが惜しいエピソードです。歯科医師による事件なのですが、アリバイ作りのため、古畑任三郎の治療を助手と入れ替わらせるのです。さすがに、「痛かったら手を挙げてくださーい」「終わったので水でうがいをお願いします」ぐらいの会話があ...
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古畑任三郎 第3シリーズ3話(#30)『古畑、風邪をひく(灰色の村)』感想とあらすじ

村ぐるみでの事件の隠蔽です。ただ1人の被害者と接触した『今泉慎太郎』ですが、村人全員がそんな人物(被害者)は知らないと口を揃えて証言します。 果たして被害者である女性は存在したのか。もしかしたら存在しなかったのでは……。それでは自分が会った...
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古畑任三郎 第3シリーズ2話(#29)『忙しすぎる殺人者(その男、多忙につき)』感想とあらすじ

多忙を極める犯人役を演じる「真田広之」氏のスタイリッシュな演技を堪能できるエピソードです。携帯で仕事の打ち合わせをしながら躊躇せずにサイレンサー銃で始末する場面は恐ろしい。 冒頭で不倫会見に臨む被害者がスペイン語で弁明するシーンがあるのです...
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古畑任三郎 第3シリーズ1話(#28)『若旦那の犯罪』落語が舞台の殺人事件

第3シーズンの開幕エピソードで、新キャラ・西園寺くんが正式加入しました。第2シーズンで登場する芳賀刑事のように丁度良い塩梅のシーン数ではなく、古畑警部補に代わりガッツリと事件の解説を行うことも多くあり、今泉くん出番が徐々に減ってきてしまうな...
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